Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

盛りだくさんな一日 彦根遠征   荒神山Ⅰ

2012-09-18 22:21:56 | 山歩き


今月のボギー会(9月13日)は滋賀県 荒神山と山崎山

聞いたことない山です。 何処で見つけてくるんでしょうね? 最近お任せばかりで自分で企画して山へ行くことがうんと少なくなったので有り難いお誘いです。

いつもの国分寺駐車場に待ち合わせて二台に分乗 出発~  

先月ベンベンガス欠事件があったので 今日は皆さんガソリン満タンのようです。 西濃は裕福なのか今度は御ベンツでございます。

何処にあるんや? 彦根の中西部 琵琶湖を西に臨む標高284メートルの独立峰

奈良時代行基が山頂に奥山寺を開山 三法大荒神を祀ったことから荒神山と呼ばれるようになったと書いてある。 奈良時代かぁ 昔は平流山と呼ばれていたらしいんだけれどね

県内で御二番目に大きい荒神山古墳もあると言うこと

となればあれも見たいこれも見たいと気持ちが高ぶります。

Sentejisanmon
登り口は千手寺

中腹まである参道は 細かい階段と昼でも暗い木立が続いています。

くるまを降りたとき涼しいと感じたはずの空気も何時までも残る猛暑の中では 暑さがまとわりつくようです。

Kaidan

Kitunenomagoキツネノマゴが密かに咲いている。

なぜこの花がキツネノマゴって言うのかよくわからない。

Kaidan2
まもなく階段も参道らしくなってきて山腹の千手寺に到着。

Senteji
これが僧行基が開山したお寺のようです。こぢんまりした静かな佇まいを見せています。

Hakkakudou

荒神山にはウォーキングコースが作られていて 私達もその道を基本的に辿るわけですが

Kosu
お寺の手前の塀に沿って右の方へ行くと山の中に入っていきます。

お寺も人手が足りないのか 境内も回りもかなり草ぼうぼう

ちょっと足がすくみます。

Nusubitohagi

Tozandou
やがて道は山歩きらしくなってきます。

さほどきつい訳ではありませんが 木立の中を歩き出したら お寺や神社のことは忘れてしまいます。

Tozandou2
暑さで息が上がります。

Yamazakiyama_3
まず 南側が開けます。

下に見える小さな山が後で行く山崎山です。 城跡らしいです。

この荒神山にも城があったようなのですが これだけ神社やお寺がいっぱいある山に城って 随分賑やかだったこと

Azumaya東屋で休憩です。

本当はここでランチをしたいところですが 時間も早いし それにこれだけではいくら楽々登山でも歩き足りない

ここで休憩して もう一座可愛い山に登ってランチです。

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秋の入り口に伊吹山花散策の旅 Ⅴ

2012-09-18 18:59:49 | 山歩き

Syuugou
集合後みんなで記念写真です。

全部で18人かぁ・・・・

花の観察会はとてものんびり歩くのでこれ以上増えると収集付かなくなるかもしれません。

さて いつものように東の登山道を使って降りていきましょう。

Torikabuto美しい青色はトリカブトです。

ちょっと遠いのですが それを我慢できなかったと見えて近くまで入った跡があります。

止めて欲しい。

どこかで きっとその美しい姿を見せてくれますから。 一時の欲で花畑を踏み荒らし大事な植物を消滅させていく。

それは花を愛するカメラマンのすることではありません。

Kurobananohikiokosi_2
珍しい花がありました。

クロバナノヒキオコシです。

ヒキオコシの仲間はいっぱい見るのですがクロバナノヒキオコシは初めて見ました。

黒っぽい青というのでしょうか? 全く目立たない花です。

よく見るとエンドウ豆の花のように可愛らしいのですが

苦みが強い薬草で瀕死の人をも引き起こすという意味があるそうです。 どんな苦いんだか?

Sisimaiiwa
獅子舞岩の手前にはシモツケソウの名残が見えますがいかにも淋しい。

フジテンニンソウが幅をきかすようになったからでしょうか?

Kinutasou2
この道はキヌタソウロードです。

目立たない花ですが ずっと続きます。

Kurumabana2
綺麗な状態のクルマバナがありました。

まん丸い塊がころころしています。

Tamurasou
アザミに似ている

その時に確認してこなかったのでひょっとしたら違うかも 

タムラソウ?

とげが見えないから・・・・それに葉っぱもアザミとは違うし・・・

でも花の様子がちょっと自信ない。

タムラソウ 丹群の丹は赤色  群は群れを意味する

たんむれからたむらに

Tenninsou
最近特に伊吹山で増えてしまったテンニンソウ

テンニンは天人の事でいかにも綺麗な名前を付けてもらっているけれど

花のイメージよりも この花から落下する包葉が天女が天空から撒く天花に似ていると言うことから来たらしい。

花穂の蕾を天人の家族に見立てたと言う説もあるらしいけれど どうかなぁ?

