昨日は家族四人で銀座に出掛けました。まず最初の目的地はここ、松屋銀座です、
今回は息子のリクエストで 『アニメ化40周年 ルパン三世展』 を見に行ったのです。
私も息子と同じ位の齢の頃、TVの再放送でルパン三世 (いわゆる第1期というヤツですね) を良く見ていました。一番好きな話は “7番目の橋が落ちるとき” かな。でも第二期の第1話を見てひどく落胆し、それ以降はほとんど見なくなってしまいました。
実は今回の展覧会で個人的に一番の収穫は、次元大介の愛用するリボルバーに関することでした。
第一期のオープニングで、次元が愛用のリボルバーのシリンダー部分を左腕の上に乗せて、上から下にずらしながら回転させるというシーンがあるのですが、当時の私は子供ながらに大きな違和感を感じていました。何故なら、次元が使用しているリボルバーはS&WのM19コンバット・マグナムという設定になっていたはずですから、本来ならばシリンダーの回転方向が反時計回り……つまり、上から下にずらしながらシリンダーを回転させることができないはずだからです。
しかし、今回の展覧会を見てその謎が (半分だけ) 氷解しました。
会場で上映されていたTV未公開のパイロット版フィルムを見ていたら、次元の愛用する拳銃がS&Wではなく、38口径のコルト・エグゼクティブ (そんな名称の銃は存在しないので、ディティクティブの間違いかな?) と語られていたからです。なんだよ、S&Wじゃないのか!。コルトならシリンダーは時計回りでOKですから、少なくともシリンダーの回転方向に関しては間違いじゃありません。もちろんシリンダー・ストップが掛かってしまうので、実際は引き金を少し引いた状態でないとあんなことは出来ませんけど、不可能というわけじゃありません。
さらに今回良く見たら、あのシーンに使用されているリボルバーは固定サイト。明らかにM19じゃありません。何で今まで気付かなかったんだぁ~!。まぁサイドプレート位置だとか何だとか、依然として不自然なことは多々ありますけどね (笑) 。
第1期のオープニングにはパイロット・フィルムのシーンを色々と流用して製作したということなので、あのシーンの設定の中ではまだS&Wじゃなくて、コルトということになってたんですね。でも銃の種類はいまだに謎だなぁ (笑) 。