幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

ごみ撤去費、大阪航空局に算定経験なし 森友学園問題 "歯がゆい質問”

2017-03-01 17:04:06 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK31324HK31UTFK001.html (朝日新聞)
 学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、国土交通省は1日の参院予算委員会で、土地の鑑定価格からの値引きの根拠となったごみの撤去費を約8億円と積算した同省大阪航空局について、「(過去に)ごみの撤去費を算定したことはない」と積算実績がなかったことを認めた。民進党の藤末健三氏の質問に、佐藤善信・本省航空局長が答えた。

 藤末氏は「常識的に専門家に委託するのではないか」と尋ねたが、佐藤航空局長は「小学校開校の予定時期が迫っている中、第三者に依頼をしていると、入札手続き等、時間を要することから(近畿)財務局から依頼があった」と説明。積算の知見の有無も問われたが、「大阪航空局の職員は公共事業の仕事を通して、国交省全体の知見を蓄積している」と述べた。

 一方、自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長は1日午前、都内で会談し、森友学園を巡る問題について、政府を中心に説明責任を果たすよう求める考えで一致した。自民の竹下亘国対委員長は「色々な問題が指摘をされ、役所なり学園側なりにしっかりと答えてもらいたい。我々も本当のところがよく分からない部分がある」と記者団に語った。(南彰)

感想
「小学校開校の予定時期が迫っている中、第三者に依頼をしていると、入札手続き等、時間を要することから(近畿)財務局から依頼があった」

・いつ依頼があり、いつ算定のデータが届き、いつ提出したのか。
・また、期限はいつだったのか?
・何故急ぐ必要があったのか?
・近畿財務局の誰から依頼があったのか?
・依頼があったら経験ないのに引き受けるのか?

こういう質問をして欲しかったです。

「ものぐさ精神分析」岸田秀著 ”唯幻論”

2017-03-01 08:51:18 | 本の紹介
かぐや姫コンプレックス
ある種の男は、女にセックスを求めたとき、すぐに応じてくれると、彼女を軽く見て、彼女とのセックスは価値の低いつまらないことになるが、彼女がかぐや姫のように無理難題をふっかけてきて、なかなか許してくれないと、彼女とのセックスはいやが上にも高い価値のこととなり、熱烈な憧れの対象となる。

唯幻論
 人類は本能が壊れて現実を見失い、幻想の世界に迷い込んでこの地球上で変なことばかりしている変な欠陥動物であるという前提に立っている。
 個人の人格構造は集団の社会構造と相似形を成している。

日高敏隆氏
「100万種とも200万種とも言われる地球上にいる動物の中で地球環境問題などという大問題を引き起こしてしまったのは人間という種一つだけ」

「どこかに集団ができると、その集団の主導権争いみたいなものが必ず起こる。どうやっても必ずそうなる。そういうことは絶えず起こる。個人対個人というのはいつもライバル関係にある。・・・それではどうしたらいいか。そういうことはわたしは考えない。ほかの動物だってそうだから、止めさせようがないはずである。・・・人間だって同じようなものあるが、それを知っているということの違いがある」

自分に嘘をつかない
 自己欺瞞は自分の精神的、身体的健康という純粋に利己的な観点からもきわめて有害である。自己欺瞞の最大の被害者は自分である。

自分に嘘をつかず、そのまま現実を生きていれば、現実とのかかわりのなかで自ずとやりたいことが湧いてくるし、自分の助けを必要としている人が自ずと眼についてくるし、自ずと生きがいは感じられてくる。
生きていることが虚しいのは現実を生きていないからである。

感想
統合失調症を個人だけでなく、社会に当てはめるということでユニークな、しかし、心理学会から評価されなかったとのこと。

自分は幻聴などに悩まされたが、フロイトを学ぶことでそれを克服することができたそうです。

日高先生とは意気投合したとのことで、日高先生の考え方も紹介されていました。

こういう見方もあるんだなと、とても興味深く読みました。


「森友学園」“ごみ埋め戻し”問題、“ごみ保管”の明示なし“違反” ”説明すればするほど墓穴を!”

2017-03-01 08:50:00 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170228-00000011-jnn-sociTBS系(JNN) 2/28(火)
 大阪の学校法人「森友学園」が、豊中市の小学校建設現場から出たごみを埋め戻したとされる問題で、市が現地調査した結果、ごみを保管していることを明示しておらず、廃棄物処理法の保管基準に違反していることがわかりました。

 この問題は、大阪の学校法人「森友学園」が小学校の建設用地として豊中市の国有地を評価額の7分の1以下で購入していたもので、民進党の国会議員が「建設現場から出たごみを埋め戻した」との建設業者の証言をもとに国会で追及しています。

 一方、森友学園は「掘り起こした土の一部をグラウンドの地下に仮置きしているだけだ」と、埋め戻しを否定しています。

 豊中市は27日、業者への聞き取りや現地調査を実施し、埋め戻しについては確認できなかったものの、ごみの保管を明示した掲示板がなく、廃棄物処理法の保管基準に違反しているとして、改善を指示したということです。

感想
仮置きしているなら、表示が必要。
もし、仮置きなら業者は表示するでしょう。
そのルールも知らない業者なら、とてもレベルの低い業者になります。

考えることは、
1)ごみを埋めた
2)暴露されたので言い訳を考えた
3)しかし、言い訳だったのでつじつまが合わない
ではないでしょうか?

