
作品と一緒になってみました
歩道橋のお化けみたいな刺激的な場所を通って目的に到着しました。
先週土曜日に行ってきたBankArt 1929の「雨ニモマケズ」。色々整理したり順番を考えたのですが写真枚数は40枚でちょっと多め。。おまけに平日に書き溜めたのでいつも以上に文章がボロボロのチグハグでお見苦しいですがご了承ください。

指定方向外進行禁止がたくさん。あちらを立てればこちらが立たず的な。。なんだか世の中ちっくだなぁと思っていたのですが、解説をみていみると「13の場所を示す自身のポートレイト」とありました。金子未弥さんの「セルフポートレート」。
指定方向外進行禁止の標識に重心を置いて眺めると相反する矛盾した状況を表しているかのようにも見えますし、たがいが阻害し合わない場所に整然とあったのを一箇所に集めたんだよ。。いやいや額面通り方向を示しているんだよと捉え方は色々。。

というわけで「雨ニモマケズ」のR16 Studioにやってきました。

場所は急東横線廃線跡の高架下。森のなかま夫婦がよくつかう「みなとみらい線」との直通運転により2004年1月に横浜〜桜木町間が廃線となり遺構として残り続けています。森のなかまが横浜に引っ越してきたのは2003年の12月で当時の状況は知りませんでした。『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)さんの以下の記事を読ませてもらい、過去の記憶をインストールしてみました(なおYahooブログは今年の12/15で終了。5/9より移行開始の予定しているそうです)。
東急東横線・横浜~桜木町の廃線跡(神奈川県横浜市西区~中区。2016年訪問)
また、R16 Studioがどんな風に生まれてどこへ行くのかについては「はまれぽ.com」さんの次の記事で知る事ができました。
東横線廃線跡に現れた謎の「R16」!これは一体なに?
電気、水道のライフラインがない場所。雨が降れば入り込み、風も通り過ぎていく高架下に集まってきたアーティストたちの様子をうかがい知る事ができました。

14:04 土屋信子さんの「30ways to go to the moon その後の巻」という作品です。なんだか重力と無縁のような軽やかな感じ。夢のなかでフワフワと空を及び回るようなかんじです。
例によって何の事前知識もなく、タイトルを探すしてもよくわからなかったので森のなかまの脳内妄想モードでの鑑賞になります。

よく見るとこういった立体を作ろうとは思わないよう素材を繊細につなぎ合わせています。個人的に写真で見直してあとからジワジワくるタイプです。
「月へ行くための装置を開発中。出来上がったものと同時に、開発中の様子を公開します」とパンフレットにありました。
夕暮れや夜になって限られた照明でみてもステキそうです。

多分作品ではないのですが。。。なぜか炊飯器。。ここで煮炊きするのかな。。それとも作品を作るのに使うのかな。。。ちなみに近辺にはコンビニなどのお店は見かけませんでした。

ニャンだか猫みたいにも見えるけれど、鼻がにょっきり長かったりの「旧市街地〜R16〜みなとみらい」という作品は松田直樹さん松田るみさんのマツダホームの作品。

この階段がお気に入り。スタジオの外は歩道。いろんな人や物がビューンとかテケテケ移動していきます。
「数ヶ月にわたっり、旧市街地とみなとみらいを裸足で歩き、その足跡を一枚の紙に重ねていった」とパンフレットにはありました。あぁ。。いろいろ見過ごしてるなぁ

363tableさんは横浜在住の店主や写真家の5人によるユニット。「日常運河」というパブリックスペースオープンしていました。

宴のあとかな。。

おぉ。。なんだかおコタツがあります。こちらはSha-Ba(写場)という五人の写真家によるシェアスタジオです。いろんなスタイルの写真を一度に見る事ができるばかりか写真家の方とお話をしたりして過ごす事ができます。

