半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

Bunkamura ザ・ミュージアムで、『フェルメールからのラブレター展』を観ました。

2012-01-15 10:00:00 | 美術館、展覧会
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに行きました。




目的はこれ、『フェルメールからのラブレター展』を見ることです。



サブタイトルに “ 17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ ” とある通り、フェルメールを含めた当時のオランダの絵画をメインとした企画展です。さすがに世界で三十数点しか現存していない(真贋に関して疑問のある作品も存在しているため、正確な数は不明)フェルメールの作品だけじゃ、展覧会は成立しませんからね。


今回、展示されていたフェルメールの作品は3点で、いずれも女性と手紙にまつわる物。果たして企画展のタイトルのように「ラブレター」であるかどうかは分かりませんが、イマジネーションを刺激する題材だということは良く分かります。



フェルメール、素晴らしい技巧を持った画家だということは理解していたつもりでしたが、他の画家達の作品と較べてしまうと、到底同時代の作とは思えません。

修復作業が行われた《手紙を読む青衣の女》に関しては、修復前の写真と見比べることができましたが、その違いに唖然としてしまいました。私達が良く知っている名画の中にも、描かれた当時とは似ても似つかない状態になっている作品が沢山あるのかもしれませんね。


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