■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

成富@銀座

2010-02-16 | 食べ歩き(東京)
雪が降ったかと思うと、すごく晴天の日もあった。
お散歩日和である。
築地市場目指して歩いていたのだけど、お昼ちょい過ぎだったので市場は諦めたほうがいい。
そして、成富の看板を見てふらふらと吸い寄せられるように入ってしまったのです。
お腹空いてたし・・・(笑)

この店の蕎麦粉は北海道か茨城産のはずある。
前回は確か北海道産の新蕎麦粉でシンプルにせいろを食べた記憶があった。
寒い日なので暖かい蕎麦を食べてみたい気分です。

蕎麦屋なのでもちろん天ぷら蕎麦もあって、その天麩羅がまた美味しそうなんです。
ですが、しっかりした夕食を予定の私は天麩羅を食べずに、「水菜と辛味大根の暖かい蕎麦」と注文しました。
辛味大根ってこの季節でしたっけ?

汁は温度計を鍋に入れてつきっきりで確認していました。
蕎麦はせいろの時と違って茹で時間が短いです。
さっと茹でた蕎麦に汁を張り、辛味大根の味見をしたコクリと頷いてたっぷりと蕎麦に乗っけます。
次に山盛りの水菜をのっけて出来上がりです。



それだけなんですが・・・・
食べてみてびっくり!
東京の蕎麦ですよ、なのに透明感のある出汁にちょっと感動してしまいました。
醤油で食べさせるのではなく、塩少な目で出汁がしっかり濃いのです。

蕎麦は十割で少し平たいものでした。
繋がってるけど脆くて、でも噛み締めると奥歯で弾力があります。

この日も北海道の粉ということでした。

水菜は細くて柔らかくてシャキシャキしてます。
本来、水菜はマスタード・スピナッチと言うくらいですから、少々辛味があるものなのです。
昔、子供のころ食べた水菜はもう少し強い味があった記憶があります。
しかし最近の水菜はちょっとパンチに欠けますね。
その水菜に辛味大根を合わせるというセンスが素晴らしいです。

風味のある蕎麦に上品な出汁、シンプルなトッピングは少々辛味あり!
これは大人の蕎麦だなぁ~~と嬉しくて、全部いただきました。
美味しかったです(^^)




【前回の日記】




銀座『手打ち蕎麦 成富』

住所:東京都中央区銀座8丁目18-6 二葉ビル1階
営業時間:平日11:30~15:00 18:00~20:45  土曜11:30~15:00
定休日:日曜、祝日、第三土曜日


タテル・ヨシノ@汐留

2010-02-15 | 食べ歩き(東京)
待ち遠しい日でした。
前回銀座店でお食事デビューをした私。
今回は汐留店に来てみました。

ソムリエさんがまずはシャンパンでも・・・と勧めてくれましたが、
空きっ腹にシャンパンを飲むと酔いがはやいので、シャンパン無しでお願いしました。
次にサービス担当さんに助けてもらってメニューを決めます。

まずはアミューズの「プチ・チーズシュウ」です。

小さな一口サイズで手でぽんと口にほおりこみます。
美味しいアミューズでお料理に期待しちゃいますよね(^^)

続いて2つめのアミューズは ポテトの上に白身の薄切り でした。

ポテトの薄切りを二度素揚げするとふっくらと膨らむんだそうです。
そのうえに、たしかホウボウとかいうお魚の白身に不思議なオイル+香草。
そして記憶にあるイタリアのチリ(唐辛子)。
この唐辛子、あまり辛くはないのに(少量しかついてないせいかも)香りがするんですよ(^^)

そしてようやく前菜です。
前菜はヨシノシェフをパリで有名にしたフォアグラを選びました。
「人参をまとったフォアグラのフォンダン トリュフ風味」です。

小さなブリオッシュのトーストがついてます。
フォアグラのほうは見事な火入れで、独特な風味が活かされています。
トリュフ風味というより、スライスのトリュフ挟みといったほうがいいかも(笑)
周りを囲む人参を一口食べた今回の同行者が、「これ、人参かっ!!こんな人参食べたことない」と唸っていました。
赤ワインソースも添えられて、とっても楽しめた一皿でした。

