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今回は特別な旅でした。
ちょっとした記念日においしいものを食べるため、ただそれだけで訪れた大阪です。
(あれ?関西遠征は毎回そうかも・・・笑)
イタリア料理店なのでしょうか?
いえいえ、スペインのエル・ブジを感じさせる斬新なお料理を楽しませてくれるレストランとお見受けしました。
入口の写真を撮り忘れたのですが、シンプルで温かそうな店構えです。
献立をシェフにお任せしてお勉強もせずに到着した私ですが
ちゃんと印刷したメニューを下さいました。
助かります(笑)
■明日香村の雪(写真手前のグラスに入ったもの)
■一口サイズのトリュフ
■サフランのカラメルに覆われたポップコーン
■生マシュマロとピクタチオ(淡いグリーンの小さなもの)
■ビーツのスナック(赤い紐状のもの)
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アミューズはこれだけあったのですが、その日の大阪は晴天でとても穏やかな気持ちのよい気候でした。
地下鉄の駅から5分ほど歩いてほどよい暑さのわたしにはぴったりの■明日香村の雪!
手前の小さなグラスに入ったアイスです。
奈良県明日香村の氷をそのまま・・・とはおっしゃってましたが・・(笑)
明日香村は古墳のある歴史的な街ですが、明日香村も広くて、人の通らない神秘的な場所もいくつかあります。
雪には風味のよいバルサミコ酢がかかっておりました。
古(いにしえ)の場所に想いを馳せるながら、熱く乾いた口のなかに染み入るように雪は溶けていきました。
このアミューズの写真、一番奥のまん丸なボールは■一口サイズのトリュフ!です。
手でつまんで口に入れると・・・なんと!トリュフが広がりました。
味わいは3つの層に分かれています。
ふんわりと→しっとりと→そして固形のトリュフが最後に口に残ります。
小さな短冊のトリュフを噛み締めてトリュフの旅は終わりました。
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■甘鯛とポルチーニのカプセル 澄み切った牡蠣のカルド
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この状態ででてきたお魚料理。
右側にマッシュルームの極薄スライスがある場所はちょっとくぼんでいます。
そこに熱い牡蠣のスープを少量注いでくれます。
別皿に運ばれてきた粉末ポルチーニのカプセルを投入して溶かし、甘鯛と一緒に食します。
↓
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甘鯛の身は低温で半生状態、ぎりぎりに火が通ったかなという微妙な状態で、
皮はこんがりサクっと仕上がっています。
しっとり+サクっ+別の(牡蠣とプルチーニ)風味 というこれも食感を楽しむお料理でした。
■若牛蒡 ナベット風味 白いんげんのカルド
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葉牛蒡の茎の部分で食感を楽しみ、器とすっきり澄んだ白いんげんのカルドで清涼さに唸る一品でした。
カルドというのは「熱い」という意味なので、スープとか熱いソースのことだとおもうのです。
どちらのカルドも数滴のオリーブオイルが浮いておりました。
見た目もそうなんだけど、味に一点の濁りがない!
なんと言っていいのか・・・とにかく気に入りました(笑)
■空気のようなカカオのエアー、塩キャラメル
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さて、デザートもたっぷり出てきましたが、その中でも一番気に入ったのがコレ!
