【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】

2023-02-18 21:42:35 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

TBSラジオ アシタノカレッジ(2023/2/17) 武田砂鉄&澤田大樹 国会の予算委員会での岸田総理の軍事費倍増、子育て予算のこと、LGBTのことで日本語失格のデタラメ答弁を繰り返して、そもそも今困っている皆さんの実態を理解せず、さらに安倍晋三氏回顧録は安倍氏に都合のいいものを並べたデタラメ、あまりにデタラメな岸田政権の体たらくを批判する!


 永岡です、TBSラジオの、昨夜のアシタノカレッジ、ニュースエトセトラ、フリーライターの武田砂鉄さん、TBSラジオ記者の澤田大樹さんが出られました。砂鉄さんのツイッターにYouTubeありました、https://twitter.com/takedasatetsu 

 1週間のニュースを振り返るもの、まずトルコ・シリア大地震、岸田総理はエルドアン大統領と電話会談、緊急人道支援、これはTBSラジオでも募金しているもの、そして国会はオールスター戦でこのラジオで取り上げないとならず、予算委員会は面白い。月曜日、安倍晋三回顧録、お二人面白いとする稀有な本、立憲米山氏、安倍氏は財務省は国が滅んでも財政規律を守るとあるのを質問、財務大臣は否定も肯定もせず、しかし財政規律のみOKではない、立憲の議員から安倍氏の守秘義務について質問、ヤバイ書類もあると問うと、松野長官は全否定、調査はしない。北方領土問題で外務省のことを問うと政府は伝えず、安倍氏とプーチン大統領の会談で北方領土返還で一致と書いて、当時の外務大臣の河野太郎氏は知らないと逃げて、さらに河野談話は知らない、所管外と12回も繰り返すゼロ解凍!澤田さんは河野太郎氏、あまりにひどいと怒り。砂鉄さん、安倍氏も死後影響力はおかしいと説かれて、澤田さん、本は昨年の今頃感性で、安倍氏が出版を止めたが、回顧録は良くも悪くも自分視点、しかし政治に私的な影響は問題、事実と安倍氏の思いは分けないとならず、わずか数年前のことは検証しないとダメ。砂鉄さん、安倍氏の在任中のモリカケサクラと解決せず、問題。

 水曜日には岸田総理も入り集中審議、石破氏は10年ぶりに質問に立ち、なかなか採用されず、安全保障について一括質問、30分のうち25分は自説、これは澤田さん聞きごたえあり、軍事費倍増のことを国民に説明せよ、トマホークミサイルは有効か、陸自の戦車も問題、アメリカの中古輸送機の方がいい、軍事費倍増は金額ありき、野党は聞いたが、与党は珍しい。石破氏は論破のためではないというもの、そして枝野氏が質問、原発の寿命60年、あらゆるものは劣化、どうして伸ばしたかを問い、岸田総理は日本語にならない回答、枝野氏、伸ばしたのは科学的知見はあったのかと問い、岸田総理は再稼働推進委員会のチェックと、答えずデタラメ!砂鉄さん、3・11の前の安全神話のまま、岸田総理は無責任と怒られて、澤田さん、過去の基準は間違いと言わず、不安を国民は抱く。そして立憲西村氏、夫婦別姓について岸田総理は反対かと問うと、岸田総理は反対と一度も言わないと、今までと異なるもの、しかし賛否は言わないのは卑怯。自民の中で議論というものの、西村氏、自民のために賛成しないと指摘、夫婦別姓は他の野党は賛成、岸田総理の見解を問い、検討と何度も言うが結論は出さない、結論のバリエーション拡大で回答なし、異次元に検討(笑)、砂鉄さん、安倍氏の道半ばと同じ、澤田さん、検討士とヤジが飛ぶかも(笑)。さらに、西村氏、岸田総理の同性婚否定が荒井氏の差別発言の引き金と指摘、東京新聞で金田一さん、総理の言葉は日本語としておかしい、日本が豊かになってしまうというようなもの、で、ポジティブな例文を作れと迫ると岸田総理は逃げて、否定的でも肯定的でもない、しかし、〇〇てしまうはポジティブではなく、岸田総理の潜在意識で同性婚否定。砂鉄さん、社会が変わってしまうを逃げて無理があると指摘。

