世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

インディアン パーティ

2017年09月15日 | 100の力
BBQパーティしようといことになった。

食材は彼らが調達し、支払う。

ここでは禁止の酒は、ボクが支払うということで合意。

(飲酒がばれると刑務所行きだそうだ)


調理は家で、

家族総出で行う。


フェリメールの絵のよう


    お米をとぐ



     ちょっとだけお手伝い


人気のない森の木陰で始まった。

意外と涼しい。


    ウイスキーがうまい

彼らは器用に手で食べる





草を頭に乗せた女性たちが笑いながら通り過ぎていく。




ほろ酔い気分で、野外パーティーを楽しんだ。


皆さんに感謝!













ト殺

2017年09月15日 | 熊本地震
肉を仕入れに行こう。

鶏肉がいいな、と言っていた。

そういって、ブッダガヤでいろいろ面倒を見てくれる彼のバイクで向かった先は。



そこには数匹のヤギが繋がれていた。

ボクはいつものように近づいて頭を撫でたりしていた。

何か嫌な予感がした。


ヤギを食べるとは聞いてなかった。

しかも、このヤギが…。


そこにいた男性がいきなりそのヤギを抱き上げると、

シートの裏に連れていく。


そして、

二人がかりで押さえつけると、

一気に首を切った。



スーッと血が流れていく。


ボクは、

ビデオこそ映していたが、

目で直視することはとてもできなかった。



首を切られた後も、足はぴくぴくと動いている。

なんとも痛ましい。


ウサギやニワトリは自分でさばいたことがあるので、

皮をはぎ(羽をむしり)、

内臓を取り出すことは分かっていた。




男は慣れたナイフさばきで、皮を剥いでいく。

そして手際よく細切れにされた肉の断片は

はかりに乗せられ、ビニール袋に詰め込まれた。





15分ほどであっけなく調理肉となってしまった。

2Kで1200ルピー(約2000円)。


牛も、豚も、羊も、そして馬も犬も

食用としてト殺され、まな板の上に上る。


そんなことは分かっている。
(頭の中では)

だからこそ、

感謝して残さず食べることを心がけている。


ただ衝撃的だったのは、

直前に頭を撫ぜたヤギが、

目の前で、生きたまま首を切られ、

鮮血がスーッと石の上を流れ出したことにいきなり直面したことだった。


そして、なにより、

それを自分がこれから食べるのだという意識を持っていたことだ。


吐き気がしてもおかしくない場面だった。

食べる気にならなくなってもおかしくない場面だった。


だが、

その後のパーティでは平然とうまそうに食べる自分がいた。

内心、衝撃を受けながら。


もちろん、感謝しながら。


【追記】

たとえば、

子供のころこういう場面を見せられたら

どう思っただろうか。

ブタや牛のト殺場で。


既に殺され、

姿のままつるされているのは幾度となく見てきた。


だが今まで鳴き声を上げていたものが

生きたまま喉をかき切られるのを見たらどうだろう。


ドラマで映画でも人間の喉を切るシーンはいくらでもある。


頭の中で理解しているのと、

実際に目の当たりにするのでは感情に雲泥の差がある。

出家いたしました!?

2017年09月15日 | 100の力
スリランカでは

お坊さんでないと僧侶服は分けてもらえなかった。


だが、

ここブッダガヤでは、

あつらえで作ってもらえた。



あくまでも「瞑想」のために。


ボクはブディスト(仏教徒)ではないので、

実際僧侶になったわけではないが、

これでより一層身も心も引き締めて精進しなければ。



そう思わせるコスチュームである。

9月14日(木)のつぶやき

2017年09月15日 | ライフスタイル