今朝はこの冬1番の冷え込み。
しかも雪混じりの雨で、あわてて手袋を出しました。
こんな寒さに、ふと蒸気暖房のことを思い出しました。
今年から旧客に蒸気暖房が復活、あの柔らかい蒸気暖房で暖まりながら旧客に揺られたいものです。
そんな気持ちで、冬の餘部駅で撮った客車列車の写真をアップします。
手が悴む寒さの中、DD5144号機に牽かれ大阪行きの列車がスチームをたなびかせゆっくり入線。
数人が乗り降りする間、客車の床下から絶え間なく蒸気が上がり車内の温かさが伝わってくる。
鉄橋を渡る轟音と伴に列車はトンネルに消え、また冷たく静かな空気が駅に舞い戻る。
1978年12月29日 山陰本線餘部駅 DD5144牽引 大阪行各駅停車
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濡れた風景とモノクロのグラデーションがまた絶妙の取り合わせ。
餘部は、鉄橋も然ることながら、
この駅の風情も周囲の景観と相まって非常に
写欲をそそられるものがありましたょ。