■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

ショートリブのカレー

2006-07-30 | カレー

水曜日に作ったカレーは気に入らなくて、今回はスープストックから再挑戦。
その水曜日のカレーを食べてたスタッフが、「コレの写真は?」とカレー皿を指差した。

「イマイチ気にいらないので、写真撮ってない!!」と私。

(笑)爆笑されました。我儘というか、私らしいというか・・・とぶつぶつ言いながらため息ついてましたよ、その人。

今年の目標は、以前からイメージしている”私のビーフカレー”です。
言葉で説明するのはムツカシイです。

コクがあって、少し濃度があって、そしてさらっとしてて、具は大きすぎずに、粉っぽくなくて、スパイスが効いて、カレー粉のよさがでてるもの。

市販のカレールーでつくるお家カレーとインド料理店で食べるカレーの中間のようなものとでも言うのかしら。
タイカレーは作れるものの、インド料理のカレーは自分でつくったことないものなぁ。
それでもどう考えてもお家カレーでは物足りない。
欧風カレーでもない。
もう随分まえから味のイメージはあるのです。

材料のタイムリミットもあるし、どうしても作らなくちゃいけなくなって
昨日の朝から仕事と平行して作り始めました。


【ショートリブのカレー】



香味野菜と牛肉、ニンニクとワイン、無塩バター、3種類のスパイスを使います。
一日かけてブイヨンを作り、今朝になってようやくカレーの準備です。
スパイスは合計12種類。
牛肉はカルビ=ショートリブのところです。肉と筋が重なる甘みのある部位です。
お昼ごろにはすっかりできあがって写真を撮り、スタッフにメモを残して私は店に移動しました。
”カレーは熱々になるまで温めてよくかき混ぜてからご飯にかけてね!”

実はこれがカレーの基本でもあるのです。
いろんなスパイスを入れるのですが、すごく熱くなるまで加熱しないとビーフカレーは美味しくないと思ってます。

ご飯は本物のサフランを使った”サフランライス”にしました。
サフランって紅花に似てるんだけど、香りが違う。この香りは好き嫌いがあるんじゃないかな。
今日のカレーにはぴったりのような気がしました。

でんぷん質のとろみではなく、野菜や肉からでたエキスの濃度があります。
口にいれた感じは・・・サラリとした中にスープの重さがあり、その後に辛さがスコンとやってくる。
辛さのあとはブイヨンの折り重なるような深さと甘みがある・・・というようなもの。

イメージに近いものができました。
ちゃんとカレーのいろいろなスパイスが香ってるし・・・まずまずの合格点です。
スパイスの香りを飛ばさないようにするものなかなか気を使います~~!
80点くらいかな。(^^)

ゴールがあってそれを目指すというのはなかなかムツカシイ。
しかもそれが頭のなかにだけあるものだとすると、どう表現するのか、どのスパイスをどのくらい使うのか、どういう調理をするのか・・・
お遊びだからやれるのかもね~~!


さて、今日は蒸し暑い日でした。
水割りでも飲んでぐっすり眠りたい。

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