半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

原美術館で 『メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015‐2017 漂泊する想像力』 を観ました。

2017-07-05 17:33:49 | 美術館、展覧会
移動中に少し空き時間があったので、原美術館に寄ることにしました。






現在開催されている企画展はこちら、 『メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015‐2017 漂泊する想像力』 です。




日本とドイツでモダン・アートの作家を交換して交流を図るという企画です。ドイツには有名な ドイツ銀行コレクション とかもありますし、モダン・アートの国というイメージがありますね。






今回は久々に写真撮影可となっていました。








今回、一番インパクトのあった作品はこれ。泉太郎さんのインスタレーション、 《浮き尻 (遅刻の夢を見る12人以上の徘徊マニア) 》 です。この作品、この飛行機の機内エンターテイメント用モニターのような物が付いたのシートに座らされて、日本→ヨーロッパ間の飛行時間とほぼ同じ時間を過ごさせ、その様子を撮影するというハードな内容。



ちゃんと機内食?もでるそうですが、途中、モニターの表示された演技 (傍目にはそれが演技かどうかも分からないような些細な内容) をこなさなくちゃいけないそうです (笑) 。


さすがに疲労が溜まったときには仮眠することが許されるそうですが、その場合はこの変なベッドで身体を拘束されるとのこと。



このインスタレーションを見て、エコノミークラスにしか乗れないような私のような一般庶民にとって、空の旅がいかに過酷な物であるかを再認識いたしました。

もしどうしてもこういうインスタレーションに参加しなくちゃならないとしたら、ファーストクラス・・・・・・とはいいませんから、せめてビジネスクラスでお願いします! (笑) 。
コメント
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