ココアスポンジに覆われたものの中を探ってみると・・・
↓
中には冷たいアイスととろけるキャラメルが・・・
早くお召し上がりください!と勧められて、一口頬張ってみると・・・
軽くて→冷たくて→味に重みがでて→キャラメルの香ばしい風味とねっとり感→
そして重過ぎることはなく→ほどけて溶けてなくなりました。
という一口でした。
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この他に、
■ソフトに火を入れた車海老とパエリアのソース
■ブラウンマッシュルームのスパゲティーニ
■牛のいちぼ・蕗のとうのクリーム
■セロリの雪山
■チョコレートとオレンジの花の冷たいマシュマロ
■ピスタチオの生キャラメル
■キンカンのバニラ風味・ラム酒・ココナッツ
を食べました。
極薄くスライスしたたっぷりのマッシュルームにトリュフ三昧のスパゲッティもすごく美味しかった。
一口食べたとき、思わず声がでましたもの(笑)
蕗のとうのクリームは季節感があって私には嬉しい味でした。
香り、味、食感、変化・・・コース全体とか、一皿の中にではなくて、
ぱくっと頬張った一口でそれを体験できるのは貴重だと思います。
そういうのをすっかり楽しみました。
しかもシェフも気さくで、リラックスして食べられたからかもしれません。
店内は長方形で、ダイニングとキッチンを透明のガラスで仕切ってます。
作ってるシェフが時々ダイニングにお皿を運んだり、料理の説明をしたり
食べてるお客さまと一体感があって嬉しいお店です。
挑戦するシェフが居て、それを受け取る感性を持たなければ・・と思いました。
煙草吸ってなくて、この日のために禁酒して体調整えておいてよかったと思いました(笑)
Fujiya1935
住所 大阪市中央区鈴屋町2-4-14
営業時間 ランチ11:30~13:00LO ディナー18:00~21:00LO
最寄り駅 堺筋本町駅下車(3番出口)7分 谷町4丁目駅下車8分
*農人橋交差点を北に、松屋町筋に面してます
ちょっとした記念日においしいものを食べるため、ただそれだけで訪れた大阪です。
(あれ?関西遠征は毎回そうかも・・・笑)
イタリア料理店なのでしょうか?
いえいえ、スペインのエル・ブジを感じさせる斬新なお料理を楽しませてくれるレストランとお見受けしました。
入口の写真を撮り忘れたのですが、シンプルで温かそうな店構えです。
献立をシェフにお任せしてお勉強もせずに到着した私ですが
ちゃんと印刷したメニューを下さいました。
助かります(笑)
■明日香村の雪(写真手前のグラスに入ったもの)
■一口サイズのトリュフ
■サフランのカラメルに覆われたポップコーン
■生マシュマロとピクタチオ(淡いグリーンの小さなもの)
■ビーツのスナック(赤い紐状のもの)
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アミューズはこれだけあったのですが、その日の大阪は晴天でとても穏やかな気持ちのよい気候でした。
地下鉄の駅から5分ほど歩いてほどよい暑さのわたしにはぴったりの■明日香村の雪!
手前の小さなグラスに入ったアイスです。
奈良県明日香村の氷をそのまま・・・とはおっしゃってましたが・・(笑)
明日香村は古墳のある歴史的な街ですが、明日香村も広くて、人の通らない神秘的な場所もいくつかあります。
雪には風味のよいバルサミコ酢がかかっておりました。
古(いにしえ)の場所に想いを馳せるながら、熱く乾いた口のなかに染み入るように雪は溶けていきました。
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このアミューズの写真、一番奥のまん丸なボールは■一口サイズのトリュフ!です。
手でつまんで口に入れると・・・なんと!トリュフが広がりました。
味わいは3つの層に分かれています。
ふんわりと→しっとりと→そして固形のトリュフが最後に口に残ります。
小さな短冊のトリュフを噛み締めてトリュフの旅は終わりました。
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■甘鯛とポルチーニのカプセル 澄み切った牡蠣のカルド
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この状態ででてきたお魚料理。
右側にマッシュルームの極薄スライスがある場所はちょっとくぼんでいます。
そこに熱い牡蠣のスープを少量注いでくれます。
別皿に運ばれてきた粉末ポルチーニのカプセルを投入して溶かし、甘鯛と一緒に食します。
↓
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甘鯛の身は低温で半生状態、ぎりぎりに火が通ったかなという微妙な状態で、
皮はこんがりサクっと仕上がっています。
しっとり+サクっ+別の(牡蠣とプルチーニ)風味 というこれも食感を楽しむお料理でした。
■若牛蒡 ナベット風味 白いんげんのカルド
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葉牛蒡の茎の部分で食感を楽しみ、器とすっきり澄んだ白いんげんのカルドで清涼さに唸る一品でした。
カルドというのは「熱い」という意味なので、スープとか熱いソースのことだとおもうのです。
どちらのカルドも数滴のオリーブオイルが浮いておりました。
見た目もそうなんだけど、味に一点の濁りがない!
