千鳥ヶ淵で櫻の観賞も今日で最終回です。
近所の櫻もイイですが、やはり、皇居のお掘りが背景にあると、櫻もそれなりの趣と云うか、それなりの風情と云うか、艶やかさが、華やかさが、とても、とても、非日常でハレの気分になるのです。
お堀り水面に櫻
櫻にボート
こちらは、とても、とても、風情も、趣も、まったく無い水没したドイツの国民車のようなボート、皇居のお掘りには場違い。乗って居る方には選択権が無く、偶々順番でこうなったのでしょう。
お掘りの廻りは高層ビル群。
突然現れた最後尾の看板! そうですボートの乗船待ちの行列。
皆さん、辛抱強く2時間待ちに耐えて並んでいるのです。やはり、千鳥ヶ淵に来たならばボートでお花見と、2時間待ちもなんのその!固い決意の方々なのです。へんてこなボートに当たらないようお祈りします。
ボート乗り場の上は展望台のようです。人がいっぱいで混み合っています。テレビカメラと中継用のアンテナと送信機らしきモノ設置されています。たぶんNHK無人定点カメラかも?この角度からの映像に見覚えがあります。
お花見に着物姿は、とても、とても、イイです。着物も帯も素敵でした。良く確認しませんでしたが、着ている方もたぶん素敵な方だったと思います。
見えて来ました。千鳥ヶ淵の戦没者墓苑です。テレビの画面では何度も見ているのですが、これまで一度も来たことはありませんし、どの辺りに在るのかも知りませんでした。
今回、戦没者墓苑と、靖国神社と、武道館との位置関係が頭の中に刻まれました。
今回、千鳥ヶ淵で櫻の鑑賞を思い立ち出掛けて来たのですが、戦没者墓苑については、まったく頭の中にありませんでした。
いつの日にかは!と思っていたので、早速お参りしたいと思います。
この案内板ですが、下の処に「環境省自然環境局」とあります。へぇー、環境省の管轄なの・・・そういう事なの?何か、分かったような、分からないような・・・。
入り口から真っ直ぐ進み、突き当たって左手方向
傍らに説明が
と、云うことなのです。
こちらは厚生労働省と環境省です。
お参りします。
わたし達も白菊を献げました。
両脇には三対の花束が、
関連省庁として、総理大臣として、一年中絶やすことなく献げられているのでしょう。
墓苑を後にして、本日の櫻観賞もほぼ終わりに近づきました。
もう一度、掘りのボートを、櫻を、
やはり、千鳥ヶ淵のお花見はボートに乗ってが一番かも?
こんな処に、インド大使館です。
それにしても、塀に貼られた写真が、
とても、とても、派手、派手です。コレまでにいろいろと大使館を見ましたが、塀にこんな写真を貼っている大使館ははじめてです。
大使館を過ぎると直ぐに、靖国神社の鳥居が見えて来ます。本日は、こちらもお参りします。但し、大鳥居の前でのお参りです。
以前、一度、本殿にお参りしています。いろいろありますが、兎に角、いろいろな意味で戦争の“犠牲”になられた方々です。
田安門の入り口に戻って来ました。
これで本日の櫻の観賞はお終いです。
田安門に入ったのが1時ちょっと過ぎ、戻って来たのが2時半ごろで、千鳥ヶ淵一周の所要時間は約1時間半でした。
以上です。
それではまた。