赤坂山823.8メートルから まずは東屋があるブナの木広場510メートルをめざす。 一気に300メートルほどを降下する事になる。
鉄塔の間をくねくねと蛇行する登山道。笹と灌木のみの道 尾根道は次の山まで続いている。 あの山を越えるのだろうか? いや 降りるだけのはずだけれど・・・
それにしても 結構長い。
と思ったけれどすぐに分岐が現れる。やっぱりあの山には行かないんだ。 美浜町まで13キロって書いてある。 13キロ・・・美浜町まで・・・ここは粟柄越えのようだ。 あんまり通る人はいないようだったけれど 昔はきっと滋賀県から若狭への大事な道だったのかもしれない。 そう考えると何だかドキドキする。 そういえば分岐から少し行ったところには お地蔵さんがあった。高島トレイルを続けない私は左に道を取り 降りて行く。
今日は若狭湾見えなかったけれど 見えたら更にドキドキはヒートアップ
しばらくは気持ちの良い道を歩く。何の木だろうか? イヌツゲのようにも ネジキのようにも見える木々が小さなトンネルを作っていて 美しい。
イワカガミの赤ちゃん。 ここは寒いからだろうかまだ堅い堅いつぼみ。 トクワカソウに似た葉っぱだけれど ウチワのように切れていない 間違いなくイワカガミだよね
まだまだ冬枯れの景色も残っている。
石畳の道も残っていた。 歴史ある道と気付かないで写真は無いけれど
山桜も残っている。
水量は無いけれど美しい水の沢は癒しの場所
おっ イワカガミ
さっきは堅くて ガードが堅すぎるイワカガミさんだったけれど 今度は咲き立ての麗しいイワカガミ ほっ
あそこから降りてきた
と振り返る。更に後方には明王の禿も
沢を離れて細い尾根を進むと 開けた場所に
みどりも幾分増えてきた。
ブナの木広場の東屋と思われる。標高510メートル。 あまり大下りと思わなかったけれど 琵琶湖が随分近くなったことをみると半分くらい降りたのかな?
ブナの木広場って言う割には ブナの姿が見えない広場
ここで初めてお昼ご飯を食べる。 サービスエリアで勝った赤米の天むす。一人で歩くときは 食事は割合粗末だけれど さほど食べられないから これで良し。
ここから更に300メートルほどは これでもかって言うぐらいの階段降り。
苦手なのよ これ 登山道に新しい道を付けることはマナー違反と思っても 膝にきつい道 最後まで行けるかどうかも心配なのでわざわざ階段を外して下りる。
うっ 膝の後が痛い。
どんどん近づいてくるマキノ高原の みどりや花の色が鮮やかに見えて つられて頑張る。
着いた~ マキノ高原は広々として良いところだった。
表題に花咲き乱れる・・・って書いたけれど 本当に咲き乱れていたかな? 答えは・・・でもトクワカソウはいっぱいあったな。 山野草は群落では無かったけれど あちこちで私を楽しませてくれたし やっぱり 山 好き