昨日の続きです。
そろそろ昼時、お腹も空いて来ました。
夏はやっぱり、牛丼とか、カレーとかが食べたくなるのです。夏だから、暑いからと云って“さっぱりしたものがァ”何てことは、生まれてこの方、60年、一度もありません。
牛丼とカレーと云えば、これはもう“すき家”です。ありそうな通りをウロキョロしていると、やっぱり、こんなところにありました。
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スカイツリーの傍なのに、昼時なのに、通りを人がそれなりに行き交っているのに、女性店員もそれなりに若くて、可愛くて、愛想いいのに、何故か店内に先客は2名のみ、どうして・・・・・・。
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静かな店内で、メニューを眺めていたら、ハンバーグが眼に入ったのです。ここは奮発して、カレーにハンバーグをトッピングして、“味噌汁サラダセット”も注文しました。
カレーは“お母さんのカレー”で、それはそれで懐かしい家庭の味でした。しかし、ハンバーグの方は、お母さんの味でもなく、滅多に味わうことのできない、慣れない手付きで作った“お父さんの味”でした。100円ハンバーグですから致し方ありません。
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お母さんカレーを食べ、お父さんバークをそれなりに味わった後は、通りを行き交う、人の流れ、車の流れを、ゆったり眺めつつ、コップの水を啜りつつ、しばしの休憩です。
久しぶりの東京を、久しぶりに歩いたせいか、足裏に多少の痛み感じ、帰りは何処の駅まで歩こうか考えたりして・・・・・・・。帰りは、いつも、身体の疲れからか、ちょっこし寂しい気分になるのです。
休憩を終え、支払いを終え、通りに出ます。先ずは、足の様子を見て、東武伊勢崎線沿いに歩くことにしました。調子が良ければ北千住駅まで、悪ければ来たときと同じ東向島駅とボンヤリ決めて歩き出したのです。
コースは来た道を避けて、今まで通ったことのない道を選んで歩いたのですが、曳舟の先辺りから雨がぱらつき始め、傘を買い求めようか?、どうしようか?と迷いつつ、歩いていたのです。
雨の様子は、まあ、これくらいなら傘はいいか程度で変化がなさそうだったのですが、足の方の様子が、ちょっとでしたので、東向島を目指すことに決めました。
足の調子が良ければ、街の様子を眺めつつ、いろいろ想いを馳せるのですが、足裏の痛みに意識が向かってしまい、ただひひたすら歩くのみとなってしまいました。
こんなことは、以前、マメの膨らんだ足で、赤羽から亀有に向かって歩いた時以来です。まあ、今回は足裏の筋の痛みでマメほど辛くはありません。
そんな、こんなで、東向島駅に到着。足裏に意識が向かっているそんな頭で、ふと眼にした看板を見て“アレッ!何か、ちょっと変!”と思ったのです。
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何か、以前とデザインが変わったようなのです。
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家に帰って以前の写真と見比べたら、作り換えてあったのです。変!と思ったのは“旧玉ノ井”の文字が微妙に小さくなっていたからです。やはり、ここ東向島は“(旧玉ノ井)”に物語りを感じていたので、そんな想いがちょっとした変化を気付かせたのでしょう。
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そんな、こんなで、疲れた身体に心地よい冷房のきいた車内、流れていく景色をボンヤリと眺める、午後の東武伊勢崎線です、もう、何とも、この、寂しさ感、都会の片隅感がとても良いのです。
鐘淵駅です。ここも寂しい駅です。隅田川と荒川と小さな運河に囲まれ、広い空き地の先に灰色街、灰色の工場が・・・・・・そんなイメージを抱く街。
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この中学は、もしかして、たぶん、夜間中学が“ある”と云うか、以前は“あった”と云うか・・・・・・、と思います。
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堀切駅、
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牛田駅、
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もう、あのモノクロの“東京物語”の世界です。
映画の頃とあまり変わらない東武伊勢崎線の車窓風景、何て、思いに耽っていたら、この風景に
眼を冷ましたのです。
何じゃこりゃ! 過去から、現在を飛び超え、未来が出現。いつ、こんなところに、こんな大学ができたのか? 知らなかったです。“東京未来大学”一瞬、冗談だと思いました。すごい名前です。
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東武伊勢崎線の風景も、すこしづつ変わっているようです。
これで、7月13日からの、途切れ途切れの、スカイツリー・シリーズを終わります。
それでは、また来週。
