11月10日に東京でワクチンに関するデモが行われました。小児科医も参加しています。
「ワクチン後進国」という汚名を着せられて久しい日本のワクチン行政、まだまだ腰が重く、子ども達の健康を守るために直談判せずにはいられない状況が続いているのです。
■ 子どものワクチン無料化を(2011年11月10日:NHK)
細菌性髄膜炎などワクチンで予防できる病気から子どもたちを守るため、すべてのワクチンを無料で接種できるようにしてほしいと、10日、患者団体などが東京でデモ行進を行いました。
デモ行進を行ったのは、髄膜炎やポリオの患者団体の会員や幼い子どものいる女性などおよそ100人で、「すべての子どもにワクチンを」と書いた横断幕を掲げ、東京・霞ヶ関周辺を歩きました。
現在、国内で、高校生の年齢までに接種するワクチンは全部で13種類ありますが、国などが費用を負担する「定期接種」の対象は、「はしか」など5種類だけです。また、細菌性髄膜炎と子宮けいがんのワクチンの接種費用の一部については、国が助成を始めたものの来年4月以降も続くかどうか決まっていません。すべてのワクチンを接種した場合、負担額は最大で20万円ほどになる計算で、参加者たちは子どもたちを守るため、すべてのワクチンを「定期接種」に位置づけ、無料で接種できるようにしてほしいと訴えていました。
デモ行進の実行委員長を務めた吉川恵子さんは、「ワクチンの接種費用は子育て世代にとっては重い負担だ。経済的な事情で接種できないとなると、親もつらいし、何よりも子どもたちが命の危険にさらされてしまう。格差が生じないよう国には一刻も早く取り組んでほしい」と話していました。
こちらにも記事があります。
■ ワクチンデモ2(ロハスメディカル)
<参考> 実行委員会のHP
「ワクチン後進国」という汚名を着せられて久しい日本のワクチン行政、まだまだ腰が重く、子ども達の健康を守るために直談判せずにはいられない状況が続いているのです。
■ 子どものワクチン無料化を(2011年11月10日:NHK)
細菌性髄膜炎などワクチンで予防できる病気から子どもたちを守るため、すべてのワクチンを無料で接種できるようにしてほしいと、10日、患者団体などが東京でデモ行進を行いました。
デモ行進を行ったのは、髄膜炎やポリオの患者団体の会員や幼い子どものいる女性などおよそ100人で、「すべての子どもにワクチンを」と書いた横断幕を掲げ、東京・霞ヶ関周辺を歩きました。
現在、国内で、高校生の年齢までに接種するワクチンは全部で13種類ありますが、国などが費用を負担する「定期接種」の対象は、「はしか」など5種類だけです。また、細菌性髄膜炎と子宮けいがんのワクチンの接種費用の一部については、国が助成を始めたものの来年4月以降も続くかどうか決まっていません。すべてのワクチンを接種した場合、負担額は最大で20万円ほどになる計算で、参加者たちは子どもたちを守るため、すべてのワクチンを「定期接種」に位置づけ、無料で接種できるようにしてほしいと訴えていました。
デモ行進の実行委員長を務めた吉川恵子さんは、「ワクチンの接種費用は子育て世代にとっては重い負担だ。経済的な事情で接種できないとなると、親もつらいし、何よりも子どもたちが命の危険にさらされてしまう。格差が生じないよう国には一刻も早く取り組んでほしい」と話していました。
こちらにも記事があります。
■ ワクチンデモ2(ロハスメディカル)
<参考> 実行委員会のHP