色々イベントやワークショップが行われているのですが3分間相手の顔をみつめてからチェキで写す北山深雪さんの「みつめて写す」に参加してみました。これはおしゃべりをしながら写真ができあがるのを待っているところ。なーんと一般人としては第1号だったそうです。
「あまり見つめることってないですよね」と北山さん。
「まじまじと見ていると何か食べたいもんがあるんだと思っちゃいます」
すみません。。馬鹿げたことばかり言って。。楽しい体験でした。

最初にみたセルフポートレートの裏側にでました。作者の意図とはかけ離れてしまっているかもしれませんが、なんかいいです。

つい。。いつもの調子できになるところに寄って撮ってしまいました。

こちら。。雑然としているようで整理されていて。。てっきり作品だと思ったのですが北山さんに伺ったところバックヤードだそうです。

再びSha-Baに戻ります。気になっていたミラーボール。お日さまの光でキラキラ全開です。

椅子が一瞬カワイイ生物のようになりました。

2016年には遊歩道化する案もあったのですがその後も放置され続けた廃線跡。こんなに近くで見られるのも醍醐味の一つだと思います。

少しお日様が陰ってきたのか輝度差がすくなくなったのでお気に入りの階段をとってみました。

実は近所の新幹線高架下にもこんな感じの場所はあるのですが、まじまじ見たりすると不審者に思われてしまいますが大手を振るって見る事ができます。

小田原のどかさんの「↓(2019)」と再び出会いました。
ネオン管の赤がわかるよう窓枠から中を見ることを想定しているんだと思いますが窓枠から入り込む光と外の光景があっていると思いシャッター切ってみました。

ベンチに置かれたドライフラワーに木漏れ日が当たっていました。何故か「優しさ」のようなものを感じでしまいました。

治療室と書かれたドア。短絡的ですが廃墟の病院イメージが出来てしまいました。

nitehi worksさんの「見えない再生」という作品でした。車や人が往来する国道16号を背景にこんな光が差し込んでくるスタジオ。色んな可能性を感じます。

14:38 光は届かなくても雨は落ちてくる高架下の脇道。

梱包用のプチプチをまとったドームが出てきました。owowbund1871というチームで作成されたソーラーパネルを使った発電所です。
「ダンボール素材を使っているんで雨ニモマケズが雨にもまけちゃうんです」と解説をしてくれました。

中に入れてもらいました。おじゃましまーす。左に太陽パネルが置いてあります。前日の雨後がパネルの上に残っていました。

紙でできた角パイプとダンボールのジョイントをネジで固定。

高架下には雨が容赦なく振り込んでくるそうなので急遽プチプチで覆ったそうです。が何だかプチプチで覆われた姿もいいなぁと思ってしまうのでありました。
夜雨がふっていると「あの小ちゃな紙の発電所は大丈夫かな?」と思ってしまうのは現在進行形であります。

食べ物が入ったコンテナと巨大な土の球体。コンテナを開ける時間が書かれていました。
この作品以降はパンフレットにも載っていなようなので作者、作品名はわかりません。

巨大な樹脂の塊のようなものが出現。子供が顔を真っ赤にしよじ登って遊べる遊具くらいの大きさはあります。例によって気になるところを寄って撮ってみたところ、どこがどこだかさっぱり判らなくなってしまいました。すみません。
作品には手を触れませんでしたがしっとりとした表面は触れたら穏やかな気持ちになれそうな、そんなカタマリ感がありました。

あれ。。。なんだか渡り石がありますね。

入って見るとテーブルのある生活空間が現れました。冷蔵庫にあたった光がこんふうに壁を彩るのはみたことありません。

西に面した既に風雨にさらされた感がでてきたアクリル板にはペッタリと葉っぱが付いていました。

廃線跡を期間限定で借りて返却することもありますが予算的にも自分たちで床や壁を設営するそうです。

期間中最後まで展示するアーティストもいれば入れ替わる場所もあるとの話もきいています。

終了は3/24。それまでにこの小さい世界が連なるこのスタジオに何度雨が降るのか。

難しいことは後でよいので是非足をお運びください♪
それでは!
歩道橋のお化けみたいな刺激的な場所を通って目的に到着しました。
先週土曜日に行ってきたBankArt 1929の「雨ニモマケズ」。色々整理したり順番を考えたのですが写真枚数は40枚でちょっと多め。。おまけに平日に書き溜めたのでいつも以上に文章がボロボロのチグハグでお見苦しいですがご了承ください。

