半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

朝霞市、 Gruppe M(グループ・エム) でインジェクターのテストをしました。

2013-01-22 17:11:19 | ポルシェ911
先日、ポルシェ911用として個人輸入したルーカス製の格安インジェクター、さすがの私でもそのまま装着する勇気はありません(笑)。そこで、朝霞市のGruppe M(グループ・エム)にお邪魔して、果たして本当に使っても大丈夫かどうか?テストしていただくことにしました。




実はこちらの工場長をされている伊沢省二さん(右側)は、元三和自動車のメカニックで、お馴染み清水さんの師匠!に当たる方なのです。余談ですが、後ろにチラッと写っている青いクルマはTWRのXJR15!。他にも凄いクルマが沢山ありました。




今回はこちら、イギリス製のインジェクター・テスター&クリーナーである “ASNU(アズニュー)” の機械を使ってテストしていただくことにしました。




こちらのディスプレイ・ウィンドウではインジェクターのスプレーパターンをチェックします。




こちらのシリンダーでは、連続、間欠の燃料噴射量をチェックします。




これはインジェクターのO/H用の補修パーツ。インジェクターのO/Hは、洗浄やフィルター、Oリングといった消耗品の交換を含めた一式で1本1万円前後。つまりポルシェの場合では純正の新品価格の1/3程度ということになります。さすがに物理的に破損しているような場合は駄目でしょうが、今までO/Hで復活しなかったインジェクターは無かったとのこと。機械式のKジェトロのインジェクターもクリーニングが可能で、体験できるほどの差が出るとのことでした。




グループ・エムさんの工場、旋盤やフライス盤をはじめ、見たことないような工作機械が沢山ありました。頻繁に使用している形跡があるにもかかわらず、切り粉などがほとんど落ちていないのが凄い。さすがです。




これはエアフローを図るテスター。こんな物まで備えている工場は初めて見ました。空調も完備されているし、本当に素晴らしい環境だなぁ……



今回はルーカスのインジェクターのテストに加え、30年、23万km無交換で使い続けてきたボッシュの純正インジェクターがどの程度劣化しているのか?のテストもお願いしました。結果に関しては4月10日発売の “エフロード誌” に書かせていただく予定なのでお楽しみに。ちょっとビックリするような結果でしたよ!。
コメント (2)
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