Tenninsou3ひどく暈けた写真なので出したくなかったけれど これだよ~

毛虫みたい

とても天人の家族には・・・・

Yamagumi
茱萸の実

ドライフルーツのようになってぶら下がっていたよ



Torikabuto2_2
イブキトリカブト

雅楽の奏者を伶人と呼び 演奏するときに頭にかぶる冠を鳥兜と呼びます。

それに似ているから名付けられましたが

この山域にはイブキレイジンソウもあります。 細くて小さめですが一目で仲間と感じる事が出来ます。

北尾根で見ましたが絶滅危惧種Ⅱ類です。 全草有毒ですから不用意に触らないとは思いますが

Torikabut3

Cyuushajyou駐車場が見えてきました。

今日の観察会ももう終わりです。

花の見方はいろいろありますが 由来を考えながら見て行くのは案外楽しいものでした。

長く記憶に残ります。

Marubadakebuki
北尾根の方に行けばまだまだ沢山の花があります。

またの機会を楽しみに今日の観察会を終えます。

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秋の入り口に伊吹山花散策の旅Ⅳ

2012-09-16 23:18:48 | 山歩き

果てしなく花があるのでまだまだ続けます。

Kinutasou
凄いことになっています。

藪のようですがキヌタソウ  花もほとんど終わっています。

まだ花が咲く前 葉っぱだけを見てツクバネソウと間違えた植物です。

砧は布を柔らかくする槌のこと  柄の付いた果実を砧に見立てた・・・・ってちょっと無理があるように思うんですけれど~

Iwaakaban
柄だけがつんつん残っています。

イワアカバナ

あんまり赤くもないけれど

この花はぽろっととれてしまう癖があるらしい。

Metakarakouメタカラコウ

夏の名残です。

Mitumotosou
ミツモトソウ

水元草 別名 水源草、 狼牙

山の田にまで水がしみ出ているような場所に自生すると言う意味だそうです。

キジムシロに似た花です。

解熱や腫れ物に特効性があるけれど毒性も強いという。見つけた人は 独と薬の境目をどうやって見つけたのだろう?

Azaminicyou

Yamamizosoba_3
江戸時代の「大和本草」に「水蕎麦」「川蕎麦」として登場

その中で山に自生する水蕎麦という意味の植物。花の色は里で見るのと比べると白い

水蕎麦の仲間は葉っぱが牛の額みたいだと。。。。あ 本当だ。。。。

Kattobimarason
山頂ではかっとびマラソンがほぼ終わったらしく みんなで雄叫びを上げていた。

付いたときにはお片付け

凄いな・・・・・

Sancyou
日本武尊の碑の前は 沢山の人でごった返し・・・

老いも若きも かっとびさん ふらふらの人 赤ちゃん連れ 若いカップル

いろんな人が楽しめる伊吹山。

Kawaramatuba
終わりかけのカワラマツバ

どう見ても松の仲間のようなのに アカネ科ヤエムグラ属だって言うのがおかしい。

小さすぎて確認できないよ

Biwako

Sankakuten
三角点まで行ってそこの広場で昼食。

今日のお弁当は養老サービスエリアで買った速弁

美味しかったです。

Mirokubosatu
この祠で集合する約束です。

それまでゆっくりと展望を楽しむことにします。

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秋の入り口に伊吹山花散策の旅Ⅲ

2012-09-11 21:20:05 | 山歩き

花探しの旅を続けましょう。

Kirinsou
はっぱの形からベンケイソウの仲間と分ります。

サボテンの葉っぱのような バラの花のような。。。。

イワベンケイとかベンケイソウを思っていたらキリンソウって

アキノキリンソウとは別物です。アキノキリンソウはセイダカアワダチソウの仲間っていうとみんなびっくりするだろうなぁ

Hotarubukuroホタルブクロ

珍しい花ではありませんが昔はもっと沢山咲いていた気がしています。

季節がまだ早いのでしょうか?