指定方向外進行禁止がたくさん。あちらを立てればこちらが立たず的な。。なんだか世の中ちっくだなぁと思っていたのですが、解説をみていみると「13の場所を示す自身のポートレイト」とありました。金子未弥さんの「セルフポートレート」。
指定方向外進行禁止の標識に重心を置いて眺めると相反する矛盾した状況を表しているかのようにも見えますし、たがいが阻害し合わない場所に整然とあったのを一箇所に集めたんだよ。。いやいや額面通り方向を示しているんだよと捉え方は色々。。

というわけで「雨ニモマケズ」のR16 Studioにやってきました。

場所は急東横線廃線跡の高架下。森のなかま夫婦がよくつかう「みなとみらい線」との直通運転により2004年1月に横浜〜桜木町間が廃線となり遺構として残り続けています。森のなかまが横浜に引っ越してきたのは2003年の12月で当時の状況は知りませんでした。『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)さんの以下の記事を読ませてもらい、過去の記憶をインストールしてみました(なおYahooブログは今年の12/15で終了。5/9より移行開始の予定しているそうです)。
東急東横線・横浜~桜木町の廃線跡(神奈川県横浜市西区~中区。2016年訪問)
また、R16 Studioがどんな風に生まれてどこへ行くのかについては「はまれぽ.com」さんの次の記事で知る事ができました。
東横線廃線跡に現れた謎の「R16」!これは一体なに?
電気、水道のライフラインがない場所。雨が降れば入り込み、風も通り過ぎていく高架下に集まってきたアーティストたちの様子をうかがい知る事ができました。

14:04 土屋信子さんの「30ways to go to the moon その後の巻」という作品です。なんだか重力と無縁のような軽やかな感じ。夢のなかでフワフワと空を及び回るようなかんじです。
例によって何の事前知識もなく、タイトルを探すしてもよくわからなかったので森のなかまの脳内妄想モードでの鑑賞になります。

よく見るとこういった立体を作ろうとは思わないよう素材を繊細につなぎ合わせています。個人的に写真で見直してあとからジワジワくるタイプです。
「月へ行くための装置を開発中。出来上がったものと同時に、開発中の様子を公開します」とパンフレットにありました。
夕暮れや夜になって限られた照明でみてもステキそうです。

多分作品ではないのですが。。。なぜか炊飯器。。ここで煮炊きするのかな。。それとも作品を作るのに使うのかな。。。ちなみに近辺にはコンビニなどのお店は見かけませんでした。

ニャンだか猫みたいにも見えるけれど、鼻がにょっきり長かったりの「旧市街地〜R16〜みなとみらい」という作品は松田直樹さん松田るみさんのマツダホームの作品。

この階段がお気に入り。スタジオの外は歩道。いろんな人や物がビューンとかテケテケ移動していきます。
「数ヶ月にわたっり、旧市街地とみなとみらいを裸足で歩き、その足跡を一枚の紙に重ねていった」とパンフレットにはありました。あぁ。。いろいろ見過ごしてるなぁ

363tableさんは横浜在住の店主や写真家の5人によるユニット。「日常運河」というパブリックスペースオープンしていました。

宴のあとかな。。

おぉ。。なんだかおコタツがあります。こちらはSha-Ba(写場)という五人の写真家によるシェアスタジオです。いろんなスタイルの写真を一度に見る事ができるばかりか写真家の方とお話をしたりして過ごす事ができます。

