半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

幻の軽レーシングカー、ダイハツ・フェロー7に遭遇!

2011-12-10 10:17:13 | その他、自動車関連
昨日は、ノーチラススポーツカーズの古川先生とご一緒に、このクルマを見学に行きました。ダイハツが1970年の東京レーシングカーショーで発表した360ccのグループ7カー、 “フェロー7” です。もちろんプロトタイプで、この1台しか製作されていません。



今から20年以上前にダイハツの広報に確認したときには、すでに廃棄されて現車は存在せず、広報資料なども全く残っていたいというお話だったのですが……ちゃんと生き延びていたんですね。オーナーのIさんは、解体屋さんで廃棄寸前のところを引き上げてきたとのこと。


当時の写真を見て、てっきりミドシップだとばかり思い込んでいたのですが、何とFRでした。







発表当時のスペックでは、エンジンは356ccの2ストローク直列2気筒、最高出力40馬力、最高速度180km/h、全長3100mm、車両重量700kgとなっていました。この大きさが良いですね。


このセンターコンソールの下にエンジン&ミッションが収まります。




こちらはフロント・カウル。当時の写真はモノクロだったので、イエローのボディ・カラーだとは知りませんでした。




ダッシュに開いている穴は、キャブの吸気用。




ドアはアルミ製でした。



すでに現存していないと思っていた幻のクルマに遭遇できて、正に夢のようです。素晴らしい物を見せていただき、ほんとうにありがとうございました。

オーナーのIさんとお話していたら、なんとVW仲間のSさん(今年の4月26日のブログに登場していただいた方です)と仲良しであることが分かってビックリ。奥様とはすでにS家でお目に掛かったことがありました。この世界、本当に狭いですね(笑)。
コメント (4)
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