シャンパンを断ったものの、食事が決まったあとで再度ソムリエさんに登場してもらい、甘くなく肉に合うワインを勧めてもらってます。
ボルドーの赤ワイン「ラフィット・ロートシルト 2004」です。

おいしけりゃどこのでもいいという私ですが、さすがにこのワイン覚えました(笑)
非常に美味しかったです(^^)

今は白アスパラガスの季節なんだそうです。
それはそれは美味しいですよ!と白アスパラのクリームスープをいただきました。
「白アスパラガズのピュレ 青リンゴのジュレと共に」

お魚も乗っかってました。が、確認する暇もなく一気食い(笑)
めちゃウマでした。

さて、私のメインは「和牛肉のグリエ トリュフ風味」です。(写真最上部↑)
お肉はたっぷりの量でした。
ミディアムレアのレアに近いのん!という微妙なリクエストにちゃんと応えててくれました。
ソースにたっぷりとトリュフが入ってて、肉に絡めて噛み締めて、そしてワインを飲むと最高でした。
写真右上の緑の野菜の名前を忘れてしまいましたが、フランスから取り寄せためずらしいものなのだそうです。

同行者のメインは、「子羊の岩塩包み焼き」でした。
塩釜のなかから子羊を取り出すデモンストレーションがあります。
中からでてきた香草たっぷりの子羊の、両端を切り落として真ん中だけスライスして食べさせてくれます。
すごく特別!って感じのお料理でした。

次に、クリーミーなアボカドをいただきました。


デザートメインは赤いベリー類とアイス。
珊瑚のようになった薄いキャラメルがとっても印象的です。


こちらはプラリネ。コーヒー豆の香りのアイスと共に。
「四角いプラリネ トンカフェのアイスクリーム」


そしてコーヒーとプチフールです。

マカロンも美味しかったし、小皿の中の砂糖菓子もサラサラしてとっても美味しかったです。


この汐留店は22席の小さなレストランです。
少し奥まったところにあるくつろげるお店として私のお気に入りになりました。





『タテルヨシノ』

汐留店
住所:東京都港区東新橋1-7-1 パークホテル東京25F
営業時間:11:30~14:00 18:00~21:00
定休日:無休



チョコレート2010年

2010-02-14 | とっておきのお取り寄せ
今年もバレンタインディがやってきましたね。
先日、渋谷LOFTに行ったら、一階は手作りチョコとラッピングの材料が溢れてました。
女の子たちで賑わっているのを微笑ましく思ったものです。

さて、私が選んだのは今年も『WAKO チョコレートショップ』でした。
やっぱり、ほんのり甘い独特なカカオが魅力です。
迷いに迷って・・・とはいっても楽しい時間ですが、3個入りを選びました。
真ん中の真っ赤なハートがどうしてもほしかった(笑)
「ハート」の中にはビターガナッシュが詰まっているそうです。


左側は「ジャンドゥジャカフェ」、コーヒー豆の香りとクッキーの食感です。


右側は「カシス」です。アールグレイの香りでカシス味のガナッシュ。





『WAKOチョコレートショップ』

住所:中央区銀座4丁目5-4MAP
定休日:無休 




それから、自分のために買ったチョコレートがありました。
パリからの直輸入!というお知らせをいただいていたのです(^^)
今回一番美味しかったチョコレートです。
前年ながら写真を撮ってないのですが、朝ごはんに一個づつ食べてました(笑)



私が食べてみたかったのは「チョコロン」というネーミングで、マカロンを丸ままチョココーティングしたものです。
上部には印象的な色彩でとってもそそられます。
(写真はWebからお借りしました。怒らないよね?(笑))



このチョコレート、甘くないんです。強いんです。
優しいマカロンに強いチョコを合わせてます。
口に入れると嬉しくて他のこと一切忘れますから・・・(笑)
この1年で一番美味しかったチョコレートです。
こんなにストレートに脳に響く味わいは珍しいと思いました。
忘れられない、どうしても思い出してしまう、そんな出来栄えに感無量の私です。


