鹿児島県の北、川内川(川内がわ)の上流に曽木の滝とうい名所があります
滝の高さ(落差)はさほどなく、川幅が広いので、滝の幅も広いのが特徴です
十代の頃に一度か二度行ったきり
当時は川に入って遊んだような記憶もあるのですが
霧島に一泊で宿を取ったので、少し回り道して、曽木の滝にに行ってきました
我が家では、「滝女」と呼ばれて呆れらているほど滝や渓谷が好きです
昨日は10月になったものの、最高気温が28度を超える暑い日になりました
ベスには少し酷な散歩でしたが、初めての地は好奇心いっぱいでよく歩きます
昔と違い(半世紀前のことですから)散策路が完備されて、川には入って行かないようになっています
そのかわり、ビューポイントは、数カ所作ってありました
今はもう少し下流に鶴田ダム何出来ていて、曽木の滝に明治期に作られた詐欺発電所は、遺構が残っているだけ
そこも散策路に組み込まれています
写真のトンネルとその先が発電所(第一発電所)の遺構
沈沙明と排砂ゲート跡
水路の左側の部分は大きな金属の櫛のようになっていて(手動巻き上げゲート)、上流から流れてくる流木、草、枝などをここで止めて下に流れていかないようになっています
この櫛のような部分(手動巻き上げゲート)は回転して水面から上に出てきて挟まった草木を取り除けるようになっています
半分は人力の世界です
この後、曽木発電所遺構(第二発電所)がわ見える展望台まで車で移動
対岸の展望所から見た遺構は、レンガの建物
建物は、一年の中で5月から9月までダム湖(大鶴湖)の湖水から姿を表すのだそうです
夏場はダムから水を放水するので、ダム湖の水位が下がり姿を表すのだとか
👆は、夏場の姿
👆は屋根だけ見えている冬場の遺構
私たちが見た遺構は、そろそろ水位が上がり始めていることがわかりました
遺構を見れるギリギリのタイミングでした
明治末期に作られた曽木発電所の電力は、近くの鉱山と近隣の住宅への電気の供給が目的だったものの、まだ余力があり、熊本県の水俣へ送電されたそう
水俣にはカーバイト工場が出来(チッソ水俣)、我が国の電気化学工業発祥のきっかけとなったダムだったという
中学でも高校でも日本の近代史なんて端折られているから、(言い訳😰😪)初めて知る近代歴史でした😅
この後、鶴田ダムへ車は向かったのですが、途中道路工事で迂回するようになっていて、諦めてUターン
宿に3時にはチェックインして、温泉♨️でのんびりしたくて、霧島へ向かいました
県北は、思っていたよりも近かったので、また訪れようとなりました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます