歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

『だから荒野』②鈴木京香さんの顔は請求書ですか?いや違う!役柄に対しての覚悟の現れです!

2015年02月12日 | テレビの話し
前回の続きです。

それで、前回は面白い理由を幾つか上げたのですが、肝心のストーリーについては、ほとんど触れていませんでした。

ドラマですから、何たって、それはストーリー展開です。そして、登場人物のキャラクター、それを演じる役者の存在感です。

それで、この作品ですが、先ずは、父親としても、夫としても、まるで失格の“森村浩光”です。まあ、かなり誇張されたダメ男ですが、何故かこの程度で、それなりのハウジングメーカーで宣伝部広報課長の地位にいるのです。

どう見ても、どう考えても、この男では、この厳しい世の中で、この地位は、とても、とても、無理に思えます。住まいが立派過ぎは、住宅メーカー社員として特典ですか?

演じる“杉本哲太”は、それなりの役柄を、それなりに演じていますが、役者として、個性も、存在感も、あまり・・・・・・です。

そして、二人の息子です。大学卒業間近で就活中で女と同棲を始める長男。次男は高校生で引き籠もり中。まあ、設定としては、それなりに納得。二人の役者も、それなりに納得。

そして、ヒロイン朋美の“鈴木京香さん”です、46歳の設定なのですが、調べてみたら彼女も46歳でした。役者の年齢に合わせたのか、それとも単なる偶然でしょうか? まあ、45歳でも、46歳でも、47歳でも、特に、どちらにも問題はありませんけどね。

それにしてもです、画面に登場した京香さんですが、その容貌の変化には、驚きと云うか、ショックと云うか・・・・・・。

初めてお目に掛かったのが、映画『ラヂオの時間』でした。調べて見たら1997年の作品で、かれこれ20年近い歳月が経過していたのです。

体型は以前と変わらないのですが、容貌には年月の移ろいを感じずにはいられませんでした。近頃、体型はそれなりに、上げたり、寄せたり、締めたりと、便利な補整下着がありますが、容貌はナカナカとてもムズカシイのです。

46歳は、女優として、かなり、かなり、ムズカシイ年齢なのです。では、では、と思い、46歳の女優さんを検索してみたのです。

すると、46歳の方は、主だったところで、杉本彩とか、夏川結衣とか、石野陽子とか、飯島直子とか、そして、そして、我が町の隣り、水海道出身の“羽田美智子さん”がおりました。

羽田さんは、先日テレビでお目に掛かったばかりですが、容貌に老いはそれほど感じませんでした。他の方と比較しても、京香さん、ちょっと厳しいと思ったのです。

でも、しかし、女優として、存在感として、京香さんが勝っていると、私は、強く、強く思うのです。

男は歳を重ねることでの、シワとか、シミとか、タルミとか、それなりに人間としての、味わいとか、深みとか、重みとかに変わるのですが、女性にはマイナス要因になるのです。

“男の顔は履歴書、女の顔は請求書”と、むかし、むかし、大宅壮一が言いましたが、男には今でも当てはまりますが、請求書については、ちょっと、それは、今では?と思うのです。

むかし、女性の生き方は受動的で、男の要望に応え、受け入れ、身を任し、心を任し、唯々尽くし、そして、その結果としての変化が容貌に現れる、故に、請求書だと思うのです。

でも、しかし、現在、女性は強くなりました、自立しました。請求書の時代は終わったのです。溌剌として履歴書の時代なのです。

でも、もしかして、“京香さん”は、かなり古風な方で、請求書的なお方?で、これまでの、いろいろが、マイナスに作用して、いたりして・・・・・・・。彼女の私生活ついての情報は、まったく知らずに書いてます。

と、ここまで、かなり失礼な事を書き飛ばしましたが、今の、いま、はたと気が付いたのです。本当に失礼しました。

容貌の衰えは役柄の設定として、朋美としての、それなりの表現であり、演出であり、それを受け入れた、彼女の、女優としての覚悟の現れだと思ったのです。

画面に、スクリーンに、映し出される容貌は、メーキャブと、照明のあて方で、いかようにも見せられるのです。ですから、先日の羽田美智子さんも、それなりの効果で、あの容貌だったのではと、そう思うのです。

何か、ドラマの話しから、とても、とても、逸れて仕舞いました。


それでも、お時間なので、きょうはこれでお終い。


それでは、また。


ホント!失礼しました!


コメント (2)
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