森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

NEXTORCH Dr.K3S

2019-06-16 17:54:12 | フラッシュライト
ようやくこれだけ明るくないLED懐中電灯が出てくるようになりました。

日曜日。本日は快晴。お布団を干すことができました。土砂降りの中、濡れたズボンの裾を伝って靴の中に雨水が染み込んでくると「あーっ」となったうえ翌日も「あーっ」だったりします。今年は靴乾燥機なるものを準備していたのですが使ってみたら。。。かなりゴキゲンでした。便利なものがあります。いかがお過ごしでしょうか。

2週連続で土曜日に外出ができなかったのでブログもお休みしようかと思ったのですが、久しぶりに紹介してみたいと思う懐中電灯に出会いましたのでまとめて写真を撮ってみました。

明るく無い懐中電灯

というものに興味がおありでしたらお付き合い下さい。


NEXTORCH社のDr.K3Sホルキンさんで購入しました。

発売したころは「5mm砲弾で高演色のナースライト」みたいな製品という認識で、なら同じようなのを持っているし。。いいか。。と思ってやりすごしました。明るさまではちょっと見ていなかったです。なんと。。単4電池1本で4.2ルーメン。。


RG0, Ra>90, CCT 500K。と書かれたヘッド。うーん。プロが使う製品っぽくてかっこいいです。

「Ra>90」はざっくりいうと高演色を意味しています。赤や茶色がくすんだりしません。ちなみに白熱電球などはRa=100です。一般的な蛍光灯は60〜70とも言われています。この値が高いほど美味しそうなお肉とかが美味しそうに見えます。

CCTはざっくりいうと色温度を表します。日中のお日さまの色合いが5000〜6000と言われています。低いと電球や夕焼けのように赤みを帯びてきます

RG0。。。?とりあえず調べてみたところIEC62471で定義される区分らしくブルーライトの危険性は「ほぼ無いですよ」というものだそうです。
IECの規格書はそのへんに落ちているものではなくアカウントをとって購入するようなものかと思いますが、規格対応を謳う企業の文章は調べられますので興味のあるかたは調べてみてください。


Dr.K3S 4.2Lumens(55H), 参考:The Ti Sapphire High CRI 5,000KRa>96(n/a)

同じような色合いで僅かにルーメン値の高いライト(6Lumensくらい)を参考として載せてみました。

Dr.K3Sは凸レンズで集光して比較的均一なスポット光を作り出します。LED LENSER P2みたいな感じです。スポット周辺に集光による青いリングが僅かに出ます。パーツを覗いたりするのには結構いい感じです。

森のなかまは医療従事者ではありませんので外野からあれこれいうと見当はずれなことにもなるかもしれませんので以下の記事を読ませて頂きました。

ペンライトを買う」トップは「Anatomy 今日も明日も」さんです。

実際、自分でも試してみましたが。。意識がある状態で4ルーメンはちょっと眩しいかもしれません。。1.5ルーメンに絞れるIYP365などの方が眩しくありませんでした。ただ。。。IYP365はLow始まりでは無いのと125ルーメンを叩き出す能力があります。

操作には慣れている森のなかまですが所詮アマチュアです。ミスをすることを分かっているので出来れば自分や他人の目にはむけたく有りません。これは森のなかまの個人的の場合です。プロであれば道具の使い方は体に叩き込むでしょうし、使い慣れた道具であれば長所や短所も把握しているものかと思います。

口腔内などは色温度や配光の関係もあってかなり色や形状などは見やすかったです。。がその道の方に実際使ってもらって判断してもらうのが一番かと思います。

一方、森のなかま的には「押せば確実に良質な光が4ルーメンで得られる」というところが魅力です。

ルーペでパーツとかを見ていて消灯。。「あっ。。隣の。。」と直ぐに再点灯しても120ルーメンとかで光らない大いなる安心感。これに尽きます。

実際暗闇で使ってみると集光された4ルーメンは結構使い出があります。ReconStylusを愛用する方には是非使ってみて頂きたいと思います。ただ。。「暗すぎる」というクレームはなしでお願いします。


ライトを使っているときは見たり横に並べて比べたりすることができないかと思うのですが。。この瞳孔計が付いていると一気に医療ペンライトというイメージになりますよね。


固くて使うのが大変なこともなくスルッと使えるクリップ。前後に移動してしまったりしないよう溝にパチンと収まっています。
スイッチのでっ張部分はゴムではなくサラッとした樹脂です。汚れても拭き取りがし易いかと思います。なお防水性能はIPX4(防沫形)だそうです。


本業の方はあまり気にされないかもしれませんが。。懐中電灯専門メーカらしい綺麗で確りしたねじ切りです。しかも。。潤滑油も適正量でとても綺麗に組み立てられています。
最近NEXTORCH社の製品をいくつか購入したのですが組み立てや半田付けがキレイだったので好感を持っています。

さて。。ちょっと黒一色だったので色がついたものを載せたくなりました。。。ペンライトつながりで。。。


MALLEABLEボールペンのその後です。真鍮らしい色合いになってきましたがまだまだ序の口です。


この子もDr.K3Sと同じような凸レンズで集光しています。森のなかまが壊さなければ綺麗な配光をお見せできたのですが。。。一応治したのですが商品本来の配光ではないので載せるのを控えています。


使っても、使ってなくても日増しに気にってくるんです。


気に入ってるだけに、もう少しLEDの位置を調整して綺麗な配光にしてあげたいと思っていますが。。。生半可に仕掛かると状況を悪くするかもしれません。


気力が充実したら一気に攻めてみようかと思ったりしています。


というわけで。。能力を表す数字を右肩上がりで大きくするのに切磋琢磨するのが当たり前と思われる世の中ですが、違う世界を覗いてみれば色んな尺度があることに気づかされます。

LEDは球切れしなくてよいけれど、明るすぎたり多機能で困るんだよなぁという事情をお持ちの方は検討してみて頂ければ幸いです。

それでは!

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