 立憲馬場氏、岸田総理のドラ息子翔太郎氏のことなど、さらに子育て予算倍増をいつやるかと問うと、岸田総理は軍事費だけでなく、子育て予算を増やしているとして、磯崎長官、これは翌日否定。昨日の予算委員会は総理なしで、これを問い、松野長官は日本語にならないもの、「これ」は何か、家族関係支出ではなく、松野長官だと子供家庭庁の予算を増やすもの、これは総理の答弁修正が必要、国語のテストなら失格!総理の日本語感覚は常識から外れて、毎日金田一さんにトレーニングしてもらうべき、砂鉄さん、何を刺すか不明、澤田さん、子育て予算は「異次元」ではない。澤田さん、馬場氏はさらに、軍事費倍増について復興税の転用、馬場氏58歳の時まで、今の若者の負担増、払う必要のない期間までというもの、政府はこれに頓珍漢な回答、長生きしたら負担、砂鉄さん、現世代に負担を強いるのに、言葉遊びはおかしいと怒られて、澤田さん、予算委員会はこのように様々なネタがある。砂鉄さん、これは日本語ではなく、新聞で記事にできないと説かれました。

 そして、LGBTについて、火曜日に院内集会、LGBT国会があり、主催者は差別禁止を求めて、様々なところをつないでリレートーク、多くの方が発言、パートナーをガンでなくして、しかし婚姻ではなく、情報を得られず、闘病生活は大変、こんな思いを他の人にさせたくない、国は性的マイノリティ差別をするなというものは有意義と澤田さん報告、砂鉄さん、自民の西田氏、差別禁止で分断というが、すでに分断はある、澤田さん、水曜日にLGBT議連、馳氏は知事になり、岩屋氏が代表、合意案の原案は自民が作り、自民も賛成するというが、2021年はそれで破綻。岸田総理はLGBT団体と会い、同性婚を認めると社会が変わるというのを問われて、毎度おなじみ岸田総理は国語失格の回答、ネガティブではない、澤田さん、荒井氏差別は否定というものの、誠実ではなく、プライドハウスの方、カミングアウトしている人も、総理のLGBT否定に心臓の止まる思い、マジョリティによるマイノリティ差別。この会談は1時間になり、岸田総理はここまで深刻だと分からなかったというもの、一つ一つ向き合うというが、今までLGBTのことを何も知らず、少し勉強したらわかるのに怠慢と澤田さん怒り、砂鉄さん、総理はマイノリティ差別をしたら国家破滅。澤田さん、森昌子氏にLGBT理解の任を与えたが、具体的なものなし、砂鉄さん、LGBTの人たちは大変に困っていて、総理自身が差別主義者だと社会は大変なことになると締めくくられました。このコーナー聞くと国会周囲のことよくわかり、澤田さんの努力に敬意を表します。30年前、神戸製鋼にいた時に、破綻したプロジェクトでトップを問い詰めたら、竹やりでもがんばったら戦闘機を落とせると言い出したのですが、岸田総理も同様、そういえば改竄も神戸製鋼と自民党は同じです。アホです、しかし、太平洋戦争の際の軍人も同様と思われて怖いです!以上、武田砂鉄さん、澤田さんのお話でした。





【永岡浩一さんからの通信】

2023-02-18 21:23:57 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

和歌山放送ラジオ 伊藤宏の脳に効くニュース(2023/2/18) トルコ・シリア大地震から、日本もこの30年無数の自然災害を経験して、対策は十分か、被災者には公助が必要、トルコ・シリア支援とともに考えるべき、災害時にラジオは威力を発揮するもの、そして福島原発事故12年、しかし岸田政権は教訓を無視して原発イケイケ、原発事故のことを徹底的に検証して、原子力マフィアの跋扈を許してはならないことを語る&古谷経衡さんのはだしのゲンの解説



 永岡です、和歌山放送ラジオ、ボックス金曜日レギュラー、和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんのスピンオフ企画が第3土曜日にありました、聞き手はアナウンサーの寺門秀介さんでした。

 赤旗のコラムに、原発60年はおかしいとのものがありました、https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-02-18/2023021802_01_0.html ご存知のように広島の教育委員会がはだしのゲンを教材から外したこと、東京新聞の指摘がありました、https://www.tokyo-np.co.jp/article/231806 過去、何度もはだしのゲン抹殺の動きありましたが、戦争は悲惨なもの、それを教えないで、やはり自民党は戦争をしたいと思わざるを得ません。そして、夕方にDPRKから「飛翔体」が飛びEEZに落下ですが、Jアラートはなし、一応NHKのニュースは特番ですが、どうなっているのでしょうか(笑)

