一昨日の続きです。
新潟駅の構内に入ります。入ると直ぐに改札口。

旅人?が改札口より出て来ます。孫と同じ年格好の可愛らしい女の子も居ます。

この列車で到着したのでしょう。

わたくし、新潟駅は一度だけ、このホームの、この辺りを歩き、狭く暗い改札口の、その先に広がる、新潟駅前の、こんな景色を、垣間見た記憶がボンヤリとあるのです。

あれは、15、6年前の事だったでしょうか?上越新幹線から羽越本線に乗り換え、鶴岡駅近くの“ある音響メーカー”に一人仕事で来たのです。朝一の新幹線を使って日帰りも可能だったのですが、夕方の鶴岡着で一泊出張にしたのでした。それほど煩くない会社だったのです。
それで、そのとき、帰りの列車で、斜め前に進行方向を背にして、年格好は30歳後半の女性が窓側に腰掛け、まさに、鉛色の空と鉛色の海を見つめていたのです。季節は冬、女性は黒のジャケットに黒のスカート、喪服のように見えました。
在来線の鈍行列車、車窓には荒れ狂う冬の日本海、海を見つめる喪服の女、これはもう、誰が、何と云おうと演歌の世界です。わたしは女性に気付かれないように、時折それとなく海を見つめるふりをして、女性の様子を窺い、いろいろと想いを巡らし、酒の肴にしてひとり旅を楽しんだのです。
まあ、そんな想い出の新潟駅なのでした。もしかして、そのときのその想いが、今回の新潟旅行のキッカケかも・・・・・・知れません。
まあ、そんな、こんなに想いを馳せつつ、辺りの様子を観察します。こちらは佐渡汽船の運航表です。一時間に一本程度の間隔で船が出ているようです。

ウロウロキョロキョロしていると、構内アナウンスが流れ、蒸気機関車の出発案内を告げているのです。出発時間まで10分ほど、これは、もう、見なければなりません。ちょうどその時、巡回する警察官が眼に入り、SLが見える場所を教えてもらい、早速その高架通路に向かったのです。
居ました!初めて見る、ナマの、ホンモノの、現役の、蒸気機関車です。

C57-180です! 新潟と会津若松間を走る“SLばんえつ物語”です。

出発合図の汽笛、初めてナマで聞きました!もう!驚いた!なんの!耳鳴りが暫く残る、ものすごい迫力です、久しぶりの興奮です。出張らしきスーツ姿のビジネスマンも、脚を止め携帯を向けていました。

この煙の匂い、とても懐かしかったです。

何とも、蒸気機関車は、

眼にも、

耳にも、

鼻にも、心地良いのです。

興奮冷めやらぬまま、二人で、暫く、後ろ姿を見つめていました。丁度良い時間に駅について、予定外にSLの発車に遭遇し、感動し、運がヨカッタ!ヨカッタ!と、喜び、いつか、きっと、二人で、あの汽車に乗ろうと話しながら、後ろ姿を見送ったのです。
昨日は、予定外の“日本海に沈む夕陽”そして、今日は予定外の“SLばんえつ物語”との遭遇。今回の旅は、なかなか良い予定外があるのです。“二度あることは三度ある”です、あとひとつ予定外の楽しいことがあるかも?
SLの後は、駅に来たのですから、お土産の物色です。新幹線側の駅ビルを覗きます。
この店の名前、何処かで見た覚えがあります。ショーケースに並ぶ“瓶詰め”を見て思い出しました。先日、姪から送って来た、イクラ、鮭、貝柱の瓶詰めでした。そうか!そうか!そう言う値段か・・・、と思いつつ、他の店に向かいました。

おみやげは、もちろん!カワイイ孫に送るのです。あられ、お煎餅、おかき類が好きなので、ここにしました。孫は辛党なのです。

連れが、宅急便の伝票を書きます。

これで、明日にはお土産が配達されます。
さて、お土産は送ったし、次は、萬代橋に戻り、川辺を歩きます。
それでは、また。
新潟駅の構内に入ります。入ると直ぐに改札口。