Turiganeninjin
ツリガネニンジン

釣り鐘型の花を咲かすからこの名がある。長い蘂が飛び出しているところを見るとクリスマスのベルみたいだけれど

人参は 野菜のような人参が出来るわけではなく根っこが高麗人参の根茎に似ているから・・・・

若葉はとときの名の山菜。

親しくしているオモニはこれを食べるんだって言ってた気がする。

Kinmizuhiki
キンミズヒキ

あの水引のようだと名付けられたと思うのだけれどちょっと不満だった。

この花どう見ても太くて水引には見えないんだよね

おかしいと思っていたら 水引はタデ科(そうそう イヌタデに似ている)

キンミズヒキはバラ科

こうして見ると花の形は違うけれどなんだかヒナノキンチャクにも似ているよ。

Simotukesou
終わりかけのシモツケソウ

夏の盛り この花が山頂をピンク色に染めて見事です。

初めてこの山に登ったとき下からあえぎながら登っていたら上から知らない人が「頑張って~ 頂上はピンクの天国のようだよ~」って

その時から私シモツケソウは天国の花と思っています。

花はほとんど終わっていますが花茎はまだ赤く残っています。

Simotuke

Akinokirinsu

アキノキリンソウ

どの山に行ってもこの花は見られます。

セイダカアワダチソウの仲間かぁ

似ているっていやぁ似てるかな

Kurumabana
ジャコウソウに似ていると思ったけれどにおいませんでした。

クルマバナだそうです。

Marason
下の方から沢山登ってきます。

あれ? 走っているみたいだし

今日はかっとびマラソンが行われているようでした。

みんな楽しそうです。 悲壮な顔で登っている人がいません。

私もあんな風に元気でいたいものです。

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秋の入り口に伊吹山花散策の旅Ⅱ

2012-09-11 19:22:53 | 山歩き

Sarasinasyouma
秋の入り口はまっ白になびくサラシナショウマです。

小さな綺麗な花がびっしりと穂のように付いています。

Sarasinasyouma2
綺麗でしょ?

秋の青空に映えます。花が咲く前はえ~~っ 信じられんという様子ですけれど

Sarasinasyouma3こんなんですよ~

あの丸い玉の中に 花火のような花が隠れている。

Nodake
ノダケ・・・と思われる。

この花が咲く時 竹のようなさやをかぶっている 竹の皮のようなと言ったところだろうか? さやは花の付け根に残っている。

奈良時代から薬草として知られる。

前胡 土当帰と聞くとなるほどね・・・と思う。

鎮痛 解熱 咳 痰など

私もしょっちゅうお世話になっているわ

Ruritoranooルリトラノオ

終わりかけといえども 綺麗な瑠璃色

これがオオバコと同じ仲間って聞くとえ~~っだけれど よく見ると納得の形ではある。

Ruritoranoo2_3
ね?

Ooyomogi
オオヨモギの花

かくとだに えやは伊吹のさしもぐさ

さしもしらじな もゆる思いを

の伊吹の蓬 古くからお灸の原料として親しまれてきたらしい。

私が知っている蓬は男蓬だろうか? 春に摘んでよもぎ餅を作ったり団子を作ったりしたけれど・・・

あまりに巨大な花にイメージが違いすぎて愕然。

Gomana
ゴマナ

胡麻の葉に似ているからと名付けられたけれど胡麻はしそ科 ゴマナはキク科

そして 見た目で間違いやすいのはシロヨメナ

シロヨメナは葉っぱがもっと細い

けれど本当によく似ている。 比べて分るだけで 別々だと自信を持って識別出来ないかもしれない。

Gunnaifuuro
真っ赤な葉っぱ

草紅葉を作る葉っぱの正体は何とグンナイフウロ

6月にいっぱい咲いていたグンナイフウロは秋になるとまた違う顔を見せてくれました。

Sanagi
うへっ 蝶のさなぎです。

どんな蝶になるのでしょうか?

そういえば我が家の山椒はこんな様子のさなぎに占領されて裸ん坊になっていました。

今復活しています。

Kooniyuri
秋の色にしてはきついです。

コオニユリ 夏の花ですよね?まだいくつか咲いてました。

Hinanokincyakuヒナノウスツボです。

雛の臼壷と書けば花の意味が分ります。本当に可愛らしい花

ただちょっと自信が無いところがあります。花の付き方がなんだか違います。

誰か分る方教えて下さい。

Hinanokincyaku2_2
無理矢理伸ばしてみました。

3ミリほどの本当に可愛い花です。

Sujikurocyou
アザミにスジグロシロチョウがとまっています。

と言ってもこの写真ではモンシロチョウと区別付きませんが

黒い紋と黒い筋があるので見分けるそうです。

Kusatatibana
さて なんだよこれ?

細長い糸巻きみたいな実が付いていますけれど

この葉っぱは見たことがある気がします。 ガガイモの仲間で えっとぉ・・・・

まさかクサタチバナ?

え~~っ 凄い こんな風になっちゃうの?

あの爽やかな白い花が面白いことになっている。 もっと面白い事にやっぱりこの実はおひげになっちゃうんだって  見て見たい。

Hanaikadaこの辺に花筏あったよね?

実を付けているかしら?

あった あった あんなに元気だった花筏 どうしたことか虫に食われてぼろぼろに

でも確かに特徴的な実を付けている。

嫁の涙

どうする? ちっとも進めません。 ちょっと休憩して次の花探しに向いましょう。

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