そろそろ昼時、お腹も空いて来ました。
夏はやっぱり、牛丼とか、カレーとかが食べたくなるのです。夏だから、暑いからと云って“さっぱりしたものがァ”何てことは、生まれてこの方、60年、一度もありません。
牛丼とカレーと云えば、これはもう“すき家”です。ありそうな通りをウロキョロしていると、やっぱり、こんなところにありました。
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スカイツリーの傍なのに、昼時なのに、通りを人がそれなりに行き交っているのに、女性店員もそれなりに若くて、可愛くて、愛想いいのに、何故か店内に先客は2名のみ、どうして・・・・・・。
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静かな店内で、メニューを眺めていたら、ハンバーグが眼に入ったのです。ここは奮発して、カレーにハンバーグをトッピングして、“味噌汁サラダセット”も注文しました。
カレーは“お母さんのカレー”で、それはそれで懐かしい家庭の味でした。しかし、ハンバーグの方は、お母さんの味でもなく、滅多に味わうことのできない、慣れない手付きで作った“お父さんの味”でした。100円ハンバーグですから致し方ありません。
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お母さんカレーを食べ、お父さんバークをそれなりに味わった後は、通りを行き交う、人の流れ、車の流れを、ゆったり眺めつつ、コップの水を啜りつつ、しばしの休憩です。
久しぶりの東京を、久しぶりに歩いたせいか、足裏に多少の痛み感じ、帰りは何処の駅まで歩こうか考えたりして・・・・・・・。帰りは、いつも、身体の疲れからか、ちょっこし寂しい気分になるのです。
休憩を終え、支払いを終え、通りに出ます。先ずは、足の様子を見て、東武伊勢崎線沿いに歩くことにしました。調子が良ければ北千住駅まで、悪ければ来たときと同じ東向島駅とボンヤリ決めて歩き出したのです。
コースは来た道を避けて、今まで通ったことのない道を選んで歩いたのですが、曳舟の先辺りから雨がぱらつき始め、傘を買い求めようか?、どうしようか?と迷いつつ、歩いていたのです。
雨の様子は、まあ、これくらいなら傘はいいか程度で変化がなさそうだったのですが、足の方の様子が、ちょっとでしたので、東向島を目指すことに決めました。
足の調子が良ければ、街の様子を眺めつつ、いろいろ想いを馳せるのですが、足裏の痛みに意識が向かってしまい、ただひひたすら歩くのみとなってしまいました。
こんなことは、以前、マメの膨らんだ足で、赤羽から亀有に向かって歩いた時以来です。まあ、今回は足裏の筋の痛みでマメほど辛くはありません。
そんな、こんなで、東向島駅に到着。足裏に意識が向かっているそんな頭で、ふと眼にした看板を見て“アレッ!何か、ちょっと変!”と思ったのです。
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何か、以前とデザインが変わったようなのです。
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家に帰って以前の写真と見比べたら、作り換えてあったのです。変!と思ったのは“旧玉ノ井”の文字が微妙に小さくなっていたからです。やはり、ここ東向島は“(旧玉ノ井)”に物語りを感じていたので、そんな想いがちょっとした変化を気付かせたのでしょう。
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そんな、こんなで、疲れた身体に心地よい冷房のきいた車内、流れていく景色をボンヤリと眺める、午後の東武伊勢崎線です、もう、何とも、この、寂しさ感、都会の片隅感がとても良いのです。
鐘淵駅です。ここも寂しい駅です。隅田川と荒川と小さな運河に囲まれ、広い空き地の先に灰色街、灰色の工場が・・・・・・そんなイメージを抱く街。
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この中学は、もしかして、たぶん、夜間中学が“ある”と云うか、以前は“あった”と云うか・・・・・・、と思います。
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堀切駅、
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牛田駅、
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もう、あのモノクロの“東京物語”の世界です。
映画の頃とあまり変わらない東武伊勢崎線の車窓風景、何て、思いに耽っていたら、この風景に
眼を冷ましたのです。
何じゃこりゃ! 過去から、現在を飛び超え、未来が出現。いつ、こんなところに、こんな大学ができたのか? 知らなかったです。“東京未来大学”一瞬、冗談だと思いました。すごい名前です。
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東武伊勢崎線の風景も、すこしづつ変わっているようです。
これで、7月13日からの、途切れ途切れの、スカイツリー・シリーズを終わります。
それでは、また来週。