投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2013年 6月24日(月)14時15分25秒 編集済
18日に書いた「歴史認識問題への漢方薬的アプローチ」を読み直してみると、この文章は一体誰に向けて書かれたものなのか、対象者がはっきりしない印象を与えますかね。
実は最初に筆綾丸さんが秦郁彦氏のインタビュー記事に言及されたとき、私は秦氏の意見には頷ける点が多いと思ったのですが、元の文章は慰安婦・南京事件問題には中立的な立場からの発想として、この二つの個別問題でどちらの立場に立つ人からも賛成してもらえる内容にしたかったので、筆綾丸さんへのレスでもあえて秦氏の見解には触れませんでした。
ただ、まあ、慰安婦・南京事件問題で秦氏とは対極に立つ「運動体」に属する研究者はもちろん、その周辺の人たちは、むしろ大騒動に発展しがちな現状で充分満足でしょうから、あまり中立性を強調しても仕方ないかもしれないですね。
「日本語の壁に安住し、狭い専門家集団の中での評価に一喜一憂し、職人芸を磨き上げることに専念している人」たちにも聞いてもらえないでしょうから、直接には研究者を相手にしないで、現実に政治を動かしている人を対象にすべきかなとも思います。
その場合、国際日本文化研究センター設立を当時の中曽根首相に働きかけた梅原猛氏のやり方が参考になりそうですね。
18日に書いた「歴史認識問題への漢方薬的アプローチ」を読み直してみると、この文章は一体誰に向けて書かれたものなのか、対象者がはっきりしない印象を与えますかね。
実は最初に筆綾丸さんが秦郁彦氏のインタビュー記事に言及されたとき、私は秦氏の意見には頷ける点が多いと思ったのですが、元の文章は慰安婦・南京事件問題には中立的な立場からの発想として、この二つの個別問題でどちらの立場に立つ人からも賛成してもらえる内容にしたかったので、筆綾丸さんへのレスでもあえて秦氏の見解には触れませんでした。
ただ、まあ、慰安婦・南京事件問題で秦氏とは対極に立つ「運動体」に属する研究者はもちろん、その周辺の人たちは、むしろ大騒動に発展しがちな現状で充分満足でしょうから、あまり中立性を強調しても仕方ないかもしれないですね。
「日本語の壁に安住し、狭い専門家集団の中での評価に一喜一憂し、職人芸を磨き上げることに専念している人」たちにも聞いてもらえないでしょうから、直接には研究者を相手にしないで、現実に政治を動かしている人を対象にすべきかなとも思います。
その場合、国際日本文化研究センター設立を当時の中曽根首相に働きかけた梅原猛氏のやり方が参考になりそうですね。
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