パティスリ『サダハル・アオキ』 丸の内店

住所:東京都千代田区丸の内 3-4-1
営業時間:11:00~:00
定休日:不定休





赤い橋を渡って佃島に行こう♪

2010-02-13 | お出かけ日記
銀座には私が慕ってやまないレディーたちが居ます。
美味しいお菓子屋さんをたんと知ってる人たちです。
その人たちが言うんです、「佃島に行ってごらんなさいよ」と。
月島で降りて歩いて行くんだよ~、赤い橋を渡るんだよ~~と。
どのバスに乗っても月島に行ってるからって言うんです(笑)

以前佃煮をいただいたことがあって、とても美味しい記憶があるので行ってみることにしました。
バスは苦手なので電車で月島駅にて下車。
駅に張り出してる地図をみてもさっぱりわかりません。
交番があるのでそこで聞いてみることにしました。
「ここをまっすぐ突き当たったところを右に行くと佃煮屋さんがあるよ(^^)
3軒あるからね~~~」と丁寧に教えてくれました。
優しいおまわりさんでよかった(^^)
目当ての赤い橋が見えてほっと一安心。
そぞろ歩いて3軒で佃煮を買ってみました。


まずは『丸久』で「葉唐辛子」

やさしい味で葉の風味がいきてます。いくらでも食べられます。

「いかあられ」

お勧めだったこの烏賊の佃煮は、甘くてとっても美味しいですね。
一気に全部食べてしまいました(笑)

包装紙





『丸久』
住所:東京都中央区佃1-2-10
営業時間:9:30~18:00
定休日:日曜





次は『天安』の

「きゃらぶき」

これはかなり美味いです(^^)
きゃらぶきの持ち味が充分表れてます。

「あさり」

しっかり煮込んだアサリはお茶漬け用に丁度いい。

「きざみ昆布」

これは普段食べるのにいいですね。

包装紙




『天安』本店
住所:東京都中央区佃1-3-14
営業時間:9:00~18:00
定休日:不明





そして『田中屋』

「椎茸昆布」

これはかなり美味しいです。
濃い目の醤油でご飯もすすみます(^^)

包装紙





『田中屋』

住所:東京都中央区佃1-3-13
営業時間:9:30~17:30  祝・10:00~17:00
定休日:日曜日



宝石のような鮨

2010-02-12 | 食べ歩き(麻布十番)
大人の鮨屋に行ってきました。
実に久しぶりです。
2年ぶりくらいに訪れたのにちゃんと覚えてくれてました(^^)

お通しがでたあとで、透明感たっぷりの生牡蠣です。
北海道からということでした。

一口食べて、おぉ厚岸の香りが・・・と思った私。
厚岸で牡蠣が採れるのかよくわかりませんが、そう思ってしまいました(笑)

これはおつまみ玉子焼き(^^)
毎日若旦那が焼いてます。美味いです。


びっくりしたのが、子持ち剣烏賊。
タレを塗り、さっと表面だけ焼いて、内側は生です。
今宵のお酒は久保田です。相性よかったです。


つぎは、鯖とキンメの刺身です。
鯖のほうは少ししめています。
塩と酢の漬け時間を教えてもらったりして和やかに時は過ぎていきました。


このお鮨屋さん、なかなか鮨が出てこないんです。(笑)
つまみがどんどん出てきます。
ようやくお鮨になりました。
写真最上部↑はコハダです。
酢の加減が丁度いい。
鯖にしてもそうなんですが、このお店は酢が美味しいです。
加減が私好みというのでしょうか・・・。

そしてこれは雲丹!
ちょっと写真がブレてますが、小粒のプチプチした雲丹でした。
これも北海道からということです。


写真はまだ倍くらいあるのですが、代表選手だけを載せておきます。
この季節の赤貝も食べたし最後に海苔巻きも食べました。
季節や産地を楽しみながら、私の理想とする魚がここではでてきます。
隅々に技術を感じながら満足の夜でした。


場所は麻布十番。ひっそりとした路地にたたずむ小さなお店です。
ホームページも持ってないし、住所や連絡先も検索で出てこない。
大人の隠れ家のようなお店でした。



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