歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

湯西川温泉 ⑥ 商品サンプルは“平家落人民俗資料館”へ

2013年06月14日 | 旅の話し
一昨日の続きです。

河原の遊歩道から上がり、“平家落人村的”な家並みの前を歩き、メインストリートに出て宿に戻ります。


廃屋になりつつある元旅館の軒先には、現役を引退した自動販売機が、現役時代はそれなりに輝いていたのでしょう。壊れ具合も、退色具合も、丁度イイです。

錆びて曲がって垂れ下がるトタン屋根、風雨に晒され、陽ざしに晒され、いろいろと晒され変色した板張りの外壁、生い茂る雑草。周囲のほどよい“朽ち果て感”に溶けこんで、自販機もそれなりの風景を創っています。

先ほど河原から見たホテルですが、やっぱり思った通り店仕舞いしていました。観光客が減ったのか?ホテルが多過ぎたのか?経営努力が不足していたのか?まあ、すべてが絡み合っての結果なのでしょう。


メインストリートは道路の拡張工事中でした。人が通り易くするのではなく、どうも、車を通り易くする為の工事のようです。車が通り易くすると、車は店の前を通過し易くなるだけでは?


茅葺き公衆電話ボックス、それなりに考えているのです。


酒屋さんが店を新築するようです。道路も拡張され、新しい店も建ち、それなりに活気があるようです。


路線バスも走っています。日光は東武鉄道の勢力圏です。東京スカイツリーの影響は日光にまで及んでいるとのこと、湯西川にもその波が届いている?


おそば屋さん、本日は休業?


“手打ち専門・きそば・うどん”で、店の名前が“こころ食堂”です。イイ店名だと思います。“うどん”は混ぜ物を入れようがないので“きうどん”は無いのです。

そう云えば、以前、“手打ち”ではなく、“腕打ち”と表示していた“そば屋”がありました。云われてみれば、手打ちよりも腕打ちの方が適切な表現かも?

それにしても、この商品サンプルは、


もう、すでに、役割を終えて、別の次元に到達しています。お品書きを貼って置くだけの方が、ずっと、ずっと、イイと思います。


商品サンプルは“平家落人民俗資料館”に展示しましょう。


冗談はさておき、そろそろ宿に到着です。


それでは、また来週。





コメント (1)
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