以前から噂は流れていましたが、とうとう正式発表されました。
産婦人科に始まり、小児科に引き続き、整形外科も入院病棟閉鎖へ。
交通事故が起きても、事実上館林市内では重症者の診療ができないことになります。
病院自体尻すぼみの感が拭えず、市民の不安が増長しています。
■ 館林厚生病院整形外科入院休止も~群大3医師引き揚げ
(読売新聞 2012年1月25日)
館林厚生病院(館林市成島町)の整形外科で、現在、群馬大学から派遣されている3人の常勤医全員が3月末で引き揚げることになり、4月から入院患者の受け入れが休止となる可能性が出ている。既に1月中旬から外来の新患や救急患者の受け入れを一部制限している。
同病院を運営する邑楽館林医療事務組合によると、昨年12月22日、同大から、付属病院の整形外科医が不足しているため、常勤医を引き揚げるとの正式な連絡があった。代わりの常勤医が見つからない場合は、入院患者受け入れを休止せざるを得ないという。
館林厚生病院は、地元医師会や県、市と連携を取りながら医師確保を図るとともに、「外来だけでも残したい」として、引き続き同大に常勤、非常勤を問わず医師派遣を依頼している。
諸悪の根源は「新臨床研修医制度」(※)で中央の大学病院や大病院に研修医が集まり、地方大学で激減したことです。さらに医療費抑制も医療全体の質の地盤沈下を引き起こしています。
厚生労働省の失政により、未だに現場は苦しめられています。「日本の医療費を先進国平均並に引き上げる」というマニフェストを掲げて政権を手に入れた民主党も大嘘つきです。
健康保険の費用を払っているのに、近隣で十分な医療を受けられないのはおかしい。厚生労働省は訴えられるべきではないでしょうか?
※ 新臨床研修医制度(「はてなキーワード」より)
2003年から運用が始まった新人医師の研修制度。それまで必ず出身大学医学部で研修をしていた(注:これは事実と異なります)ことを改め、任意の医療機関で研修が出来るようになった。現在以下の問題点が指摘されている。
□ 大学医局のスタッフが減少するため、それまで各病院に派遣されていた医師を引き上げ、病院の医師が不足する。
□ 研修医が選択する診療科に偏りが見られる。産婦人科、小児科、脳外科などいわゆる3K診療科を選択するインターンが減少している。
□ 大学医学部の研究レベルが低下する。
これらの問題点は、過疎地、離島の医療現場、産婦人科医師の不足などで既に顕在化している。
産婦人科に始まり、小児科に引き続き、整形外科も入院病棟閉鎖へ。
交通事故が起きても、事実上館林市内では重症者の診療ができないことになります。
病院自体尻すぼみの感が拭えず、市民の不安が増長しています。
■ 館林厚生病院整形外科入院休止も~群大3医師引き揚げ
(読売新聞 2012年1月25日)
館林厚生病院(館林市成島町)の整形外科で、現在、群馬大学から派遣されている3人の常勤医全員が3月末で引き揚げることになり、4月から入院患者の受け入れが休止となる可能性が出ている。既に1月中旬から外来の新患や救急患者の受け入れを一部制限している。
同病院を運営する邑楽館林医療事務組合によると、昨年12月22日、同大から、付属病院の整形外科医が不足しているため、常勤医を引き揚げるとの正式な連絡があった。代わりの常勤医が見つからない場合は、入院患者受け入れを休止せざるを得ないという。
館林厚生病院は、地元医師会や県、市と連携を取りながら医師確保を図るとともに、「外来だけでも残したい」として、引き続き同大に常勤、非常勤を問わず医師派遣を依頼している。
諸悪の根源は「新臨床研修医制度」(※)で中央の大学病院や大病院に研修医が集まり、地方大学で激減したことです。さらに医療費抑制も医療全体の質の地盤沈下を引き起こしています。
厚生労働省の失政により、未だに現場は苦しめられています。「日本の医療費を先進国平均並に引き上げる」というマニフェストを掲げて政権を手に入れた民主党も大嘘つきです。
健康保険の費用を払っているのに、近隣で十分な医療を受けられないのはおかしい。厚生労働省は訴えられるべきではないでしょうか?
※ 新臨床研修医制度(「はてなキーワード」より)
2003年から運用が始まった新人医師の研修制度。それまで必ず出身大学医学部で研修をしていた(注:これは事実と異なります)ことを改め、任意の医療機関で研修が出来るようになった。現在以下の問題点が指摘されている。
□ 大学医局のスタッフが減少するため、それまで各病院に派遣されていた医師を引き上げ、病院の医師が不足する。
□ 研修医が選択する診療科に偏りが見られる。産婦人科、小児科、脳外科などいわゆる3K診療科を選択するインターンが減少している。
□ 大学医学部の研究レベルが低下する。
これらの問題点は、過疎地、離島の医療現場、産婦人科医師の不足などで既に顕在化している。