今朝の新聞紙面で葉室さんの訃報に触れる。
電関人自身が、その精神の師とし仰いできた福岡出身の直木賞作家で享年66。
サラリーマン人生において、男子たるものかくあるべしと
座右の銘にしてきた、武士道の根底にある凛とした精神と切ない男女の物語には
氏の新作を読むたびに目頭を熱くした。
中でも、福岡の地名を織り交ぜながら一途で透き通った人間模様を綴った「千鳥舞う」が一番のお気に入り。
聖夜を迎える朝に悲しい悲しい知らせが舞い込んだものである。
そんな同郷の師に、わが実父を野辺送りしたときの山家の雪椿を添える。
合掌
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