 茨城放送のニュースポで、古谷経衡さん、広島ではだしのゲンを副教材から外すことに言及、古谷さんははだしのゲンのファンでスマホにキンドル7巻全部入れていて、被爆地、広島ではこれは問題、誤解を与える描写というが、その報道はなされず、はだしのゲンの中沢さんの体験から描かれて、漫画としてのフィクションはあっても問題なく、復活させてほしい。はだしのゲンの舞台は古谷さん全て行かれて、はだしのゲンは少年ジャンプで連載の前に30ページの短編があり好評で連載、その短編の、俺は見たは実質ノンフィクション、そして炎で家が倒壊して父が亡くなるシーンがあり、フィクションのところもあり、ゲンが母のために浪曲を歌うのそれ、司会の柴田明子さんも子供時代に読まれて、古谷さん、原爆投下時のものは母親から聞いた話、中沢さんは爆発で吹き飛ばされて、母親は無傷で逃げられて、しかし父、兄弟はなくなり、ゲンの体験は母親の記憶から。被爆時に、母を助ける在日コリアンの親切な方がいて、父は反戦主義、これは一部フィクションでも大筋本当の話。中沢さんの体験と母の記憶を描いたもの、中沢さんは肩などやけど、原爆症は後年に出て、兄が、はだしのゲンにいて、特攻隊に行く前に助かり、しかし実際の兄は軍需工場にいたなどあり、姉は実際は即死、俺は見た、は中沢さんの平和短編集で読めて、被爆体験は読める、ディテールが違っても、戦争体験を見事に描き、広島の原爆記念館の蠟人形は残酷だと撤去だが、もちろん戦争は残酷、それは子供に見せるべき。戦後の蠟人形は逆にきれいで批判されて、それをリアルにしたら批判されたもの、はだしのゲンの教材の除外は、悲惨すぎるとネトウヨは言うが、フィクションではなく、平和教育に必要で、除外は古谷さんダメ。中国新聞の方が原爆の写真を写して、蠟人形撤去など、戦争の記憶をなくすのは問題と説かれました。



 伊藤宏さんのお話、今月のネタ、和歌山は今梅で一杯、梅林を見たいもの、寺門さん、地球規模では花どころではない、伊藤さん、トルコ・シリア大地震が衝撃的、生存確率の下がる72時間を超えても生存者はいるが、死者数は42000人、死者数を比べるものではないが、東日本大震災の倍、大変なもの、さらに増えて、今回は震災を見て建物の問題、津波はなく、幸い原発もなかったが、東日本大震災とは全く異なり、そしてシリアは内戦状態、トルコは被害がタイムリーにわかるが、シリアのことはわからない点があり、犠牲者、家をなくした人のことはどうか、そして今は厳寒、命からがら助かっても、避難生活で亡くなったらダメ、和歌山はトルコと親密で、まず募金などで日本も支援すべき。そしてシリアは内戦=戦争で人間はどれだれ大変か、自然災害と戦争で二重の苦難。

 寺門さん、義援金募金箱も和歌山で設置、各地で支援はあり、トルコもものではなく、お金が欲しいというもの、伊藤さん、物資はニーズがわからないと、行きわたらずなどあるが、募金、義援金は大事で、しかしそれが有効な支援を偏ることなくできるか、日本で様々な災害の際の検証は必要、日本だと復興予算は被災地に使われなかったこともあり、復興より被災者支援がトルコ・シリアで大事、それもトルコ政府のみでは人手足りず、被災者のケア、日本から医師、看護師が行っているが、寒い季節、そして悲しいことに治安の悪化、国によりボランティア活動もできず、戦争や略奪は、災害での支援活動を阻む愚かなもの。

寺門さん、災害で様々なものを見つめなおすべき、伊藤さん、日本は東日本大震災、阪神淡路大震災があり、何を反省していたか心もとなく、災害の記憶は被災者は生涯忘れられないが、他の地域はそうではなく、しかしこの30年無数の大災害があり、自分のことと思っているか、和歌山は南海トラフ地震で津波も危険、揺れも大変、耐震化、まず自分の身を護る、しかし初動は自助でも、公助の裏付けがないと生きられず、国民が期待する公助は、行政も被災するので様々な備えが必要。寺門さん、トルコ・シリア大地震はまだ全貌はわからないものの、犠牲者に哀悼を、と説かれました。



 伊藤さん、被災者ケアは、トルコだけで被災者100万人、それで大変、声、ラジオでの励まし、ぬくもりが必要、ラジオオールドメディアではなく、音声メディアとして貴重、音楽もそうで、災害時、臨時災害のものもあるが、レギュラーでラジオ放送しているものが的確に対応すべき。スマホがあるというが、ラジオは災害時に有効、効果はあり、次の災害の備えに、ラジオは力を発揮、ラジオの音楽は貴重、ラジオは今後、注目されるべきメディア。

