今朝の奈良市の最低気温は1.6℃、昼の最高気温は11.1℃、五條市の今朝の最低気温はー0.7℃、最高気温は10.3℃でした。朝は相変わらず厳しい冷え込みになりましたが、昼間はよく晴れて過ごしやすくなりました。この好天気自体は明日明後日まで継続する模様ですが、月曜日には雨が予報されています。その後は強めの寒気が入ってきそうなので、寒さには注意が必要そうです。
さて、長かった冬休みもとうとうあと2日で終わりですね。このところ朝晩とも1時間強遅めにズレて生活しているので、この正月時差ボケを矯正していかねばなりません。とにかく早く寝ることから始めませんと、仕事始めがかなりつらいことになりそうです。
ところで韓国の航空機事故、最後の止めとなった現場の務安空港の着陸誘導装置用コンクリート壁について、欧米諸国の航空関係者から非難を浴びているようですが、韓国国内でも、何故あれほどまでに頑丈な設備になってしまったのかについて、色々と情報が錯綜しているようです。このコンクリート壁は、2007年に既存の着陸誘導装置の老朽化に対して、2020年に改良すべく工事が着手されました。そして完成してみると、いつの間にか厚さ30センチ、幅4.4m、長さ40mにもなる巨大なコンクリートの天板が載せられていました。この強力な構造物について、発注元の韓国空港公社は「壊れやすく設計するよう指針を下した」とし、実際に着陸誘導装置の設置設計をした設計士は、コンクリ天板など設計してないといい、工事に当たった施工会社は、異なる見解を示している。設計士は「設計したのはローカライザーだけだ。コンクリートの天板は設計していない」と、韓国航空公社は、「設計図面にコンクリートの天板があった。施工会社はこれに従って工事を行い、コンクリートの天板を加えたものだ」と話しているとのこと。何らかの勘違いや記憶違いでないのであれば、誰かが嘘をついているかもしれません。
この「藪の中」状態に結論があるのかどうかわかりませんが、今後調査が進むにつれ、責任者探しが本格化していくことになるのでしょう。それが再発防止に役立ちうる話ならいいのですが、単なる責任のなすりつけ合いに終止しないように願いたいものです。