歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

バカ騒ぎは終わりです。

2008年10月06日 | 雑談
今週も先週と同じく雨で始まりました。

静かで冷たい雨の月曜日、気分はゆったりと落ち着きます。のんびり朝食をすませ、“朝の連ドラ”を見終わり、パソコンの画面に向かっています。

私は、ゆったり、のんびりですが、世の中はとても騒がしいようです。

「サブプライムローン破綻」の影響が、予測の段階から、現実の段階に入りました。

マスコミは“言葉の影響力”を意識して、今のところは“金融不安”とか“信用不安”とか“経済危機”と表現しています。

数十年後、2008年9月は“経済恐慌”の起きた月として、歴史書に記録されると思います。

アメリカの下院で先週、経済安定化の法案が可決され、7千億ドルの税金が“博打打ち”の尻拭いに使われる事になりました。

市場に政府は介入すべきでないと云って、他人の金を動かし、マネーゲームで散々暴利を貪った連中が政府の介入を要求してきたのです。

“市場の事は市場に任せろ”と云っておき、最後は税金の投入です。金融破綻が実体経済に影響し、結局は多くの国民が損害を被ると。

財政赤字のアメリカは、国債を発行してその資金を捻出しますが、国債を誰が買うのでしょうか、たぶん、いゃ、間違いなく日本です。

買うのではなく、買わされるのです。その理由、その口実は、アメリカが破綻すれば、日本も破綻するから、だから助けなければ、そう云う事になるのです。

アメリカに何も云えないのです。残念ながら、軍事、外交、経済、アメリカに頼って、これまで生きてきたのです。


アメリカの云う事を聞いていれば、全てはうまく行った時代だったのです、“これまでは”。でも、これからは、そうはいかないのです。


それで、金融不安は、最終的にドル不安に向かい、ドルの暴落で終結に向かいます。日本が貸した金は、うまくいって半分以下、最悪は紙屑になります。

それ以外にも、国民が一生懸命に働いて稼いだ「ドル」が、紙屑になるかも知れません。

日本の外貨準備は、8月末現在で「約1兆ドル」あります。通貨の内訳は発表していませが、ほぼ全部が「基軸通貨のドル」だと云われています。

ここに、財務省発表の「外 貨 準 備」の資料を引用します。



--------引用-----------

日本の外貨準備はドルが外貨準備等の状況 平成20年8月末現在

        平成20年9月5日    財    務   省


 平成20年8月末における我が国の外貨準備高は、996,741百万ドルとなり、平成20年7月末と比べ、7,917 百万ドル減少した。

 外貨準備等の状況は以下の通りである。

(百万ドル単位)


I.外貨準備及びその他外貨資産
A.外貨準備 996,741
  1.外 貨 971,253
  (a) 証 券 862,287
    うち:本邦発行体分 -
(b) 預 金 108,966
  i.外国中央銀行及びBISへの預金 5,970
ii.本邦金融機関への預金 21,593
  うち:海外拠点分 -
iii.外国金融機関への預金 81,403
  うち:本邦内拠点分 81,403
2.IMFリザーブポジション 1,554
3.SDR 3,072
4.金 20,494
      (重量[百万トロイオンス]) (24.60)
5.その他外貨準備 368
  (a) 金融派生商品 -
(b) 非銀行非居住者に対する貸付 -
(c) その他 368
B.その他外貨資産 -

---------引用終わり----------



面白くも、可笑しくもない資料でした。

その序でと云っては何ですが、わたくしが今年の1月6日「面白半分・真面目半分」に書いた「今年の予測・予想・占い」何ですが、チョットばかり、その的中具合を見てみました。