色々イベントやワークショップが行われているのですが3分間相手の顔をみつめてからチェキで写す北山深雪さんの「みつめて写す」に参加してみました。これはおしゃべりをしながら写真ができあがるのを待っているところ。なーんと一般人としては第1号だったそうです。
「あまり見つめることってないですよね」と北山さん。
「まじまじと見ていると何か食べたいもんがあるんだと思っちゃいます」
すみません。。馬鹿げたことばかり言って。。楽しい体験でした。

最初にみたセルフポートレートの裏側にでました。作者の意図とはかけ離れてしまっているかもしれませんが、なんかいいです。

つい。。いつもの調子できになるところに寄って撮ってしまいました。

こちら。。雑然としているようで整理されていて。。てっきり作品だと思ったのですが北山さんに伺ったところバックヤードだそうです。

再びSha-Baに戻ります。気になっていたミラーボール。お日さまの光でキラキラ全開です。

椅子が一瞬カワイイ生物のようになりました。

2016年には遊歩道化する案もあったのですがその後も放置され続けた廃線跡。こんなに近くで見られるのも醍醐味の一つだと思います。

少しお日様が陰ってきたのか輝度差がすくなくなったのでお気に入りの階段をとってみました。

実は近所の新幹線高架下にもこんな感じの場所はあるのですが、まじまじ見たりすると不審者に思われてしまいますが大手を振るって見る事ができます。

小田原のどかさんの「↓(2019)」と再び出会いました。
ネオン管の赤がわかるよう窓枠から中を見ることを想定しているんだと思いますが窓枠から入り込む光と外の光景があっていると思いシャッター切ってみました。

ベンチに置かれたドライフラワーに木漏れ日が当たっていました。何故か「優しさ」のようなものを感じでしまいました。

治療室と書かれたドア。短絡的ですが廃墟の病院イメージが出来てしまいました。

nitehi worksさんの「見えない再生」という作品でした。車や人が往来する国道16号を背景にこんな光が差し込んでくるスタジオ。色んな可能性を感じます。

14:38 光は届かなくても雨は落ちてくる高架下の脇道。

梱包用のプチプチをまとったドームが出てきました。owowbund1871というチームで作成されたソーラーパネルを使った発電所です。
「ダンボール素材を使っているんで雨ニモマケズが雨にもまけちゃうんです」と解説をしてくれました。

中に入れてもらいました。おじゃましまーす。左に太陽パネルが置いてあります。前日の雨後がパネルの上に残っていました。

紙でできた角パイプとダンボールのジョイントをネジで固定。

高架下には雨が容赦なく振り込んでくるそうなので急遽プチプチで覆ったそうです。が何だかプチプチで覆われた姿もいいなぁと思ってしまうのでありました。
夜雨がふっていると「あの小ちゃな紙の発電所は大丈夫かな?」と思ってしまうのは現在進行形であります。

食べ物が入ったコンテナと巨大な土の球体。コンテナを開ける時間が書かれていました。
この作品以降はパンフレットにも載っていなようなので作者、作品名はわかりません。

巨大な樹脂の塊のようなものが出現。子供が顔を真っ赤にしよじ登って遊べる遊具くらいの大きさはあります。例によって気になるところを寄って撮ってみたところ、どこがどこだかさっぱり判らなくなってしまいました。すみません。
作品には手を触れませんでしたがしっとりとした表面は触れたら穏やかな気持ちになれそうな、そんなカタマリ感がありました。

あれ。。。なんだか渡り石がありますね。

入って見るとテーブルのある生活空間が現れました。冷蔵庫にあたった光がこんふうに壁を彩るのはみたことありません。

西に面した既に風雨にさらされた感がでてきたアクリル板にはペッタリと葉っぱが付いていました。

廃線跡を期間限定で借りて返却することもありますが予算的にも自分たちで床や壁を設営するそうです。

期間中最後まで展示するアーティストもいれば入れ替わる場所もあるとの話もきいています。

終了は3/24。それまでにこの小さい世界が連なるこのスタジオに何度雨が降るのか。

難しいことは後でよいので是非足をお運びください♪
それでは!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます