今朝の奈良市の最低気温15.1℃、最高気温は24.6℃、五條市の今朝の最低気温は14.5℃、最高気温は22.8℃でした。今日は午前中はほぼ曇り、午後も雲の多い一日でした。朝からひんやりして昼間もあまり暑くならず、午後は北風も吹いて、夕方にはまた冷えてきました。流石に今の季節からしたら少し冷え過ぎな気がします。明朝は今日よりも更に冷える模様ですが、昼間は季節らしい温度まで上がってくる見込みです。服装の選択が難しい一日になりそうです。
さて、我が国最後のニホンオオカミが確認されたのは奈良県東部の山の中、東吉野村ですが、同じくらいの時期である明治時代に、南部の秘境上北山村で民家に入り殺害されたニホンオオカミは、その頭蓋骨が現在の大淀町教育委員会に保管されています。その頭蓋骨について、1990年に京大の研究者によってニホンオオカミと鑑定されていましたが、この程、岐阜大学で骨粉から得たミトコンドリアDNAの塩基配列を調べられ、ニホンオオカミの特徴を示す配列が確認されたとのことです。骨の特徴的な形で、既にニホンオオカミとされてはいましたが、これで遺伝的にもこの頭蓋骨がニホンオオカミであることが確定した、とのことでした。
ニホンオオカミが絶滅したことで山の生態系が崩れ、鹿や猪、猿が増えすぎて人の生活圏内に溢れ出して被害を及ぼしている、という話もあり、他所から狼を連れてこようとか、クローン技術で復活させようとか言うような話も聞こえてきます。それが良いことなのかどうか、正直なところ今ひとつ確信が持てないのですが、狂犬病と人の手によって瞬く間に消えてしまったその姿は、やはりどこかで復活させるべきなのかもしれません。
さて、我が国最後のニホンオオカミが確認されたのは奈良県東部の山の中、東吉野村ですが、同じくらいの時期である明治時代に、南部の秘境上北山村で民家に入り殺害されたニホンオオカミは、その頭蓋骨が現在の大淀町教育委員会に保管されています。その頭蓋骨について、1990年に京大の研究者によってニホンオオカミと鑑定されていましたが、この程、岐阜大学で骨粉から得たミトコンドリアDNAの塩基配列を調べられ、ニホンオオカミの特徴を示す配列が確認されたとのことです。骨の特徴的な形で、既にニホンオオカミとされてはいましたが、これで遺伝的にもこの頭蓋骨がニホンオオカミであることが確定した、とのことでした。
ニホンオオカミが絶滅したことで山の生態系が崩れ、鹿や猪、猿が増えすぎて人の生活圏内に溢れ出して被害を及ぼしている、という話もあり、他所から狼を連れてこようとか、クローン技術で復活させようとか言うような話も聞こえてきます。それが良いことなのかどうか、正直なところ今ひとつ確信が持てないのですが、狂犬病と人の手によって瞬く間に消えてしまったその姿は、やはりどこかで復活させるべきなのかもしれません。
