林道からは東の宮へ行く道と 西宮へ行く道がある。 下に猿投神社があるからその奥社なのだろうか? ほとんどは東の宮コースだけれど 一度西宮コースで行ったことがある。
今日は東の宮コース。 オーソドックスと言えばオーソドックス。 Sさんは帰りに何かを企画しているらしい。 きついのは駄目ですよ きついのは。。。 と心の中でつぶやく。
ここのあじさいはまだ残っていた。 ガクアジサイだからさほど華やかさは無いけれど この山には似合っている。
右側斜面は全部 このあじさい。
左側 木々が伐採されていて見通しが良くなっていた。 上の方から鳥居が見える。
稜線をしばらく歩いた後はまたまた階段 はぁ
この階段をがんばって上ると東の宮だよ。
猿投山 小説の舞台にもなっているらしい。川口松太郎作「獅子丸一平」って 読んだこと無いし どんな中身だか見当も付かないけれどね。
このお社がずいぶん古くからあることを示すように そびえ立っている。
舞殿の跡もある
東の宮の左側を降りると 猿投山に続く登山道。 緑の階段を下りて尾根歩き。
渡り廊下のような尾根道
ひょっとしてカンアオイ? ウスバサイシンとの区別つかないけれど まん丸の目のような花がこっち見ている。
こんな時期でも咲くんだねぇ。
あれは何だ? 蛙だ。 大ガエルだ。 ご丁寧に目が入っている。「昔赤い目だったような。」と
「落書きしないでください」って あんたもなっ!
登山道まっすぐ行くと登り道になるので横道を行く。 少しアップダウンを防げる。 少しだけれどね。 Sさんの気配り
前を見ていると見落としそうな場所に 貴婦人のように最高に美しい姿で立っていた。 良くもご無事で~
実は先ほどの展望岩で 頂上に笹百合が2-3輪咲いているとの情報を得ていたので 見られることはわかっていたけれど ここは聞いていなかった。 戻ってくるときにはわかるけれど 行きは見つけにくいかもしれない。
でも猿投山に集う人々は 毎日のように通っていらっしゃる人が多く これを知らないって考えにくいね。
冬はとても風が強く冷たく とても長居できない。 今日は少しは涼しいかな?
628.9メートル 標高差はわからない。
この山 ながーい山で 反対側は瀬戸 瀬戸からだと時間がかかりそうなのでまだ挑戦したことが無い。
今日のランチは カレー Sさんカレー大好物っておっしゃるので図に乗って カレー持ってきた。 ピリ辛カレー
煮卵 果物 デザートは白い鯛焼き(アップルカスタード)
他の人もいたので あんまり大きく開くことできなかったけれどね。
瀬戸方面も ぼんやりとはいえ 見える。 こんなお天気にしては上々
でもこの後に みんなががっかりする悲しい出来事が待っていた。
笹百合が頂上にもあるって言っていたよね? 探すと あった・・・ ちょっと一番良い時を過ぎていたけれど 待っていてくれたんだね
とベンチで二カ所に咲いていることを話していると 一緒に座っていたおじさんがいきなり血相を変えて走っていく。
無い 無い 無い・・・ 彼が言うにはつぼみがまだ二つあるはずだというのだ。 丹念に一つづつ探していくと。。。なんて言うこと 途中からべきっとおられた笹百合の残骸が。。。
ささゆりが咲くようになるまでにはずいぶん時間がかかるという。 それに花を手折って行って家で咲くのだろうか?
山を愛する人のはずが 山を傷つけていく そんな人がいることを見せつけられてみんな怒り心頭。。。。 こんなことって
せめてもの慰めは 次から次へとやってくる若い人のパーティ 最近若い人の山登りが(山ガール 山ボーイと言うらしい)注目されているようでうれしい。 こんな情けないことをする人々を少しでも減らすためにも みんなが山を好きになってほしいね。