歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

スリランカ新年祭で元官房長官と荒井広幸さんに遭遇

2012年04月25日 | つくば市の風景
前回の続きです。

それで、歩く前に先ずは用を足してからと、舞台後方のトイレに向かい用を済ませ、舞台の脇に眼をやると、そこには“SPらしき”と云うか、明らかに警護官と思われる、ダークスーツの男性が4人ほど、如何にも、それらしき視線を辺りに向けているのです。


左手に持つ鞄には書類が入っているのではなく、銃弾やナイフから警護対象者を守るための、特殊な金属板が入っているのです。


これは、もしかして、政府の要人が?と思って最前列に眼をやると、居ました!あの官房長官が! 民主党初代鳩山内閣の、あの官房長官です。でも、しかし、名前が出て来ません。

私が官房長官が居ると云ったら、連れは“あの人、今は文部科学大臣よ”と云われてしまいました。そう言えば、野田内閣では“文科大臣”でした。官房長官になったような人が、文科大臣と云うのも何か変な順番です、フツウならば、外務とか財務とか重要閣僚とか、党の幹事長とか・・・、まあ、彼は、そう云うような政治家なのです。

でも、しかし、二人とも名前が出て来ません。二人とも、最近は、いろいろな人の名前が出て来ないのです。“え~と、え~と、何て、云ったけ、え~と”が日常茶飯事なのです。

え~と、え~と、誰だっけ?と考えて居たら、また、国会議員らしき2名が着席。


じぃ~と見つめると、メガネをかけた小柄の方は、あのコイズミ内閣で、郵政民営化に反対して自民党を追い出された、顔も、話し方も、良く覚えている、あの郵政族のあの人です。あの当時、テレビでもよく見かけていた、“あ~~、え~~、何て云ったけ?” またしても、名前がでて来ません。


ここで、私と同じように、二人の名前を思い出せず、気持ちの悪~い!思いをしている読者の方も、何人かいる?と思うので、帰宅後に調べて判明した名前を発表します。

元官房長官で、現文科大臣の方は、“平野博文”衆議院議員で、郵政族の方は“荒井広幸”参議院議員でした。

それで、序でに、この集会は何だったの?も調べてみたら、これは“スリランカ民主社会主義共和国”の“新年祭”でした。スリランカでは4月に新年が始まるようです。

そして、平野博文衆議院議員は、「スリランカ友好議連」の会長なのでした。それで、この新年祭に出席していたのです。

では、では、荒井議員もスリランカ議連かと思いきや、どうもそうではなく、どうやら、日本在住のスリランカの人達が東日本大震災の救援で福島県に行き、避難所でカレーの炊き出しをしたのです。

荒井議員は福島県が選挙区、その時お礼なのか、それとも、あれからお付き合いが始まったのか、それは判りません。

思いだしました。去年だったか、避難所で本場のカレーを振る舞う映像を、確かにテレビで見た気がします。

この荒井広幸さん、何か、とても、純朴感があって、小柄で、お茶目で、憎めない感じで、何か、嫌いではありません。

“ナマ”の荒井さんは、それなりにお洒落で、それなりに存在感があり、さすが、政界の荒波を何度もくぐり抜けて、所属政党をいろいろ変えて、生き残って来ただけの事はあります。面白そうな人です。一緒に酒を飲んだらきっと楽しいと思います。

私も見とれたこのダンス、荒井さんもじっと見つめていました。


とてもイロッポイのです。


でも、しかし、男のダンスには興味が薄いようで、隣の方とおしゃべりをしていました。私も男のダンスには興味ありません。


兎に角です、こんなところで、ウィッキーさん、元官房長官、荒井広幸さん、いろいろな方をお見かけするとは思いませんでした。

予想外の場所で、予想外の集会と、予想外の人達に遭遇して、それなりに、何か、新鮮な刺激を受けたのです。


テレビ、ラジオ、新聞、週刊誌、雑誌、本、インターネット等とは異なり、それなりに世の中を動かす人達と、ナマで出会うことは(目撃しただけですが)、何か、これまでの出来事が“絵空事”のように思えてきたのです。

大震災も、津波も、原発の爆発も、放射能汚染も、ナマでは見ていないのです。時々、現実に起こった出来事とは思えない事があります。

やっぱり、仕事を離れ、マスコミを通して世の中を見ていると、全てに現実感が乏しく、刺激が乏しく、思考力も乏しくなるようです。

このままでは、きっと、そのうち、ボケてしまうかも知れない。“何とか、しなければ”と、思ったりしているのです。

でも、しかし、それは、なかなかムズカシイのです。


それでは、また。


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