鳥みたい
森のなかまとしては研いで使い続けることを前提に購入した初めてのナイフです。
スパイダルコのてんとうむしというモデルです。畳んであると65mmくらい。樹脂素材のハンドルのおかげで18gと軽量です。樹脂製ハンドルの見た目はチャチに見えるかもしれませんがすごい確りしています。
ブレードの根元近くに丸い穴っぽこがあってこれに親指を押し当ててクイッとやると片手で展開するというものです。
どうでもいいですが。。被写体として面白いです。
緑青をイメージしたターコイズブルーのパラロープがあったのでくくりつけてみました。黄色のハンドルと相まってなんだかファンシーなかんじになりました。
結構お値段がするのですが真面目なお付き合いを考えていたので奮発しました。
装飾的な要素はありませんが道具としてかっこいいですね。
小学生のころに親父から研ぎを教えてもらったのですが、ガキんちょなので角度を一定に保つことができず刃を丸くしてしまいなまくらにしてしまいました。切れない刃物はとっても危険なので替え刃式のカッターをよく使うようになり、研ぎが必要な刃物は意識的に遠ざけていました。
「SEKI-JAPAN」と刻印されていることから製造は日本のようです。箱出しで結構切れてくれます。革ベルトを調節したときの端材を切ってみましたがスパッと切れて角がピッと立ちます。いいですね。
と、先日何かの拍子に砥石を買って包丁を研いだらこれがよく切れるようになりました。歳をとって多少は角度を一定に保てるようになったのかもしれませんが、
定評のあるシャプトンの砥石が単に良かったのかもしれません。
ということで、一つ苦手意識が減りました。ひとつちゃんとしたものを購入して維持してみようかと思うようになった次第です。
単4電池1本の懐中電灯と比べてもこんな感じに小ちゃくて軽いのでどこにても持ち運びたいところですがコイツで「出来てしまう」ことを考えると無目的に持ち歩くのは控えようかと思います。
実はさっそく浅くスパッとやってしまいました。生半可だったんだと思います。
小ちゃくてもいい加減に扱えばケガを連発しますがきちんと扱えばより安全に、出来ることを広げてくれる頼もしい道具であります。きちんと研いで末長く真面目なお付き合いをしたいです。
それでは!