今週も先週と同じく雨で始まりました。
静かで冷たい雨の月曜日、気分はゆったりと落ち着きます。のんびり朝食をすませ、“朝の連ドラ”を見終わり、パソコンの画面に向かっています。
私は、ゆったり、のんびりですが、世の中はとても騒がしいようです。
「サブプライムローン破綻」の影響が、予測の段階から、現実の段階に入りました。
マスコミは“言葉の影響力”を意識して、今のところは“金融不安”とか“信用不安”とか“経済危機”と表現しています。
数十年後、2008年9月は“経済恐慌”の起きた月として、歴史書に記録されると思います。
アメリカの下院で先週、経済安定化の法案が可決され、7千億ドルの税金が“博打打ち”の尻拭いに使われる事になりました。
市場に政府は介入すべきでないと云って、他人の金を動かし、マネーゲームで散々暴利を貪った連中が政府の介入を要求してきたのです。
“市場の事は市場に任せろ”と云っておき、最後は税金の投入です。金融破綻が実体経済に影響し、結局は多くの国民が損害を被ると。
財政赤字のアメリカは、国債を発行してその資金を捻出しますが、国債を誰が買うのでしょうか、たぶん、いゃ、間違いなく日本です。
買うのではなく、買わされるのです。その理由、その口実は、アメリカが破綻すれば、日本も破綻するから、だから助けなければ、そう云う事になるのです。
アメリカに何も云えないのです。残念ながら、軍事、外交、経済、アメリカに頼って、これまで生きてきたのです。
アメリカの云う事を聞いていれば、全てはうまく行った時代だったのです、“これまでは”。でも、これからは、そうはいかないのです。
それで、金融不安は、最終的にドル不安に向かい、ドルの暴落で終結に向かいます。日本が貸した金は、うまくいって半分以下、最悪は紙屑になります。
それ以外にも、国民が一生懸命に働いて稼いだ「ドル」が、紙屑になるかも知れません。
日本の外貨準備は、8月末現在で「約1兆ドル」あります。通貨の内訳は発表していませが、ほぼ全部が「基軸通貨のドル」だと云われています。
ここに、財務省発表の「外 貨 準 備」の資料を引用します。
--------引用-----------
日本の外貨準備はドルが外貨準備等の状況 平成20年8月末現在
平成20年9月5日 財 務 省
平成20年8月末における我が国の外貨準備高は、996,741百万ドルとなり、平成20年7月末と比べ、7,917 百万ドル減少した。
外貨準備等の状況は以下の通りである。
(百万ドル単位)
I.外貨準備及びその他外貨資産
A.外貨準備 996,741
1.外 貨 971,253
(a) 証 券 862,287
うち:本邦発行体分 -
(b) 預 金 108,966
i.外国中央銀行及びBISへの預金 5,970
ii.本邦金融機関への預金 21,593
うち:海外拠点分 -
iii.外国金融機関への預金 81,403
うち:本邦内拠点分 81,403
2.IMFリザーブポジション 1,554
3.SDR 3,072
4.金 20,494
(重量[百万トロイオンス]) (24.60)
5.その他外貨準備 368
(a) 金融派生商品 -
(b) 非銀行非居住者に対する貸付 -
(c) その他 368
B.その他外貨資産 -
---------引用終わり----------
面白くも、可笑しくもない資料でした。
その序でと云っては何ですが、わたくしが今年の1月6日「面白半分・真面目半分」に書いた「今年の予測・予想・占い」何ですが、チョットばかり、その的中具合を見てみました。
『世界経済の停滞により、原油価格は「70ドル台」に下がり・・・』
原油価格は予測通り、70ドル台に向かっています。下のグラフが今日現在の価格で「91ドル」です。147ドルを頂点に下がり続けています。
これで、衆議院選挙で民主党政権ができれば、暫定税率が廃止され、ガソリンの店頭価格は80円台になりそうです。
衆議院選挙と云えば、もしかして、解散は来年に持ち越されるかも知れません。兎に角、麻生さんは一日でも長く総理大臣で居たいと願っている人ですからね。
彼は、総理大臣に成りたかっただけで、高い志や、具体的な政策目標などは持っていません。それに「経営者」だから経済は判る何て云っていますが、怪しいのです。
麻生財閥の御曹司で、実際の経営には全く関わっていないようなのです。マンガに詳しい総理と云うよりも、頭の中はマンガだけの「マンガ総理」のようです。
「マンガ総理」としては、少なくとも1年はやりたいようです。これから、何だかんだと理屈をこねて、解散を先送りして、任期いっぱいやる腹のようです。
アメリカの“金融不安”も、麻生さんにとっては、単なる「解散先送り」の口実に過ぎないのです。
問題は公明党だけです。しかし、自民党の危機は、公明党の都合も、選挙協力も、そんな事に“かまって”いられる段階では無さそうです。
麻生さんは、行き着くところまで行って、自公政権を道連れに自爆する覚悟かも・・・・・・・。
話が、何だか、どうも、ちょっと、おかしな方向に・・・・・・・。兎に角、政局話はどうでもイイのです。
兎に角、経済第一主義、金儲主義の“バカ騒ぎの時代”が終わり、真ともで、穏やかで、人間の速度に合った、ゆったりと暮らす時代の始まりになれば・・・・・・・と、思うのです。
