かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

識者と呼ばれる人たちの中にも、当然まともなことをおっしゃる方がいらっしゃいます。

2008-12-03 22:51:52 | Weblog
 最近どうも予定外の仕事が突然舞い込んできて、予定していた仕事のための時間を圧迫することが多くなってきているような気がします。今日も今日とて、午後遅く、仕事に勤しんでおりましたら、いきなり今日中に返事せよ、というとある調査のお仕事が。内容は、普通なら識者や先生と呼ばれるような方々とか、関係の企業の方などに色々相談しながら、1週間くらいは最低かけて考える必要のある話なのですが、言われたからにはやるよりなく、無理無理やっつけで内容をまとめました。もちろんその間その時間にやるつもりだった仕事はストップし、予定を大幅に超過することになりました。まことにもって難儀なことです。

 さて、先々日、「第三回児童の性的搾取に反対する世界会議」に関する話をブログにしたためましたが、その後、結構まともで冷静なお話をしている識者を見つけました。ダイヤモンドオンラインという経済関係の情報サイトの一コラムで、山崎元とおっしゃる経済評論家の話です。
http://diamond.jp/series/yamazaki/10058/

『「単純所持」自体を罰するというのは「怖い」。』
『規制が闇販売を増やした禁酒法と裏本の教訓』
『マンガやアニメは現存する児童そのものに被害を与えていない。』
『殺人や戦争が、マンガやアニメといったコンテンツとして流通することは、殺人や戦争を増やしているのだろうか。同様に、児童ポルノの存在は、児童への被害を増やしているのだろうか。』
『規制をするにせよ、しないにせよ、科学的な検証が必要な問題なのではないだろうか。』

引用ばかりで恐縮ですが、いちいちもっともなお話だったので、一部引用してみました。「児童の性的搾取に反対する世界会議」とやらに参加されている方々も、それにいちいち過敏に反応しているマスコミも、もう少し冷静になって、児童の性的搾取をなくすために本当に必要なことは何なのか、どうすればそのような悲劇がなくなるのかを、ちゃんと考えるべきではないかと改めて思いました。教条的に単に臭いものにふたをし、醜いものを覆い隠してそれで事足れり、という考え方は、かえって問題の闇を深化させ、解決を困難にすることに気付かねばならないのではないでしょうか。ちょっと普通に考えればわかりそうなことをあえて取り上げないというのは、やはり何らかの利権が絡んでまともな思考を停止しているのではないか、と疑われても仕方がないような気がいたします。


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