歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

つくば産総研の側で10割蕎麦を食す

2011年09月09日 | 食事の話し

先日、猛暑の中をこんな日は“レバニラ炒め”のランチでスタミナをと思いつつ、つくば市街でペダルを漕いでいたのです。

つくばの市の中心街には、レバニラ炒めの似合う店が見つからず中心街を通り越し、あの“産総研”のそばまで来たのです。

“産総研”とは、正式には「独立行政法人産業技術総合研究所」と云い、むかしは通産省の工業技術院に属していた研究所です。

最近では、8月31日に「土壌中のセシウムを低濃度の酸で抽出することに成功した」とのマスコミ報道がありました。

・・・『土壌から酸水溶液でセシウムイオンを抽出し、抽出したセシウムイオンはプルシアンブルーナノ粒子吸着材でほぼ全量を回収可能•放射性セシウムに汚染された廃棄土壌などの大幅な減量化に期待』・・・

何て絡繰りで、兎に角、放射能の汚染対策に期待される技術だそうです。この研究所は、これまでにも、世間の期待に答え、それなりにタイムリーに研究成果を発表しているのです。

それで、その産総研の“そば”を通りかかりつつ、産総研の裏手に“そば屋”のあったことを思い出し、ランチは“レバニラ炒め”から“そば”に急遽変更されたのでした。

産総研のフェンス沿いの先、左に曲がる角に立つ案内看板。そば屋でオシャレに冷製パスタです。


以前から、何度も店の前を通り過ぎ、いつか、きっと、ここで、と思っていたのです。裏通りで、それなり営業しているのですから、それなりのソバが食べられると思っていました。


猛暑の中、入る時、この“節電中”の貼り紙を見落としていたのです。


ソバの冷製パスタを出す店ですから、店内は“それなり”の内装が施されていると、そう思っていたのです。でも、しかし、そこいらの町の蕎麦屋の佇まいでした。


床は、そこいらの町の蕎麦屋でも、今では、とても、とても、珍しい“コンクリの打ちっ放し”なのでした。


それなのに、“ディナータイム・特別メニュー”なんて貼り紙が、ディナータイムてっか? 冷製パスタてっか? オイ!オイ! 何か勘違いしてないか? 


店内の様子を見回して、一人で、密かに、いろいろ突っ込みを入れていたのです。

実は、店内が暑いのです! 節電中なのです! 猛暑の中を走り回って来たのです、感情的になるのです。

電力不足は、電力会社と経産省の謀略です。原発がなくなると、こんなに不便になるとの脅しです。皆さん瞞されていけません。

そういえば、本日で“電力使用制限令”は解除されます。冬場も制限令はないとの事。

この店は、世間の動きに便乗して、経費を削減しているのです。節電ではなく節約なのです。環境的な判断ではなく、経営的な判断なのです。最近、こんな輩が世間に増殖しているのです。兎に角、暑いゾォ!

それで、何を食うか、


汗を流しつつ、思案したのです。


そして、“ぶっかけソバの大盛り”を注文。失敗でした。暑さが判断を狂わせたのです。冷たいソバの上に、揚げたての天ぷら、中途半端な温度のソバになっていたのです。

ぶっかけは夏場に食していけなかったのです。


味の方は、食って損した味でした。
そばが中途半端に太い。
この店は“十割そば”だったのです。
十割は不味いのです。

そして、汁なのですが、もしかして、これ、鰹節も、さば節も、あご節も、ダシはまったく使用していないのでは?との、大きな疑念を抱くほどの味でした。




兎に角、ホントに、一人で入って、ヨカッタ! 誰かを連れてきたら、間違い無く赤っ恥をかきます。


本日は、これまで。



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