かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

体内時計を制御するスイッチ役の遺伝子がついに見つかったのだそうです。

2019-06-12 21:19:16 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温17℃、最高気温は27.1℃、五條市の今朝の最低気温は15.7℃、最高気温は25.3℃でした。今日は朝しっかりとした日差しがありましたが、昼間は雲が多めで夕方には怪しいぶ厚い黒雲が湧いてきました。橿原神宮前まで帰ってきてみると、怪しい雲の下で道路がしとどに濡れていました。どうやら夕立状に降っていたみたいです。ほんのさっきまで降っていた様子でしたから、辛うじて濡れるのを回避できました。明日は久しぶりに1日安定した晴れ、明後日明々後日はまた雨になる模様です。週末の雨は色々捗りませんので、できれば予報が外れて欲しいものです。

 さて、春から夏にかけての不眠対策に睡眠導入剤などを飲んだりしているこの頃ですが、薬よりは良いかと思い、眠りやすくなるというアミノ酸、グリシンのサプリメントなどを摂り始めています。一応エビデンスはあって機能性表示食品になっている商品もあるようですが、ネット通販で見ると、グリシンの含有量が書いてなかったり、エビデンスでは一回3gのグリシン摂取とあるのに、10分の1も入ってないのが売られていたりと結構面倒な事になっています。そこでとりあえずそこそこ含有量の多いのを選んで3g相当になるよう多めに摂取していますが、果たして期待どおり効きますかどうか。
 そんな色々悩み多い眠りの世界ですが、この程、京都大学などの研究チームが、体内時計を制御して正常に可動させるためのスイッチの役を担っている遺伝子を発見したと発表しました。体内時計の遺伝子は2017年にすでにアメリカの研究者等によって発見されていましたが、その遺伝子をうまく動かす役目の遺伝子が不明だったそうです。京大他の研究チームは、マウスを用い、体内時計遺伝子があるゲノムの端っこの未知の領域の遺伝子を解析、その配列が体内時計遺伝子の調整役を担っていることを明らかにしたとのことです。研究はマウスによるものでしたが、人間も同じ遺伝子を持つと考えられます。この研究が進めば、いずれは睡眠を自由にコントロールしたり、時差ボケなどを改善する方法につながったりするようになるかもしれません。
 判らなかったことがこうして少しずつ分かるようになる、というのは、度の分野の話でも楽しいものです。睡眠制御が解明されたのなら、次は夢を観るための遺伝子とか見つからないものでしょうか? それを強く刺激すれば明晰夢とか見放題になったりして、となれば嬉しいのですが。

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