嬉野温泉は良いよ~~ と息子のお勧めもあって 本当はハウステンボスの日航ホテルに泊まる予定だったけれど ゆったりできるしと 嬉野温泉
私の住む近く三重県にも嬉野っていうところがあるので ちょっと違和感のあった場所だった。
この町不思議なことに 町にいる間 温泉街って感じがしないんだよね。 普通の町で 宿に向かって奥の方に入っていって初めて温泉の町って感じた。 これはよその温泉街とひどく違うところだな・・・と
豊玉姫神社 豊玉姫は海神の姫様で竜宮城のお姫様として有名。乙姫様やね 水の神 海の神としてみんなに慕われているけれど この姫様とても肌が美しかったんだって 乙姫様のお使いはナマズで この神社にも美肌の神様としてナマズが祀られていた。
乙姫様のお使いはナマズ? た~いやヒラメのまいおどり~♪ じゃなかったの? それにナマズって川魚だと思うんだけれどねぇ
それにしてもこの神社の歴史は古いんだと。 1573年に(天保年間)兵火で焼かれたってことはそれより前にあったんだよね
御利益があれば これからの私は玉の肌~ どうだ!
ちなみに 素肌健康 皺退散 皮膚病退散に効くらしいです。
従って嬉野温泉のお湯も 皺退散に効果あるわけで。。。。。ちょっと一回ばかりでは駄目かぁ
昔 塙君が佐賀を題材に歌っていたことがあった。 もう覚えていないけれど 何にもないよていうような内容だったと思う。
ところがポスターで見た佐賀は なかなか興味をそそられるものだった。 吉野ヶ里遺跡 熱気球大会 有田焼 唐津 伊万里・・・・そしてその中に 佐賀には竜宮城があるっていうのがあった
竜宮城? 竜宮城って佐賀の昔話だっけ? ま 桃太郎伝説もあちこちあるしね。。。
門から左手上を眺めると
おお~っ 何だ あの山の形は? 中国の蓬莱山の様だ・・・って行ったこと無いけれど
桜山とも言われている蓬莱山の麓に沸いているから昔は蓬莱泉と言われたそうなんだけれど
その歴史にびっくり
1200年も前に開湯って え~と 今が2010年だから平安時代? 何でも神功皇后が 太刀の束でこんこんとしたら湧きだしたのが始まりなんだって
以後秀吉も朝鮮出兵の時 負傷兵の湯治場として使ったそうで 鍋島氏 宮本武蔵 伊達政宗 吉田松陰 シーボルト。。。 めちゃ人気のお湯だったんやねぇ
鍋島藩の専用お風呂も残っていて今は貸し切り風呂としてつかえるようになっている。 これはやっぱり一度は行ってみないとあかんでしょう。
嬉野温泉のすぐ隣の温泉。 一時は歓楽街になっていたらしいけれど 今十分風情のあるすてきな温泉場ですよ~
湯布院温泉
由布岳の恵みをいっぱいに受けたお湯。 この町はいわゆる歓楽街を作らないで 厳しい節制を保ってきたおかげで じょうひんでおしゃれな温泉街というよりは 九州の清里・・・みたいなイメージになった。 今回温泉に行くのが目的では無かったので 湯布院が大切に守ってきた温泉(古民家を改造したような共同湯 下ん湯)を楽しめなかったので残念。 しかし宿は 一軒一軒離れにした部屋で それぞれに内湯と 露天風呂がついていて 露天風呂は24時間お湯があふれていた。 こんな贅沢して良いの? 豊富な湯量日本で3番目ならではですね? においのないさらっとしたお湯だったけれど 湯布院を守る人々の真心が詰まっているような お風呂でした。
これも これもはちょっと贅沢でしょ?
さて 最後はラムネ温泉(長湯温泉)
ラムネって? ラムネを湧かしているの?って そんなはずもないだろうけれど 息子がどうしても行きたいと言う。 最後の日 帰るばかりになっていて 忘れていると思ったら かわいらしいおじさんが頭に手ぬぐいを乗せている絵を見つけてしまった。
「あそこ行くよ」 「はい」
もはや何処にいるのかさっぱりわからん。久住の山々を越えて反対側に出たらしい。 竹田から大分に戻る途中で見つけたんだから。
道の駅で 何処がお勧めか聞いてみる。
共同浴場のようになっていた。
ラムネ温泉の名付け親は 文豪大佛次郎さんだそうで 歴史はさほど古くない。 いや 長湯温泉としてはきっと歴史は長いのだろう?
入るとどんな感じがするのかな? シュワシュワして肌に気持ちいいのだろうか? あれ~? 思ったよりも何も感じなかった。 ラムネのような泡もさほど無くて。。。。
コップで飲んでみた.うへっ あんまりおいしいものでは無いね。 有馬温泉で飲んだラムネの元と言われるお湯もこんな感じだった。
でも やっぱり温泉。 出た後は とてもすっきりさわやか。 良い気分で帰途につきました。 三泊四日の一大イベントを抱えての旅行だった割には 温泉三昧で もったいないような旅行でもありました。 感謝