違和感
目をつむり祈る人
写真を見直していて右下の天使の行動に気づきました。祈りを聞き届け女性のなかでも何かが起きていることに天使が気がついたのかもしれません。
普通に生きていれば届かない祈りは無意味で骨折りなだけなことなんだろうかと疑問に思う事だってあります。
いつも花魁人形の傍にいる天草四郎の人形。写真を並べながらなぜか昔読んだ遠藤周作さんの
沈黙を思い出しました。
清水真理さんの人形にはいつも光と闇、美と醜といった相反するものをパンパンに抱え込みながら、それでも存在しようとする力強さがあります。そこに惹かれるんだと思います。
聞き届けられることはないかもしれませんが、それでも祈らずにはいられないことはありますか?
何も書かないつもりだったのですが、やっぱり色々想いを巡らしてしまう人形たちです。
作者の意図とは異なりそぐわない投稿になってしまったかもしれませんが森のなかまの拙さゆえご了承頂ければと思います。
清水真理さんの「
Wonderland」は11/24まで
横浜人形の家で行われています。
それでは!