今朝の奈良市の最低気温は23.8℃、昼の最高気温は32.2℃、五條市の今朝の最低気温は21.3℃、昼の最高気温は32.2℃でした。今日は朝から晴れてはいましたが雲が多く、午後はすっかり曇って、夕方には雨になるんじゃないかと疑わしいほどになってきました。結局夜になるまで雨は降ってませんが、明日は昼までには降ってきそうな予報ですし、今夜のうちにパラパラ降り出したとしても不思議ではないような気がします。ただ、ウェザーニュースによると、この週後半の雨を契機に空気が秋に切り替わり、猛暑が一段落するとのこと。昼間は少々暑くても夜に十分下がってくれれば身体はなんとかやっていけますので、ようやく待望の過ごしやすさを迎えられるのかと思うと感無量です。そう言えば、今日通勤途中で見かける水田の傍に、彼岸花が群れ咲く赤い色が見えました。満開と言うには少し迫力が不足している気がしますが、どれほど暑かろうとその時期になると必ず咲く彼岸花には毎年驚かされます。
さて、青森県八戸市にある弁当製造業者「吉田屋」が9月16日に販売した海鮮弁当を食べ、腹痛など体調不良を訴えたヒトが、今日9時現在で1都23県で295人にのぼることが、八戸市保健所から発表されました。なんで青森の弁当屋さんが作った駅弁でそんな広範囲の人が中っているのか不思議に思いましたが、駅弁だからといって駅でのみ売っているわけではなく、全国のスーパーマーケットで開催されている「駅弁祭り」という催しに合わせて、商社を通じ全国に販売したためであることが理解できました。そう言えばうちの近所のAコープでも時折全国の駅弁からいくつかピックアップしたものを集めて販売をしています。多分駅弁祭りは全国からそれなりに駅弁を集めてきてやらないといけないですから、スーパーごとに個々勝手に開催するわけではなく、駅弁を調達する商社が企画して各地のスーパーに売り込んで、一斉に行うのでしょう。その一環でこの会社も参加して全国へ弁当を届けられたことで、被害が広範囲に広がってしまったということです。しかしそれにしても、このクソ暑いさなかに海鮮の弁当なんて作って売ることができるものなのでしょうか? 仮に製造直後は問題なかったとしても、常温ならあっという間に菌が繁殖してすぐに食べられなくなりそうです。 訴えによるとご飯が糸を引いていたりしたということなのである種のなれ寿司状態にでもなっていたのかもしれませんが、それにしたところで臭いは相当きつくなっていたんじゃないかと思われますし、その状態のものを口にする方もなんともチャレンジャーなことだと半ば呆れてしました。今回はO157などの致命的な菌が繁殖したわけではなさそうなのが幸いですが、そもそも合成保存料なども嫌われて使いづらい現代において、真夏同然の暑さが続く今弁当で海鮮など使う方も食べる方もどうかしていると思わざるを得ません。この時期は、生はもちろん火が入っていても、少しでも怪しいと感じたら絶対に食べないというくらいに注意して。ようやくなんとかギリギリ安全が確保できるかも、という位だと認識しておく必要があるのでしょうね。
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