27日金曜日は、奥多摩の御嶽駅を目指しました
目的地は玉堂美術館
家を出てから、途中2回乗り換え、2時間近くかけて、遠かった
お付き合いしてくれるのは、前回9月に一緒に日比谷で映画「パヴァロッティ」を観て、ランチを共にしたHさん
御嶽駅で降りたのは、3回目かな
1回目は20代の時で、大倉山に住んでいた妹のところへ遊びに行き、二人で御嶽山にハイキングしました
あの時も遠いと思ったけど、やはり東京湾近くに住んでいて、奥多摩は遠かったです
私は2回の乗り換えで済みましたが、友人はなんとちょこちょこ5回乗り換え😵
拝島駅から私の車両に乗り込んできて合流
御岳駅を降りて、川を渡り、渓谷へ降りて行きます
玉堂美術館は、駅の対岸の目の前に川が流れているところにありました
玉堂は、日本画の巨匠、香淳皇后の絵のご指導もした画家
入館時にもらえるパンフレットに、「清澄にして気品のある独自の作風」と画風の紹介がありますが、とても端的な説明
今回の展示品は、この季節に見合ったものが選んであったようですが、静謐を湛えた奥多摩の晩秋を切り取ったような水墨画の数々には、飲み込ままれてしまいそうな魅力がありました
美術館の奥には復元された画室が
そして庭園も、玉堂の絵になんともマッチした石庭
日めくり暦を 思い出に買い求めました
毎日めくると、今日は何日だ?というボケ防止にもなりそう(笑)
31枚の玉堂の絵があります
美術館を出て、隣のいもうとやへ
掃き寄せられたイチョウの葉で、路面は金色でこの道を歩くのもご馳走😊
いもうとやも展望のいいカフェがあり、渓流や対岸の景色を見ながら お茶一服で休憩
和栗のモンブランとお抹茶を選びました
美味しい一服とおしゃべりを楽しんだ後、一駅手前の澤井まで多摩川沿いを歩くことにしました
途中マットレスを背負った若い人が川岸に降りて行きます
こんな寒い日に、川岸でキャンプ?
でも歩いているうちに見えてきたのは、ロッククライミングを練習する人たち
キャンプではなかった😅
目指すは澤乃井櫛かんざし美術館
その手前に、小さなお寺があり、通り抜けるようにして歩きます
なんと、大日本寒山寺というお寺は、中国寒山寺から寄贈された仏像が安置されているとか
そして、櫛かんざし美術館へ
この美術館には、江戸から昭和に至る4000点のコレクションがあるそうです
櫛やかんざしの鼈甲や象牙に蒔絵を施した工芸品の数々も素晴らしかったけど、沢山の矢立のコレクションを見たのは初めて
筆と硯を小さくまとめた矢立に、どれもこれも素晴らしい彫刻や蒔絵が施さらています
日本の文房具の種類の豊富さや品質の高さは、世界の人々にも魅力があるそうですが、その原点を矢立に見たのは気がしました
この後、紅葉橋を渡り、駅のある対岸へ
時間は3時前
ずいぶん遅くなりましたが、ランチタイムはお蕎麦
多摩川を眼下に見ながら、湯葉蕎麦と大豆で出来たお肉の甘煮を追加して
奥多摩の楽しみ方は色々あるようで、ラフティングを楽しむ人も
奥多摩滞在時間は、4時間足らずでしたが、たっぷりと堪能できました
澤井駅から電車に乗り奥多摩をあとにしました
今回の上京では、一人でも行こうと思っていた玉堂美術館
付き合ってくれたHさんは、私が上京すると必ず時間を作って会ってくれます
映画を観たり、美術館に行ったり、日暮里繊維街へ出かけたり
やりたい事が沢山あり、好奇心旺盛で、沢山の引き出しを持っている豊かな感性の持ち主です
日本の繊細な四季を描く第一人者。機会があれば私も実際の絵を見たいものです。ご紹介、ありがとうございました。
それにしても、秋も深まって水辺のスポーツを楽しむなんて、若いですね。その姿に元気をもらいました。
コメントありがとうございます
とても静かな山奥の渓流を望む場所にありました
奥多摩は都心から日帰りでも楽しめる場所ですが、出来たら一泊して山岳信仰の山 御岳山を堪能する事をお勧めします
ハイキングお好きですものね(^^)
川のすぐそばに建ってる美術館、川の流れと一体化してるような美術館、いいですよねー、私も2時間半くらいかかったでしょうか…行ったことがあります。
玉堂の作品、好きなんです。
図録を買って眺めてました♪
櫛かんざし美術館、工芸性の高いものが展示されてるようですね。いい所へ行かれましたね。
川面を眺めながら?お抹茶をいただくのもおもむき、ありますね〜
お友達といい小旅行なさいましたね!
コメントありがとうございます😊
こちらに住んでいる時には、なかなかチャンスがなくて行けなかった玉堂美術館に今回は行けて良かったです。
私も川合玉堂の水墨画好きです
絵心も歌心もてんでないのですが、見たり聴いたりするのは好きです
一人で動くのも好きですが、共感できる連れがあると、またそれもいいですよね、友に感謝です。