 寺門さん、そこで気になるのはコミュニティFM、最近閉局が増えていると危惧されて、伊藤さん、行政とタイアップしていたら生き残れるが、独立系はしんどく、しかしコミュニティラジオは災害時に威力を発揮、それを支えるのは行政の役目。そして今後南海トラフ地震も危惧されて、来月は東日本大震災、福島原発事故12年、原発事故さえなかったら助かった被災者はたくさんいたのに、岸田政権は原発回帰、原子力規制委員会はできたが、実質は原発推進組織になり、政府のやり方を追認。5人の委員がいて、一致が原則なのに、60年超える運転に一人反対、それを多数決で60年以上の運転を了承はおかしい、こんなアホなことをするから福島原発事故になり、国や電力会社のロボットになっている。寺門さん、最近原発批判がないと説かれて、伊藤さん、関西電力は原発のために安いと喧伝、さらにALPSの汚染水のこと、CMでは安全、汚染水ではなく処理水、そして東京電力のマスコットキャラクターもまたテレビに復活。寺門さん、核廃物のこともおざなりと説かれて、伊藤さん、福島で浪江の漁港を昨年取材、しかし、汚染水海洋放出は許されるか、海外では17か国、これを延期せよと養成があったのに、1km先に薄めて捨てても、放射能汚染された水を廃棄するのは、事故直後はこんな発想はなく、それを、タンク満タンだと、海洋放出以外も手はあるのに原子力マフィアはせず、岸田総理は、安倍総理すら出来なかったら原発増設も言い出して、そして原発があったら電気代は安いというのは問題、3・11から12年、12年前に何があったか全員考えるべき。寺門さん、震災のことを風化させてはいけないのに、3・11以降、災害、経済、国際情勢、そしてコロナ禍、忘れない対象は激変、災害は連続して、しかし行政は、過去に何をしてきたか見ないといけない、安倍元総理はアンダーコントロールと言った、伊藤さん、アンダーコントロールは嘘、安倍氏嘘をついていたことを検証すべき、寺門さん、ないものとしてはダメ、伊藤さん、歴史の教訓を振り返るべきとして、3・11から12年のことを強調されまして、以上、伊藤宏さんのお話でした。




【孫崎享のつぶやき】

2023-02-18 21:12:49 | 転載
【孫崎享のつぶやき】

客観的にいって、ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズは日本のメディアより優秀。だが米国民は米国民の 26% だけがニュース メディアに好意的な見解、報道機関が視聴者の最善の利益に配慮していると信じていると答えたのはわずか 23%。日本は?
2023-02-17 07:189



憂慮すべき新しい調査によると、アメリカ人の半数は、報道機関が報道で誤解を招き、誤った情報を伝えようとしていると信じている(CNN)。

アメリカのフランケンシュタインのような情報環境は、人々の報道への信頼を打ち砕いた。水曜日に、ギャラップとナイト財団は、アメリカ人がマスコミをどのように見ているかについての洞察を得るために調査した年次報告書を発表したが、その結果は厳しいもの.

調査によると、アメリカ人の 26% だけがニュース メディアに好意的な見解を持っている。これは、過去 5 年間に組織が記録した最低レベル。

おそらくもっと驚くべきことは、このレポートによると、アメリカ人の 72% が、全国のニュース編集室が大衆にサービスを提供できると信じているが、それが善意で意図されているとは信じていないということだ。全国の報道機関が視聴者の最善の利益に配慮していると信じていると答えたのはわずか 23%。

一方、アメリカ人は何を信じるべきかを判断するのにこれまで以上に困難を感じている。回答者の 61% は、メディア環境全体での情報の増加により、悪い情報と良い情報を選別することが難しくなっていると述べている。

国内で最も人気のあるメディアや政治家の一部は、情報環境を積極的に汚染している。民主党員は、共和党員よりも報道機関に対する信頼を大幅に表明している。共和党員の間で、ニュースに対する信頼は低下し続けている」と、ギャラップとナイト財団は述べている。

(注;トランプ氏には独裁的傾向で行動することがある。それは事実であるがニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストは、トランプを排除したいとの政治的意図があまりにも強く働き、報道の客観性が失われていることは事実である。従ってトランプ排斥に賛同する民主党支持者はこの傾向にあまり異を唱えず、他方共和党支持者からは強い反発を招いている)