くらしの植物苑で変化朝顔を楽しんだ後は、歴史民俗博物館の本館にお邪魔することにしました。
今回のお目当てはコレ、 『楽器は語る』 という企画展です。
サブタイトルに “紀州藩主徳川冶宝と君子の学” とあるように、紀州徳川家伝来のコレクションを中心とした楽器の展示がメインの企画。しかし、私達にあまり馴染みのない雅楽とはどのような音楽なのか?。その概略も理解できるような構成となっていました。
今回は2か所の企画展示室を使っていて、暦博としても力が入っていることが良く分かります。
今から数百年も前、すでに古い名器を模したレプリカ (しかも時代付けまでしている) を作っていたり、素材の良い古楽器を作り直して使っていたという事実を知ってしまうと、何だか不思議な気がしてしまいます。
まぁローマ時代にもギリシャ時代の彫刻のレプリカとか作ってたりしていたわけですから、ある意味当然なのかもしれませんけど……。
夏休みということもあってか、ロビーにはこのような体験型の展示もありました。
弦を張った弓で色々な素材、形状の物を弾いてみて、音をの違いを体験するという企画です。今回の企画展のテーマとはちょっとずれてますけど、こりゃ中々面白そうですね。もちろんうちのカミさんも挑戦です。
私にとって最も心地よい音は、百均で買ってきたという洗面器でした (笑) 。どうやら私には雅な音楽の素養はないようです。