それでは、また明日。
静かで冷たい雨の月曜日、気分はゆったりと落ち着きます。のんびり朝食をすませ、“朝の連ドラ”を見終わり、パソコンの画面に向かっています。
私は、ゆったり、のんびりですが、世の中はとても騒がしいようです。
「サブプライムローン破綻」の影響が、予測の段階から、現実の段階に入りました。
マスコミは“言葉の影響力”を意識して、今のところは“金融不安”とか“信用不安”とか“経済危機”と表現しています。
数十年後、2008年9月は“経済恐慌”の起きた月として、歴史書に記録されると思います。
アメリカの下院で先週、経済安定化の法案が可決され、7千億ドルの税金が“博打打ち”の尻拭いに使われる事になりました。
市場に政府は介入すべきでないと云って、他人の金を動かし、マネーゲームで散々暴利を貪った連中が政府の介入を要求してきたのです。
“市場の事は市場に任せろ”と云っておき、最後は税金の投入です。金融破綻が実体経済に影響し、結局は多くの国民が損害を被ると。
財政赤字のアメリカは、国債を発行してその資金を捻出しますが、国債を誰が買うのでしょうか、たぶん、いゃ、間違いなく日本です。
買うのではなく、買わされるのです。その理由、その口実は、アメリカが破綻すれば、日本も破綻するから、だから助けなければ、そう云う事になるのです。
アメリカに何も云えないのです。残念ながら、軍事、外交、経済、アメリカに頼って、これまで生きてきたのです。
アメリカの云う事を聞いていれば、全てはうまく行った時代だったのです、“これまでは”。でも、これからは、そうはいかないのです。
それで、金融不安は、最終的にドル不安に向かい、ドルの暴落で終結に向かいます。日本が貸した金は、うまくいって半分以下、最悪は紙屑になります。
それ以外にも、国民が一生懸命に働いて稼いだ「ドル」が、紙屑になるかも知れません。
日本の外貨準備は、8月末現在で「約1兆ドル」あります。通貨の内訳は発表していませが、ほぼ全部が「基軸通貨のドル」だと云われています。
ここに、財務省発表の「外 貨 準 備」の資料を引用します。
--------引用-----------
日本の外貨準備はドルが外貨準備等の状況 平成20年8月末現在
平成20年9月5日 財 務 省
平成20年8月末における我が国の外貨準備高は、996,741百万ドルとなり、平成20年7月末と比べ、7,917 百万ドル減少した。
外貨準備等の状況は以下の通りである。
(百万ドル単位)
I.外貨準備及びその他外貨資産
A.外貨準備 996,741
1.外 貨 971,253
(a) 証 券 862,287
うち:本邦発行体分 -
(b) 預 金 108,966
i.外国中央銀行及びBISへの預金 5,970
ii.本邦金融機関への預金 21,593
うち:海外拠点分 -
iii.外国金融機関への預金 81,403
うち:本邦内拠点分 81,403
2.IMFリザーブポジション 1,554
3.SDR 3,072
4.金 20,494
(重量[百万トロイオンス]) (24.60)
5.その他外貨準備 368
(a) 金融派生商品 -
(b) 非銀行非居住者に対する貸付 -
(c) その他 368
B.その他外貨資産 -
---------引用終わり----------
面白くも、可笑しくもない資料でした。
その序でと云っては何ですが、わたくしが今年の1月6日「面白半分・真面目半分」に書いた「今年の予測・予想・占い」何ですが、チョットばかり、その的中具合を見てみました。
『世界経済の停滞により、原油価格は「70ドル台」に下がり・・・』
原油価格は予測通り、70ドル台に向かっています。下のグラフが今日現在の価格で「91ドル」です。147ドルを頂点に下がり続けています。
これで、衆議院選挙で民主党政権ができれば、暫定税率が廃止され、ガソリンの店頭価格は80円台になりそうです。
衆議院選挙と云えば、もしかして、解散は来年に持ち越されるかも知れません。兎に角、麻生さんは一日でも長く総理大臣で居たいと願っている人ですからね。
彼は、総理大臣に成りたかっただけで、高い志や、具体的な政策目標などは持っていません。それに「経営者」だから経済は判る何て云っていますが、怪しいのです。
麻生財閥の御曹司で、実際の経営には全く関わっていないようなのです。マンガに詳しい総理と云うよりも、頭の中はマンガだけの「マンガ総理」のようです。
「マンガ総理」としては、少なくとも1年はやりたいようです。これから、何だかんだと理屈をこねて、解散を先送りして、任期いっぱいやる腹のようです。
アメリカの“金融不安”も、麻生さんにとっては、単なる「解散先送り」の口実に過ぎないのです。
問題は公明党だけです。しかし、自民党の危機は、公明党の都合も、選挙協力も、そんな事に“かまって”いられる段階では無さそうです。
麻生さんは、行き着くところまで行って、自公政権を道連れに自爆する覚悟かも・・・・・・・。
話が、何だか、どうも、ちょっと、おかしな方向に・・・・・・・。兎に角、政局話はどうでもイイのです。
兎に角、経済第一主義、金儲主義の“バカ騒ぎの時代”が終わり、真ともで、穏やかで、人間の速度に合った、ゆったりと暮らす時代の始まりになれば・・・・・・・と、思うのです。
それでは、また明日。