歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

もう一度!「ちあきなおみ」

2007年02月19日 | テレビの話し
テレビ東京「誰でもピカソ」を録画して観ました。

一曲目は、72年の曲「喝采」でした。



『♪いつものように幕が開き・・・・・・・』

「ちあきなおみ」と云えば「この曲」が最初にきますね。私が「彼女」を「意識」したのも「この曲」の頃でした。しかし、多少気になる程度で、特に「ファン」と云うほどでもありませんでした。

それまでの「四つのお願い」的、「アイドル路線」から「大人ぽい」歌手として、スタートし「大ヒット」した曲だったので「覚えていた」、そんな程度でした。

その後は、「タンスにゴン」の「コマシャール」で「コミカル」な「おばさん」を演じていた記憶がある程度です。

78年に「郷治」と結婚したの事も、92年に「郷治」が「肺ガン」で亡くなり、その後「芸能活動」を「休止」していた事も「まったく」知りませんでした。

「最近」になって、「コマーシャル」で流れた「黄昏のビギン」を聞いて、



『ふ~ん。なかなかイイ歌だなぁー』

と思ったのです。「気持ちの中」に「すぅ~と」と入り、「耳」にも「心地良く」、「詩」も「メロディー」も素敵な曲だと思ったのです。


歳をとると「最近」が「かなり前」の事なので、調べてみたら、91年の「京成電鉄・スカイライナー」と「99年~03年「ネスカフェ・プレジデント」のコマーシャルでした。

去年だったか「NHK」で「特集番組」が放送されました。その時に始めて、

『へぇ~。「ちあきなおみ」って、こんな「歌手」だったんだぁ~』

と、思ったのです。

歌手活動の後半は「芝居」に興味が移り、歌が「少し」ある「ひとり芝居」など演じていたようです。かなり、「マニアック」な世界に入り込んでいるように見えました。


それで、「今回」の「放送」何ですが、「朝日のあたる家」の間奏での「小芝居」、そして、あの「夜へ急ぐ人」、観ました、聞きました、「いゃ~、参りましたねェ」

歌は「3分間のドラマ」何て云いますが、「あまりにも」「しつこい」です。「演技過剰」です。

『もう!観ていられない。もう!聞いていられない』、「脂っこく」「粘っこく」、胃にもたれます。

ハッキリ云います。「あれこそが!臭い!芝居!」と云います。自己満足ですね。ここまで「ぼろくそ」に云うのは、「たけし」が「やたら、めったら、手放し」でほめた事の「反動」かもしれません。

私は「黄昏のビギン」を唄う「ちあきなおみ」が「好き」です。芝居がかった歌では、「紅とんぼ」迄が「許容範囲」ですね。

「表情、動作、声」によって、「激しく」、「ストレート」な「感情表現」を「好む」人達を否定しませんが、私は「嫌い」です。

本人は「感情表現」の「激しい」人だったようです。旦那の「郷治」が亡くなった時、火葬場で「棺」に泣き伏して、

『わたしも一緒に焼いてェ~!』と、大声で叫んだそうです。凄い人なんです。

兎に角、「芸能活動」を再開して貰いたいと思います。活動休止を「本人」は一度も「宣言」していないようですから、あり得るかもしれません。

その時は「大人」の「演歌路線」でお願いします。「静かに」「しっとり」「やわらかく」「ささやく」ようにお願いします。、感情表現は極力抑えて下さい。

しかし、「不透明」で「不安」で「閉塞感」が漂う世の中に、「暗く、寂しく、切ない」歌は・・・・・・・どう何でしょうかね? だからと云って、「元気ハツラツの明るい」歌も「かなり変」ですけど・・・・・・。

まぁ。兎に角です。もう一度「顔」を見せて下さい。

彼女は私より「三歳」上で、今年の9月で「60歳」になります。同じ「板橋区」の生まれでした。

昔、何処かで「すれ違って」いたのかも・・・・・・・・・。

待ってま~す。。。。。。。 

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