かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

お米の売価が高止まりしているので備蓄米をようやく出す気になったようですが、余計な但し書きでせっかくの効果を削ぎ落としてしまうのはどうにかならないものでしょうか?

2025-01-25 20:55:16 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は1.6℃、昼の最高気温は10.6℃、五條市の朝の最低気温はー0.8℃、昼の最高気温は9.8℃でした。今日は朝から比較的よく晴れていましたが、北風が冷たく、一時雲が広がって日差しが途絶えたこともあって、昨日までより明らかに寒い一日になりました。まあそれでも例年の1月末頃と比べたら大分気温高めではないかと思うのですが、今現在の体感としてはやっぱり寒いのは寒いです。明日も似たような天気のようですが、週明けは雨になるという予報です。どれくらい降るのかわかりませんが、こちらでは雨でも山の方とか北の方では雪になったりするんでしょうか?

 さて、江藤農水相が、昨日の閣議後の記者会見で、政府が備蓄する米を放出し集荷業者に販売できるように、備蓄米の運用を見直す方針を表明されました。条件として、国が買い戻すという条件を付けていますが、相変わらず価格が高止まりしている米の高騰状況に水をかける事ができるかどうか。政府はこれまで、新米が出てくれば価格は落ち着くと観ていたそうですが、さすが現場知らずの農水省と閣僚という訳でしょうか。その見通しは見事に外れ、相変わらずお米は高いままです。ただでさえ昨年より米の量が減っていると言いますし、素人でも値下がりする要素はまるで無さそうに感じるのですが、甘い見通しで願望と現実をごっちゃにするのが日本のエリート集団の伝統的お家芸な感じがします。
 今回の備蓄米放出も、どれだけの量をどのタイミングで出すかで影響度は変わってきそうですが、後で買い戻すなどといらない伏線を張ってしまったら、末端まで米が届きにくくなるんじゃないでしょうか? それよりも、そんなに米の値段を下げたいのなら海外産の米にかけている関税や輸入制限を一時的に撤廃してガツンと買い込んでやればいいんじゃないかと思います。以前だって韓国やタイから米を緊急輸入したことだってあるんですから、制度としてはできないことは無いはずです。政府で米の海外流通量や相場も観測していれば良いのですが。

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