なんと言っていいのか・・・とにかく気に入りました(笑)
■空気のようなカカオのエアー、塩キャラメル
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さて、デザートもたっぷり出てきましたが、その中でも一番気に入ったのがコレ!
ココアスポンジに覆われたものの中を探ってみると・・・
↓
中には冷たいアイスととろけるキャラメルが・・・
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早くお召し上がりください!と勧められて、一口頬張ってみると・・・
軽くて→冷たくて→味に重みがでて→キャラメルの香ばしい風味とねっとり感→
そして重過ぎることはなく→ほどけて溶けてなくなりました。
という一口でした。
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この他に、
■ソフトに火を入れた車海老とパエリアのソース
■ブラウンマッシュルームのスパゲティーニ
■牛のいちぼ・蕗のとうのクリーム
■セロリの雪山
■チョコレートとオレンジの花の冷たいマシュマロ
■ピスタチオの生キャラメル
■キンカンのバニラ風味・ラム酒・ココナッツ
を食べました。
極薄くスライスしたたっぷりのマッシュルームにトリュフ三昧のスパゲッティもすごく美味しかった。
一口食べたとき、思わず声がでましたもの(笑)
蕗のとうのクリームは季節感があって私には嬉しい味でした。
香り、味、食感、変化・・・コース全体とか、一皿の中にではなくて、
ぱくっと頬張った一口でそれを体験できるのは貴重だと思います。
そういうのをすっかり楽しみました。
しかもシェフも気さくで、リラックスして食べられたからかもしれません。
店内は長方形で、ダイニングとキッチンを透明のガラスで仕切ってます。
作ってるシェフが時々ダイニングにお皿を運んだり、料理の説明をしたり
食べてるお客さまと一体感があって嬉しいお店です。
挑戦するシェフが居て、それを受け取る感性を持たなければ・・と思いました。
煙草吸ってなくて、この日のために禁酒して体調整えておいてよかったと思いました(笑)
Fujiya1935
住所 大阪市中央区鈴屋町2-4-14
営業時間 ランチ11:30~13:00LO ディナー18:00~21:00LO
最寄り駅 堺筋本町駅下車(3番出口)7分 谷町4丁目駅下車8分
*農人橋交差点を北に、松屋町筋に面してます
ジョアンの良いところは、お客さんのほしいパンがあるこですね。
ミニサイズのクロワッサンとか、一個でお腹いっぱいになる大きさのシャレたパンとか・・
バターがなかなか美味しいとおもいました。
(笑)やっぱりアメリカ本土はサワードゥが多いですか。
粉の性質なのか、オーブンの性能なのか、ドライなパンが多いですよね。
外側ぱりっと内側しっとりのバゲット食べたいなぁと思います。
お料理も革新的だし、プレゼンテーションも素敵です!
↓でコメントさせていただいたことの続きですが、
私がジョアンのエジプトパンを食べたの、かれこれ10年くらい前なので、もう作っていないかも、です。
フォッカチオのふわふわ版っていう感じで、上にたっぷりのバターと粗塩がかかっていました。
テネシーのパン事情、全然イケてないです。がっくりです。
サワードウのパンは確かに多いですね。
日本のパン屋さんの方が格段にバラエティー豊かでおいしいです。
是非おススメです。
この写真のほかにも、パスタも素晴らしく美味しかったし、セロリの雪も同じくらい美味しいお店ありますからね。
Fujiyaならではのテーマに絞ってみたんですよ。
味は想像を超えていますが、間違いなく遠出の価値がありましたね。