旅人?が改札口より出て来ます。孫と同じ年格好の可愛らしい女の子も居ます。

この列車で到着したのでしょう。

わたくし、新潟駅は一度だけ、このホームの、この辺りを歩き、狭く暗い改札口の、その先に広がる、新潟駅前の、こんな景色を、垣間見た記憶がボンヤリとあるのです。

あれは、15、6年前の事だったでしょうか?上越新幹線から羽越本線に乗り換え、鶴岡駅近くの“ある音響メーカー”に一人仕事で来たのです。朝一の新幹線を使って日帰りも可能だったのですが、夕方の鶴岡着で一泊出張にしたのでした。それほど煩くない会社だったのです。
それで、そのとき、帰りの列車で、斜め前に進行方向を背にして、年格好は30歳後半の女性が窓側に腰掛け、まさに、鉛色の空と鉛色の海を見つめていたのです。季節は冬、女性は黒のジャケットに黒のスカート、喪服のように見えました。
在来線の鈍行列車、車窓には荒れ狂う冬の日本海、海を見つめる喪服の女、これはもう、誰が、何と云おうと演歌の世界です。わたしは女性に気付かれないように、時折それとなく海を見つめるふりをして、女性の様子を窺い、いろいろと想いを巡らし、酒の肴にしてひとり旅を楽しんだのです。
まあ、そんな想い出の新潟駅なのでした。もしかして、そのときのその想いが、今回の新潟旅行のキッカケかも・・・・・・知れません。
まあ、そんな、こんなに想いを馳せつつ、辺りの様子を観察します。こちらは佐渡汽船の運航表です。一時間に一本程度の間隔で船が出ているようです。

ウロウロキョロキョロしていると、構内アナウンスが流れ、蒸気機関車の出発案内を告げているのです。出発時間まで10分ほど、これは、もう、見なければなりません。ちょうどその時、巡回する警察官が眼に入り、SLが見える場所を教えてもらい、早速その高架通路に向かったのです。
居ました!初めて見る、ナマの、ホンモノの、現役の、蒸気機関車です。

C57-180です! 新潟と会津若松間を走る“SLばんえつ物語”です。

出発合図の汽笛、初めてナマで聞きました!もう!驚いた!なんの!耳鳴りが暫く残る、ものすごい迫力です、久しぶりの興奮です。出張らしきスーツ姿のビジネスマンも、脚を止め携帯を向けていました。

この煙の匂い、とても懐かしかったです。

何とも、蒸気機関車は、

眼にも、

耳にも、

鼻にも、心地良いのです。

興奮冷めやらぬまま、二人で、暫く、後ろ姿を見つめていました。丁度良い時間に駅について、予定外にSLの発車に遭遇し、感動し、運がヨカッタ!ヨカッタ!と、喜び、いつか、きっと、二人で、あの汽車に乗ろうと話しながら、後ろ姿を見送ったのです。
昨日は、予定外の“日本海に沈む夕陽”そして、今日は予定外の“SLばんえつ物語”との遭遇。今回の旅は、なかなか良い予定外があるのです。“二度あることは三度ある”です、あとひとつ予定外の楽しいことがあるかも?
SLの後は、駅に来たのですから、お土産の物色です。新幹線側の駅ビルを覗きます。
この店の名前、何処かで見た覚えがあります。ショーケースに並ぶ“瓶詰め”を見て思い出しました。先日、姪から送って来た、イクラ、鮭、貝柱の瓶詰めでした。そうか!そうか!そう言う値段か・・・、と思いつつ、他の店に向かいました。

おみやげは、もちろん!カワイイ孫に送るのです。あられ、お煎餅、おかき類が好きなので、ここにしました。孫は辛党なのです。

連れが、宅急便の伝票を書きます。

これで、明日にはお土産が配達されます。
さて、お土産は送ったし、次は、萬代橋に戻り、川辺を歩きます。
それでは、また。