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かからん団子を作る・・・鹿児島の郷土菓子

2021-02-10 | 食 手作りデザート おやつ



かからん葉とこちらでは言われているサルトリイバラの葉っぱに包んで蒸した小豆入りの団子

餡子ものが大好きな我が家なので 様々な小豆餡のお菓子を食べますが、かからん団子は一番好きかもしれません

一月末に東シナ海に面する海岸を散歩しました
番所鼻から釜蓋神社まで


👆は、番所バナ公園







昔はどこでも見かけたサルトリイバラは、なかなか見かけなくなりました

ところが、この間を歩いていたら、あちこちで自生していたのです

嬉しくて、カズラを引っ張り、カズラごと持ち帰ってきました

そのかからん葉のために、小豆を煮て、さらし餡を作り、団子の粉と砂糖をすこし足して練り上げます

耳たぶ程度の硬さを目安に 水を入れながら調節し、生地をまとめます

かからん葉の大きい物は、二つに折って丸めた団子を挟み、小さな葉っぱは2枚使って団子を包みます



蒸気の上がった蒸し器に並べて、20分

上手く蒸し上がりました


砂糖が入っているので、冷めても硬くならないし、包んだ葉っぱに団子がこびりつくこともありません

同じ団子の生地で蒸したものに、春駒と呼ばれる郷土菓子もあります

こちらは棒状に形作った物を、孟宗竹の皮に包んで蒸した物

かからん団子は、旧暦の5月の節句の頃に、あくまきを作る時、一緒に作っていました

竹の皮はあくまきに使い、かからん葉を団子に使うといったように分けていたようです

今回のかからん葉を採る時は、トトさんは虫が付いていないか?とか、色々煩くて迷惑そうな顔をしていました

ところが、蒸し上がったかからん団子と、葉っぱが足りずに残っている団子の生地を見て、明日は番所鼻に散歩に行こう‼️というではありませんか

次回は積極的に協力してくれそうです(^。^)








コメント (2)
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