今朝の奈良市の最低気温は1.7℃、昼の最高気温は8.9℃、五條市の朝の最低気温は 1.5℃、昼の最高気温は9.3℃でした。今日は日中穏やかに晴れた好天気の一日でした。この天気も明日までで、明後日の雨に向け天候は悪化、雨が降った後は寒波襲来と、なかなか厄介な1週間になりそうです。どうも3日ほど前から喉の調子が変になりつつあり、今の段階でごく軽めの咳といがらっぽさのような違和感が続いていますが、ひょっとしたら風邪をひきかけているのだろうか? と少しばかり焦っています。このまま悪化せず平癒してくれたらいいのですが、今週の天気加減で悪化したりしたらと思うとなかなか憂鬱ではあります。この間の医者の込み具合を見てるととてもかかれそうにないですし。
さて、2024年に早期・希望退職を募集した上場企業数が、判明したところで57社あり、前年の41社から4割近く増加したとのことです。なお、募集した数は1万9人と、前年の3,161人から3倍に増加、2021年から3年ぶりに1万人を超えたとのこと。それらの会社のうち、黒字経営が34社、赤字経営が23社で、けしてすべての会社が経営厳しいからリストラしたい、というようなわけでもなさそうです。また、業種別に見ると、総計2400人募集のコニカミノルタや千人募集のオムロン、募集人数こそ非公開ながらそのための費用に200億円も計上した富士通といったで電気機器メーカー系企業が全体の1/3を占めています。
募集に応じた人たちには退職金を積み増したり再就職を支援したりなどそれなりに手厚いサポートがえられる例が多いようですが、これで辞めたとして辞めたヒトは次の仕事って見つかったりするんでしょうか? それぞれの業種等で鍛えてきたベテランはそれなりに需要もありそうな気がしますが、何より相応に年を取って、気力体力柔軟性などで衰えが目立つ世代でもありましょうし、皆が皆つぶしが効くというわけでもなさそうな気がします。企業側としても、希望退職に積極的に応じるというのは、有能でつぶしが効いてやる気に満ちたヒトから手を上げそうな制度に見えるのですが、そんな人材はもったいなくないのか? というようにも思えます。それでも推し進めようというのですからそれなりに意味があるのでしょうが、働き手が減る一方なこれからの時代にそれで対応できるのか疑問です。できればそういった事情も取材してニュースに仕立ててくれたらいいのですが、外から見ている限りでは人件費圧縮こそが主目的としか見えなさそうです。