トラちゃんとおにあいの大きさ。
今日は珍しく記事を2回を上げてしまいました。一応がんばっています(笑)いかがお過ごしでしょうか。
最近あまり懐中電灯を購入していませんでした。なーんでだかは良くわかりません。性能は上がっているしコンパクトな物もでています。欲しいと思うものは結構高価だったりとでそれなりに理由はあったのかもしれませんがよくわかりません。
あったら是非手に入れてみたいと思ったのは
PELICAN 2350の
マイナーチェンジモデル。8,12,14,16タップでHigh, Low, Strobeのモード構成をカスタマイズできる1AAのテールスイッチ式の気持ちの良さそうな懐中電灯です。旧型を持っていますが単3電池1本の懐中電灯にしては大きいのですが持った時の安心感と造りの良さはピカイチだと思っています。
PELICAN自体あまり人気がないのかマイナーチェンジモデルが入荷する事もないのでモンモンとしていました。そんな時出会ったのが今回紹介するCoo Yooと
前回紹介したJAXMANでした。何気ないスペックですがリーズナブルでしっかりした印象が気になりました。
E2を購入した時に
Aoniro Jさんから他に使ってみたい懐中電灯がないのかを尋ねられたので
Coo Yoo PhotoSをお願いしたのであります。
一通り記事を書き終えてから日本語のレビューを探したところ既に購入された方がいらっしゃいました。
CooYoo PhotonS(MecArmy製)。トップは「
自作☆改造☆修理の館(新館)」さんです。
詳細で丁寧なレビューでいいですよね。
と。。改めて。。。森のなかまがどうこう。。書くのもおこがましいのですが。。よろしかったらご覧になってみてください。
しっかりした菱目のナーリングの入ったボディ。小粒ながらも精悍な感じで良くできていると思います。
CooYoo PhotonSは単3電池1本でドライブする1AA懐中電灯です。ひところは1AAの懐中電灯はたくさんありました。どこでも入手できる単3電池。しかも1本で動かせるのであれば誰だってうれしいですよね。
Coo Yooというブランドがあるそうなのですが、覗いてみるとナイフやタクチカルペン、スリングなどがあることから、そういった類のセレクトショップが自社ブランド名のライトを
MecArmyさんに作ってもらったようです。でもMecArmyさんではこの仕様のライトは出していなみたいです。
最近は流行りのサイドスイッチではなくテールにはプッシュ式のスイッチがつきます。
ただでさえ少なくなってきた1AAの懐中電灯。テールにスイッチがある製品も少なくなってきました。ヘッドをひねるツイスト式もスイッチの分だけ小さく作れるし信頼性も高いのですが、やはり逆手持ちでカチンと操作できるのはうれしいです。
おまけにスイッチのブーツがメタルなどではなくいたって普通の黒いもの。しっかりした滑り止めが付いてます。
森のなかまが好きな1AAのテールスイッチ式の懐中電灯のうち小型なものと並べてみました。左から
XENO ES1,
EAGLETAC D25A Ti 2014バージョン, PhotonSとなります。
D25Aはかなり小さいという評価ですがそれより小さいです。手に取ってみると可愛らしい大きさ。しっかり作られた外装が「どーだ。強いんだぞ」みたい的な感じでさらに愛おしい感じがします。単4電池1本の1AAAの方が小さいのですが、1AAA懐中電灯にはない頼もしさがあります。
えーと。。。1AAAが嫌いなのではなく。。。むしろ好きです。。が、使用する電池の構成によっては求める懐中電灯の性格は違うと考えています。一番の不幸は小さい電池に過大な光量やランタイムを求めることだと思っています。
1AAはマニアでない一般的な方が使っても光量、使用時間ともに比較的満足できるものが多いかと思います。
クリップはありません。アルミ製でギリギリまでコンパクトに作られているので軽くトラちゃんでも余裕でせき止められます。接点はプリント基板のパターンそのままではなくプラス、マイナスともにプレートが貼られています。なかなか良い作りだと思います。
ちなみにヘッドとボディ+スイッチの2ピース構成です。ボディとスイッチ部は分離しません。価格を安くできる事もありますが手入れをせずOリングを劣化させてしまう部分を2箇所から1箇所に限定できるメリットがあるかと思います。
High:185Lumens(25M)、Low:50Lumens(2.2H)
写真で見るとやや緑色っぽくみえますが色温度の高いスカッっとした白です。日本人が好みそうな綺麗な白であります。
ANSI Whiteで1Aあたりの光色でしょうか。光学系は透明度の高い樹脂によるコリメータレンズを使用しています。相性が良いのかとても綺麗な配光です。
カチンと押し込んで点灯。さらにカチンと押し込むと消灯。
点灯中に半押しでHigh->Low->Strobeに遷移します。モードメモリはないので常にHigh点灯ですが、モード遷移してから5秒いないに半押し、または消灯、点灯を行うと次のモードに遷移します。なので消灯後すぐに点灯すると前の次のモードで点灯するような印象を受けます。
Highが25分とあります。「25分なら。。」とプロではないEneloopを入れて連続点灯させましたが30分以上点灯しています。Highに関してはアルカリ電池よりもニッケル水素で粘りそうですね。触れられない程熱くはなりませんがずーっとは触っていたくない熱さです。
途中お風呂を洗っていたら見失っちゃいましたが(笑)45分を過ぎた頃にはLowのレベルで点灯し続けていました。ストンと消えるタイプではないので電池の交換時期の目安にもなるのでこのクラスの利用者にはありがたい事だとおもいます。
Lowは概ねスペック通りのランタイムでした。定電流とメーカーは謳いますが脈動がありチラつきを感じ多少回路が鳴きます(電圧の低下とともに鳴きは静かになります)。
EAGLETAC D25Aみたいな感じです。PWMが必ずチラつきを感じて定電流ならチラつきが無いというわけではないと思います。50ルーメンのLowを重点的に使おうと考えられている方は別な機種を考えられた方がよいかと思います。Lowは電池が足りなくなってくると回路の都合による不連続な点滅になりました。
基本Highで運用するのがシアワセな懐中電灯だと思います。
どうしてもランタイムを稼がなければならない時。そんな時にLowを使うと考えると自然かと思います。
テールスイッチ式で単3電池で動くコンパクトで軽い懐中電灯は誰もが運用しやすいかと思います。
最初にイメージしていたのはLow, Highのシンプルな2モードの懐中電灯でしたがStrobeが入る事でやや複雑な印象になってしまいました。
個人的にはこの複雑さがこのライトの持ち味を相殺してしまったような気がします。
例えば1モード。できれば60−80ルーメンくらいの間欠点灯ができる懐中電灯だったら幾つかある理想の懐中電灯の一つになったかと思いますが、そういった構成は市場ではあまり売れないのかと思います。
とはいえ、カチンと点灯して終えるべき事を終えたらカチンと消灯する。最も基本的な使い方をするぶんにはコンパクトで明るい。。外装もしっかりしていて。。そして単3電池1本で動かせるテールスイッチ式の懐中電灯には違いがありません。
そういった懐中電灯をお探しの方にはピシャリとはまると思います。是非検討してみて頂ければと思います♪
それでは!