かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついに三重県で豚コレラ発生! 結局全然止められていないんじゃないでしょうか?

2019-06-27 19:54:10 | Weblog
 今朝の最低気温は22.7℃、最高気温は27.4℃、五條市の今朝の最低気温は20.1℃、最高気温は26.7℃でした。今日は朝から雨が降る予報通りの生憎の空模様でした。昼に一時上がる時もありましたが、その後また降り始め、夕方には雨脚がかなり強くなってきました。懸念された台風はどうやら進路が南にそれ、明日朝関東方面に向かう模様ですが、台風が行った後も刺激を受けたのか北上した梅雨前線が活発になって、とにかく雨続きの毎日がしばらく続くようです。靴や傘が乾く暇もなさそうなのがやっかいですが、梅雨時期とはそういうものだと思うよりないでしょう。

 さて、なかなか収束する気配が見えない、岐阜県の豚コレラ禍。これまでも隣の愛知県などで発生があり、不気味にも少しずつ広がっている感が否めない様子がありましたが、昨日の報道によると、ついに三重県でも発生が確認された、とのことでした。25日に捕獲され、ウイルスの陽性反応が出ていた野生のイノシシ2頭について、その後の精密検査で感染が確認されたとのことです。まあ三重県と言っても、愛知県との県境にある町、いなべ市での発生で、我が奈良県はまだまだ遠いところにありますが、やっぱり食い止められないでいるどころか、そのまま広がりを見せつつあるというのを目のあたりにするのはなかなかに厳しいものがあります。なにより野生動物にとって県境など関係ない話で、山続きで繋がっていればいずれやってきたとしても不思議ではありません。いなべ市から奈良県境まではほんの数十キロ。もし間に挟まる形の滋賀県南東部でも発生が見られたりしたら、もう奈良県も時間の問題と思うしか無いでしょうね。そうなると近畿圏への侵入を防ぐ術はなく、すでに一度大阪で発生しているように、近畿一円に蔓延して、近畿圏の豚飼育もままならない状況へとなりかねない危機が迫っているのでしょう。イノシシ向けのワクチン餌がどれほどの効果を上げているのか全く判らないですし、万一なし崩しに西日本の豚産業が壊滅したら一体誰がこの責任を取るのか、あの時に豚にワクチンを摂取していればよかった、とあとで振り返っても何の益にもなりません。猖獗極まる災いを本気で防ぐ気があるのなら、早く飼育豚へのワクチン接種を決断すべきではなかろうか、と素人ながら思わざるをえません。

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