関係機関が、事実を明確にして、違反があれば適切に処罰することだと思います。
それができないようだと、今後ともますます同じことが起きるのではないでしょうか。
それをしないような政治家は次の選挙で投票しないことが、私たちにできることなのだと思います。

それにしてもゴミ撤去費用として8億円の値引きをしていたのに、そのごみの撤去さえしていなかった。
それを適切な取引だったと答弁している政府。
おかしいのに、おかしいと言わない政府は大丈夫でしょうか?
それとも国民がおかしくなっているのでしょうか?

都港湾工事で入札漏洩か 積算ミスと近似値で落札  ”偶然はあり得ない”

2017-03-01 08:40:40 | 社会
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e9%83%bd%e6%b8%af%e6%b9%be%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%a7%e5%85%a5%e6%9c%ad%e6%bc%8f%e6%b4%a9%e3%81%8b-%e7%a9%8d%e7%ae%97%e3%83%9f%e3%82%b9%e3%81%a8%e8%bf%91%e4%bc%bc%e5%80%a4%e3%81%a7%e8%90%bd%e6%9c%ad/ar-AAnE53L?ocid=spartandhp#page=2産経新聞
 東京都が過去5年間に発注した島嶼(とうしょ)部の大型港湾工事で、事前に公表されていない入札の下限額を都が誤って計算していたにもかかわらず、一部の業者がこの下限額と極めて近い金額で入札、落札したケースが相次いでいることが28日、産経新聞の調べで分かった。中には同額で入札された事例もあった。一方、競合相手がいない入札では上限額に近い金額で落札しており、専門家や業界関係者から入札情報の事前漏洩(ろうえい)を疑う声が出ている。発注者側から業者に入札情報が漏洩していた場合、官製談合防止法などに抵触する恐れがある。
 入札下限額である最低制限価格と近似値の入札があったのは、主に都港湾局が発注した伊豆大島(大島町)と利島(利島村)の大型港湾工事。
 海洋土木工事会社(マリコン)大手の「五洋建設」(文京区)と地元協力会社の「山田建設」(大島町)が平成24〜28年度、最低制限価格との差額1万円未満で入札した工事が9件あり、うち8件で落札していた。山田建設が最低制限価格をわずか1円上回る額で落札する工事もあった。
 都は産経新聞の指摘に対し、うち4件で明らかな積算ミスがあったと認めた。建設発生土の処分費の消費税を誤って算定した3億円規模の工事で、五洋建設と山田建設の共同企業体(JV)は最低制限価格を8795円上回る金額で落札。本来は往復分必要な資材の海上運搬費が片道分(約48万円)しか算定されていなかった工事で、山田建設は最低制限価格を300円上回る金額で落札していた。
 都港湾局は情報漏洩の可能性について、「積算のミスはあったが今回は偶然の産物。疑惑を持たれる入札結果がたまたま出たのではないか」としている。
 五洋建設は「公表されている積算資料を基に事前公表の予定価格と合わせ推計することができる」と回答。都港湾局出身の社員が複数在籍しているが、「都OB職員による事前の情報取得を行った事実は一切ない」とした。山田建設も「事前の入札情報などの提供はなく、働きかけもしていない」としている。
競合では下限、競合なしでは上限に近似
 五洋建設や協力会社が落札した大型工事では、競合相手の有無によって落札率に10ポイント前後もの大差が生じていた。入札前に参加業者や数が公表されることはない。業界関係者は最低制限価格だけでなく、入札参加業者の情報も東京都から漏洩していた疑いが強いと指摘している。
 過去5年間、五洋建設や山田建設などが共同企業体(JV)を組んで落札した31件(入札は32件)の大型港湾工事のうち、競合相手がいない「1者応札」となったのは25件あったが、その平均落札率は96・9%に達していた。特に平成28年度は98・5%という高い数字となっていた。
 全国市民オンブズマン連絡会議によると、落札率が95%以上の入札は談合の疑いが極めて強いとされる。
 これに対し、競合相手がいた6件の工事の平均落札率は88・2%だった。最も低かったのは24年度の86・0%で、1者応札で最も高かった落札率とは12・5ポイントもの大差がついていた。さらに、これらの工事では最低制限価格との差が1万円未満だった。
 結果的に、競合相手がいなければ上限額の予定価格ぎりぎりを狙い、競合相手がいれば最低制限価格のすれすれを狙って落札するという形となっている。
 複数の業界関係者は「発注者側から入札参加業者の情報が漏れていない限り、あり得ない」と話している。

感想
偶然は確率的に考えてあり得ないことです。
これを「たまたま」と言っている都港湾局の責任者も怪しいと思われても仕方がありません。正常な判断基準を持っているとこれはおかしいと思って調べるのですが。
考えられることは、
1)情報が洩れていることを知っていたから大きな問題にしてほしくない。
2)問題にされると、責任を取らされるので調べたくない。
3)都OB職員の就職の場になっているので、それを維持したい。
のどれか、あるいは全てではないでしょうか?

なかなかなくならないものです。