伊吹山ネイチャーネットワークの観察会は8月26日
花の和名の由来を知ろう・・・・です。 8月の初めにも夏の花で同じ観察会がありましたがその時は北海道旅行の最中でいけませんでした。 同じ観察会でも目線を変えるとちょっと楽しいです。
帰りは東登山道です。 こうして同じ道を歩いて行くと春や夏に見た花のその後を見ることができます。
観光客も気楽に登れる山ですから すでに蟻の行列です。
山は瑠璃色の虎のしっぽから 白いサラシナショウマに変わっています。
この手の花は案外難しいです。 シシウド ノダケ セリモドキ 等 割合似ている花が多いのです。
背丈もみんなでかい
外側に可愛らしい飾り花が付いています。 大きな花からオオハナ
ウドは一人で動くが転じたもの。
あるいは茎の中が空ろから訛ったとの説もあるそうですが。
まだ残っていた~
イブキフウロと思っていたらミツバフウロだそうです。
そういえば葉っぱが三つあります。
花だけで判断してはいけないのですね。 それにしてもフウロには沢山の種類があります。
伊吹山の固有種 イブキアザミです。伊吹山にはコイブキアザミもあります。単純に言うとサイズの違いでしょうか?
花茎の長さも違うようです。
アザミは 欺くが語源だそうです。
美しいと思って触れると鋭いとげに欺かれる・・・・
シオガマは世阿弥の謡曲「松風」に由来するものだそうです。
謡曲の話が美化され浜にある塩竃は美しいものとされ やがてだじゃれで
浜で(葉まで)美しい塩竃
花が咲かない若葉でも美しく目立っていることをイメージする名前と言うことだった。 う~~ん わかりにくい
別名イブキセリモドキ
セリは花が咲くと草丈を競り合う事から
しかしこのセリは食用では無くモドキ・・・・と
ヤマゼリって言うのもよく似ているから識別が難しい。
高麗人参の根茎に似ているから人参の名前がついています。 つる性なので蔓人参
花冠には斑点があるのでそばかすに見立ててジイソブ
ソブは木曽の方でそばかすのことだそうです。
じいちゃんのそばかすかぁ
ふん 面白い植物だね。
バアソブもあるよ。 これより少し小振り
でもサイズだけの問題だろうか?
秋になってこの花を見つけると嬉しい。
なぜクサボタン? なぜボタン?
花がカールして可愛いから飾りボタンに・・なんて思ったのかしら?と勝手に想像
キンポウゲ科 センニンソウの仲間だって 有毒
センニンソウの仲間って事は これも花が終わるとおひげになるのか?
痛取り 江戸時代の漢方の本でこの植物は傷薬として載っている。 傷の痛みを取る・・・・イタドリ
虎杖
新芽の頃の太くて長い縞模様を虎の尾に見立てた虎杖
そんな謂われがあるそうで スカンポ イタンボ ドングイ・・・・いろんな呼び方があるようです。
ど~ての スカンポジャワ更紗~ ♪昼は蛍がねんねする~ ♪
ルリトラノオがまだ少し残っています。 綺麗な瑠璃色です。 シモツケはほとんど終わりで 茎の赤さがシモツケソウのあったことをうかがわせています。
サラシナショウマ 白くて大きな穂になって風になびいています。
季節に寄る交代劇を見せてくれます。