Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

花桃の里から天空の散歩道 空の回廊

2010-05-14 22:32:57 | 旅行記

ロープウェーに乗って着いたところは ヘブンスその原。 スキー場だ。キティちゃんのキャラクターがあちこちにある。 ボードを禁止していることもあって我が家には縁が無いスキー場だけれど。 ここにはスキー場の脇に原生林を残した(多分)湿原があり いろんな山野草が楽しめる。

今の時期は水芭蕉。

Gondora ここへは何度も来ているはずなのに いつも雨男といっしょで 良い景色を見たことが無い。 ゴンドラが登るのにつれて 雪を頂いた南アルプスの山々が見えてくる。

あ~~ こんな景色が見えるんだぁ 

シーズンオフのスキー場はいろんな企画を かんがえる。 ボブスレーのような橇で降りて行くコースもある。 誰もみていないのを良いことにしてやってみる。 300円也

Suraida まっすぐの所は さほどでもないけれど カーブの連続は レールから飛び出しそうでちょっと怖い。 飛び出して怪我したらおかしいだろうな。「婆さん 年も考えんと・・・」

水芭蕉のある岩魚の森はスライダーを降りた左にあるんだけれど 私は展望台に行きたくて仕方ない。 前にスノーシューで歩いたとき大雪でホワイトアウト寸前 登ってみても何も見えなかったので ずっと気になっていた。 どうしてもあそこから見える景色を確認したい。

Rifuto と言うわけで 今度はリフト。歩いても行けるんだけれど4-50分かかる。 時間ちょっと短縮したい。それにスキー場の道は 結構険しい。

Natuzora 気付けばすっかり夏空

Arupusu 南アルプスが見え やがてほんの少しだけれど中央アルプスが見えてくる。

こんな景色やったんや。

Sonohara あの時中津川の町なのだと勝手に思っていた景色は園原のものだった。 花桃街道の花桃が見える。

その前は飯田方面? 美しい町は箱庭の様

Hyousiki ヘブンス園原のヘブンは天国の意味

空の回廊と言うべきなのだろうか?標高1602メートルの眺望

さ 降りて 水芭蕉も見て来なきゃ

岩魚の森まで またリフトでぶ~らぶら

Mokudou 木道が敷かれた道を森の中に入っていくと あちこちに水の流れが 綺麗な水だ

Mizube 水芭蕉の群生地は主に二箇所だけれど ぽつんぽつんとはあちこちに咲いている。

私としては数にはこだわらないので 美人さんが。。。 あれ あんまり無いな

黄色い水芭蕉もあったんだけれど 何処にもないな

Mizubasyou Mizubasyou2

標高1400の高地にこれだけの群生地はあまり無いのだそうな

天空の回廊に咲く花?

人が集まっているのをみたこと無いけれど 実はここにはクレソンの群生地もあるんだよね

水が綺麗だからだろうか? 本当に美味しそうなクレソンが育っている。

Kureson いつも つまもうかどうしようか? 持って帰りたい と様々な誘惑に駆られて我慢してかえる。 クレソンのカラミが大好きなんだよね。 肉料理にクレソンが付いてなかったら あばれてやる~~

Ike

Natuzora2 息子が予言してくれたとおり見事に回復してくれた天気の中で 歩けたことを感謝。

体調今一つだったけれど しばらくはこんな風なゆったり歩きも良いね。

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花桃の里から天空の散歩道  月川

2010-05-14 16:26:19 | 旅行記

ゴールデンウィークになると 気になり始めるのが 富士見台 恵那山の山開き と 木曽の山々の花桃

山開きは4月29日と決まっていて 仕事の休みとうまく重ならないし お休みもらうほどでもないかと 前日に信州へ出かける。

朝 真っ黒の雲と殴りつけるような雨。行くの止めようかな? と迷っていると 息子が一言「お母さんは晴れ女でしょ? 大丈夫」 う~~ん そうはいってもねぇ

恵那山トンネルを越える頃までやっぱり雨 

Tenki 全くため息が出るよ。 と思ったけれど 山本インター辺りで陽が射してくる。 おお やったじゃん

Doudan ちょっと飯田によってUターン

月川温泉に到着

花桃の美しい所だ・・・・ ん? まだ少し早かったらしい。 つぼみが多いぞ。

花桃 福沢桃助がドイツからあまりに綺麗な花だと言うことで5本持ち帰ったのが始まりらしい。 今では馬籠辺りもこの可愛らしい花が里をピンクに染めている。

月川温泉は この中にある 月川(宿の読み方はげっせんらしい)が宿の周りにはなもも植えた事ですっかり有名になってしまった。

Hanamomo Hanamomo2

Tutuji Miti

Korabo レンギョウも仲間入りして春いっぱい

その後あろう事か長い 長~い蛇にも出会う。  何でぇ?

Himeodorikosou 姫オドリコソウの大群落

この中に奴はいた。

Gessen この花桃 割合育てやすいらしく 何年か目に買った苗は毎年 いっぱいの花を咲かせている。

上手でも無い写真を並べても何なので この辺で

今年はベストシーズンを見つけるのが難しく 一番の花ももを見る事は出来なかったけれど 来て良かった。 春が来ていることを 目で確認して 次はヘブンスその原へ向かう。

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銀山の町回廊を歩くⅡ

2010-05-14 15:49:05 | 旅行記

せまい通りをショートカットしたらしく 後から地図を確認しても 次に何処へ行ったのかどうしても思い出せない。 地役人の邸宅の一つである桑田邸の前にいた。

Hisasi 何というものか解らないけれど 雨よけの板が張り巡らされていた。 どの家も豪華とは言えないけれど 美しい様式美を備えているように思える。

Satouke_2 同じく地役人の家 佐藤家

ここは江戸時代後期の家で 外観は漆喰 越後屋根 大阪出格子 焼杉板張りなどデザイン的にも優れているらしくて 国登録文化財にも成っている。

作家玉岡かおるさんの「銀の道」で主人公の舞台として書かれているらしい。 読んだこと無いので解らないけれど。 玉岡かおるさんが男であることもそのときは気付かなかった。 後にじわりと思い出したくらい。 無知です 私

Ikunogawara カラミ石の他に 特筆すべきものがある。 生野瓦がそれ。

少し赤みを帯びた瓦は寒冷地の気候を考慮して 堅く焼締められていている。カラミ石と共に生野の町並みを特徴づける建築資材というわけだけれど 今では聖さんされなくなってしまったとのこと。

だから建て直すと成ると 同じものは出来ない。 それを惜しんで最近は 色合いだけを合わせた複製を使っているらしいけれど 延び縮みが微妙に違って難しいのだと・・・ う~~ん 人ごとながら残念です。

Izutuya 生野銀山の山師 吉川家が営んでいた郷宿(一般の旅人の宿泊は禁じられていたのでいわゆる宿が無かった)を復元するときには複製で。。。新しいからでしょうか? いまいち良さが伝わってこない。

Himemiyajinnjya

Torokkodou トロッコ道

金香坑道から 駅までの市川沿いに 鉱石輸送のために作られた道。 トラック輸送が出来るようになると この道は廃止された。 何だかお城の石も使われたようで。。。

綺麗なアーチが見えるけれど いわゆる隧道が通っているわけではなく トロッコ道の強化の為の石組みらしい。 木曽のキザハシの様なものと思われる。

それにしても 生野銀山明治時代になってからフランス技師 コァニェのよって復興をとげただけあって 洋の要素と和の要素が見事に溶けあった美しい町でした。

今回 全体の半分も回れませんでしたが 何だかゆるりとした気分になって岐路に付くことが出来ました。 感謝。

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