海外発注したオルタネータの到着待ちの間に行っている作業 “その2” は、ペダルフロアボード(トーボード)の交換をご紹介することにしましょう。この時代のポルシェ911の場合、フロアボードは木製の合板で作られているため、経年劣化でボロボロになってしまいます。カミさんのポルシェ911も生産から35年以上が経過しているため、そろそろ交換しておくことにしました。と、いうわけで、先ずは運転席側から作業開始です。
これが外したフロアボード。ご覧のように結構劣化してましたね。
社外品として耐久性の高いアルミニウムやABS、カーボンといった素材の製品が販売されており、価格的にもかなり割安なので、当初はそういった物に交換しようと思っていました。しかし、清水さんから “その種の社外品は異音の原因になることがある” というアドバイスをいただいたので計画変更。純正と同じ合板を使用しているStoddardの製品を選びました。
今回、敢えて純正ではなくStoddardを選んだ理由は、純正ではハードウェアの部分の移植が必要になる可能性があったため。また、非常にクオリティが高いといわれているStoddardの製品を一度試してみたかったというのもありますね。
実際に較べてみたところ、確かに品質は純正に遜色ないというか・・・・・・部分的には純正を凌ぐように見えます。
この時代のポルシェ911ではスロットルストップは必要ないので、取り外してしまうことにしました。
で、これがクルマに取り付けた様子。純正と同様に綺麗に収まりました。
次は助手席側。せっかくの機会なので左右同時に交換です。
やはりこちら側もかなり劣化していますね。
助手席側にはハードウェアはないので、純正部品を使用することにしました。
ただし、腐食が出ていた取り付けブラケットだけは、Rennlineのステンレス製に交換することにしました。
当然のことながら、こちらもピッタリです。
フロアボードなんて交換してもマットの下に隠れていて全然見えないけれど、やはり今後もこんな感じで気付いたときに少しずつでも手を入れてあげたいと思います。
■現在の走行距離
(2020年03月14日現在) : 26万9265km
■前回からの走行距離 (03月09日~03月14日) : 0km
■今月の維持費
■部品代
02月24日のブログ参照
■工賃
1万2000円
■その他
消費税 : 1200円
■合計
1万3200円