『世界経済の停滞により、原油価格は「70ドル台」に下がり・・・』

原油価格は予測通り、70ドル台に向かっています。下のグラフが今日現在の価格で「91ドル」です。147ドルを頂点に下がり続けています。


これで、衆議院選挙で民主党政権ができれば、暫定税率が廃止され、ガソリンの店頭価格は80円台になりそうです。

衆議院選挙と云えば、もしかして、解散は来年に持ち越されるかも知れません。兎に角、麻生さんは一日でも長く総理大臣で居たいと願っている人ですからね。

彼は、総理大臣に成りたかっただけで、高い志や、具体的な政策目標などは持っていません。それに「経営者」だから経済は判る何て云っていますが、怪しいのです。

麻生財閥の御曹司で、実際の経営には全く関わっていないようなのです。マンガに詳しい総理と云うよりも、頭の中はマンガだけの「マンガ総理」のようです。

「マンガ総理」としては、少なくとも1年はやりたいようです。これから、何だかんだと理屈をこねて、解散を先送りして、任期いっぱいやる腹のようです。

アメリカの“金融不安”も、麻生さんにとっては、単なる「解散先送り」の口実に過ぎないのです。

問題は公明党だけです。しかし、自民党の危機は、公明党の都合も、選挙協力も、そんな事に“かまって”いられる段階では無さそうです。

麻生さんは、行き着くところまで行って、自公政権を道連れに自爆する覚悟かも・・・・・・・。

話が、何だか、どうも、ちょっと、おかしな方向に・・・・・・・。兎に角、政局話はどうでもイイのです。

兎に角、経済第一主義、金儲主義の“バカ騒ぎの時代”が終わり、真ともで、穏やかで、人間の速度に合った、ゆったりと暮らす時代の始まりになれば・・・・・・・と、思うのです。


それでは、また明日。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土浦 寂しく ”あれこれ”

2008年10月03日 | 土浦市の風景
本日も、土浦を漂います。

こちら、亀城公園脇の通りにある欄干です、川はありません。橋の名前は何故か、ふつう漢字表記と平仮名表記で一対になっています。


ここでは、平仮名と漢字で“お志ろはし”とあります。平仮名の“し”は“死”をイメージするからでしょうか。


昭和30年代のモダン建築と云った趣、懐かしさを誘うモダンな医院です。棕櫚が良く似合います。


“大先生”に“若先生”なんて呼ばれる、親子二代の先生が居るような・・・・・・そんな気がしてきました。


こちらは、目一杯ど派手な看板です。店名よりメニューです。お腹を空かしている時は、店の名前など見る人は居ません。


ラーメン、チャーハン、餃子、ニラレバ、肉野菜炒め、このデカ文字に引き寄せられます。腹に直接訴えかける看板です。

でも、しかし、腹が空いていない時に見る、この看板の色使いとデカ文字は、相当に、煩くて、不快いで、鬱陶しいです。


こちらは、通りを少し入った路地に面して、ひっそり佇む“削り節店”です。


鰹は堅い魚です。その堅い魚を乾燥してより堅くしたの削っています。それを商うのですから堅い商売です。その堅さが店の佇まいに現れています。

しかし、削り節一本で商売が成立するのが不思議です。世の中、インスタントの“風味調味料”の時代、他人事ながら心配してしまいます。

料亭とか昔からの“しっかりした”お得意さんが、沢山付いているのでしょう。質素に、堅実に、真面目に、一筋に、そう言うお店です。

“削り節”ですから、鰹節だけではなく、さば節、いわし節、あご節、何てものも扱っているのでしょう。用途により削り方もいろいろあるようです。

一度この店で、削り節を買ってみようと思います。


窓ガラスに貼られた、白いテープ? 紙? 年代を感じるモルタル外壁。空襲警報のサイレンが聞こえてきそうです。


狭い路地、低い軒、この先に“お肉屋さん”があり、いつも前を通り過ぎると、夫婦でコロッケの仕込みをしているのです。


形はかなり大雑把、二人で黙々と造るコロッケ、どんな味がするのでしょうか。そのうちいつか・・・・・・と、思いつつ、未だに味は確かめていません。

繁華街から外れて、“うらぶれた”雰囲気のお肉屋さん。風景として眺めるには良いのですが、何か、味も“うらぶれて”いるいるような、そんな気がして・・・・・・。

何か、何故か、寂しい操車場。


岸壁に係留されている浚渫船。寂しい風景です。


港は、何故か、やっぱり寂しいところなのでした。


これで、土浦の“あれこれ”を、寂しく終わります。


それでは、また来週。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土浦 の ”アレ?” と ”コレ?” 

