これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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平等寺 薬師堂 … 阿賀野川流域で見たもの

2010-08-07 | TRIP&TRAVEL
長岡の花火大会を見たあと、阿賀野川流域沿いに一般道で宇都宮に帰りました。

時間に余裕があれば 阿賀野川のライン下りもしたいと言っていた妹でしたが、今回は見合わせることに。

阿賀野川は 猪苗代湖を水源として 日本海は新潟に流れる川です。

昔から塩を運んだり 木材を運んだりしていた川なのだそうです。

道の駅を探していて 間違って入りこんだのは 日本一古い木造瓦葺のお寺でした。 (県内一の勘違いでした。)

縦横と茅葺きの屋根の形のバランスの大変美しい寺です。

境内の説明書きはになっています。 続く説明は以下に



この説明書きの中に名刹であるとありますが、恥ずかしながら 私はこの言葉に不案内でした。

そこで妹に振ってみました。すると 妹曰く「有名なお寺って意味じゃない?」と答えるのです。

なるほど。 そうなんだ。 勉強になりました。 しかし今回どうにか意味を覚えても 日々の会話の中で私はこの「名刹」という言葉 使えそうにありません。 
知ったかぶりで使っても きちんと『meisatu』と言えず かえって恥をかきそうです。

近頃そういうことが増えてきて 我ながら大変残念です。

このお寺の詳しい案内は阿賀町教育委員会内のウェブサイトにあります。

建物の内部には 墨で書かれた落書きもあるようなのですが、残念ながら夏の照りつける日差しに目が負けてしまい 内部をうかがってもそれらしきものを見つけることはできませんでした。

この古寺よりも もっと有名?なものが 寺と隣り合わせるようにありました。

それが 日本一大きな杉なのだそうです。


私と妹は 「え? 日本一の大杉って 屋久島にあるんじゃないの?」 と 古い知識で思ったのですが…

 こちらもじっくりと 説明書きを読むと

 確かに 日本一なのだそうです。

そして このように古ーいものには 昔から言い伝えがあります。

この杉に伝わるものについては 同じく阿賀町のウェブサイトにあります。

新しい船の帆柱に使うために伐採しようとしたら 幹が地中深く沈んでしまっていたなんて まるで日本昔話の中の話のようです。



中心の一番太い幹が言い伝えのように沈んでしまった後? 脇から 子や孫にあたる幹が出てきていて 日本一大きな幹回りを作っているようです。

まわりはひっそりと静かで 確かに 木の精霊でもいそうな雰囲気でした。


阿賀野川流域はほんとに美しく 時間をかけてゆっくりともう一度訪れたいところです。 

コメント
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