2008年10月02日 | 土浦市の風景
昨日の続きになってしまいました。

今日も、土浦の“アレとコレ”で見繕ってみました。


“割烹青柳”さん。この外壁の“蔦”は、かなり“イケテ”てます。粋で、お洒落で、絵になります。

紅葉すると、これまたイイ味わいが出そうです。


桜川の土手に出ました。ここからの眺める市街も好きです。


この祠、いつ見ても“ナカナカケッコー”です。


“極度の不安”と“可能性を模索”は、お地蔵さん説明文の表現としては、何とも、どうにも、如何にも、遊離して・・・・・・なのです。


こちらの“お宅”は、空き家と思われます。この“モルタル仕上”げの一画に、何か“妖しい匂い”が漂うのです。


桜川沿いの歓楽街です。玄人筋の気配が漂います。


遊びのある造りです。


和風、ステンドグラス風の色ガラスです。コレに「タイル張り」が一部にあれば、典型的な昭和の“あの街”の建物になります。


この老朽化した橋から見る、洋風居酒屋を背景にして立つ棕櫚、なかなかケッコウな眺めです。


こちらは、ぐっと渋く、釣り道具屋さんです。真面目、堅実、信用第一、そんな言葉が浮かんできます。



こちらは、不真面目、不堅実?、信用第二?
“入居”が“人居”になっています。同じアパートの一階と二階の看板。
  

確かに、人が居住するので“人居”も、それなりに・・・、そうなの・・・、かも知れません?

今日は、土浦、アレ? コレ? でした。


それでは、また明日。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土浦 の ”あれ” と ”これ”

2008年10月01日 | 土浦市の風景
今日は“ご近所ネタ”です。

土浦の、アレとかコレと云った処を見繕いました。

「高田保さん」です。わたくしは全く知りませんでした。


こんな業績を残された方です。


土浦には、何故か? 裸婦像がいっぱい有ります。


バックは映画館です。「寺内みつるさん」そうです! あの「寺内タケシさん」の「弟さん?」か「甥御さん?」でしょうか。

充さんは市議会議員なんですね。タケシさんのお父さんも市議会議員だったそうです。映画館、電器店などを経営する地元の名士なのでした。

先日、この映画館で、「崖の上のポニョ」を二人で観て来ました。50歳以上の夫婦割引で2千円でした。

年齢証明が必要になると思い、運転免許証をしっかり持ってキップ売場に向かいました。

「夫婦割りで・・・・・・」と云っても、年齢確認はまったく要求されませんでした。少しはサービスで、

「お客様、夫婦割りは50歳以上なんですが、免許証の確認をさせて頂けますか?」

何て云ってほしかったのに、配偶者は「見れば直ぐ判るわよ」の一言でした。意識と外観が、大きく乖離している今日この頃です。

こちらの裸婦像、オッパイがツルツルで輝いています。通りがかりの酔っぱらいの仕業か?


工事現場でもないのに、道路の片側を占拠する大型クレーン車。何が始まるのか?何となくドキドキします。


こんな処に川が流れ橋が架かっていたのでしょうか。


市街地から少し入った住宅街の神社。


「ワシ神社」ではなく、「オオトリ神社」です。


力石。とても、とても、持ち上げられません。


何やら、参拝記念の石碑を発見。いったい誰の参拝記念?と近づき、


表面の土を手で擦り落とすと、現れたのは、なんと!
   

あの名横綱むと云われた、”常陸山”(1874~1922)では有りませんか。

水戸出身、第19代の横綱です。

“梅ヶ谷”と供に明治時代の相撲黄金期を築いた横綱です。相撲ファンとしては、入り口の案内板で一言でも触れて欲しかったです。

土浦市教育委員会にお願いします、次回案内板を製作する時には、是非、常陸山の参拝記念の石碑に一言触れて下さい。



土浦の、アレとコレ、でした。


それでは、また明日。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする